政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長(73)が新型コロナに感染したことが12日、分かった。
尾身氏が理事長を務める公益財団法人「結核予防会」が発表した。症状は喉の違和感のみとしている。
結核予防会などによると、10日夕方から軽度の倦怠(けんたい)感があり、12日にPCR検査で陽性と判明した。
ワクチンは5回、接種を受けていた。9日に開かれた分科会や記者会見に参加していたが、濃厚接触者はいないとしている。(共同)