来日中のフランスの俳優、ジャン・レノさん(74)が6日、妻で女優のゾフィア・ボルッカさん(50)と茨城県笠間市を訪れた。
笠間日動美術館では、ピカソやルノアールをはじめ巨匠の作品を鑑賞し、彫刻が並ぶ庭園を散策するなどプライベートを満喫した。
ジャン・レノさんは、リュック・ベッソン監督の「グラン・ブルー」や「レオン」などに出演。親日家としても知られる。SDGs(持続可能な開発目標)のイベント(東京)に出席するため、2日に来日し、1週間の滞在を予定している。
同美術館への訪問は、副館長の長谷川智恵子さん(78)と親交のあるフランス企業日本法人の関係者が、急きょ長谷川さんにアテンドを要請し実現した。
この日、長身のジャン・レノさんは紺のブルゾン姿で、ゾフィア・ボルッカさんは黒のロングコートを身に着けて来館。長谷川さんの丁寧な解説で海外や日本の巨匠の作品を鑑賞した。
記者との懇談では「アートだけでなく、竹林や滝がある周囲の自然環境が素晴らしい」「笠間は日本の田舎のイメージとマッチし、ロマンチックな雰囲気」と気さくに答えていた。
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