読売
「みんなのたまご倶楽部」と称するネズミ講を運営したとして、警視庁は30日、投資関連会社「G―PEX」(東京都港区)の社長(58)(港区海岸)を無限連鎖講防止法違反容疑で逮捕した。
警視庁は同社が昨年10月以降、全国の約1万人から計約3億円を集めたとみている。
捜査関係者によると、社長らは「みんなのたまご倶楽部」と称するネズミ講を展開し、昨年10月頃、会員数人から卵の購入費名目で計約30万円を集めた疑いが持たれている。
同事業は、入会金1万円を支払い、卵90個を1万3900円で購入すると、毎月2万5000円の配当が得られる仕組み。
新規会員を1人紹介すると月24万円、5人紹介すると月160万円の追加配当を支払うと説明していた。
社長らは各地で開いたセミナーなどで、同事業が大手商社や大手鶏卵会社と提携していると宣伝。
母子家庭や新型コロナ禍で収入が減った家庭を支援する「コロナ促進対策雇用創出事業」を手掛けているとうたい、出資を募っていたという。

TBS
「安定した収入を得ることができる」などと言い、高齢者から金を集め、「みんなのたまご倶楽部」と称する「ねずみ講」を運営したとして、健康食品などを販売する会社の社長の男が警視庁に逮捕されました。
無限連鎖講防止法違反の疑いで逮捕されたのは、東京・港区の健康食品などを販売する「G-PEX」の社長・峯岸正治容疑者(58)です。
峯岸容疑者は「みんなのたまご倶楽部」と称する「ねずみ講」を運営し、去年10月からおよそ8か月間、都内の男性ら複数人から30万円を集めた疑いがもたれています。
捜査関係者によりますと、「みんなのたまご倶楽部」は栄養価が高いとうたう「たまご」90個を購入させていましたが、実際には大半の会員には購入した「たまご」が届かず、そのうえ、支払いを下回る配当しか受け取れない事態が多発していました。
警視庁は峯岸容疑者がおよそ1万人から数億円を集めていたとみて、被害の実態解明を進めています。
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