大阪府警は30日、10代の少女に裸の写真を撮影させ、スマートフォンに送らせたとして、西成署地域課の木戸崇文巡査部長(38)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とした。巡査部長は同日付で依願退職した。
府警によると、被害者は愛知県内に住む当時中学生だった少女。巡査部長は9月、児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで和歌山県警に逮捕された。
巡査部長は府警の調べに「同様の行為を他に1回した。これまでに20~30人と援助交際をし、中には児童もいた」と話したという。
ただ、府警はこれらについては事実を特定できなかったとして立件を見送った。(共同)