中国、新型コロナの感染症分類を1月にも引き下げへ=関係筋

[香港 5日 ロイター] -関係筋によると、新型コロナの感染症分類を来年1月にも引き下げる可能性がある。

中国の感染症の分類は、重篤度の高い順に甲類、乙類、丙類とあり、甲類はペストやコレラが含まれる。
新型コロナ感染症は2020年1月から重症急性呼吸器症候群(SARS)、エイズウイルス(HIV)と同じく
乙類に指定されているが、甲類並みの対応が必要とされている。

国内の感染者の95%以上は無症状か軽症で、致死率も非常に低い。
第一財経の4日の報道によると、匿名の感染症専門家は、このような状況下で甲類並みの対応を維持するのは科学的ではないと指摘。

必要とされる対応も含め乙類に下げる、あるいはインフルエンザや
おたふくかぜなどが含まれる丙類に格下げされる可能性もあるとの見方を示した。