パワハラなどの行為が繰り返されていた愛媛県今治市の消防署で、市の調査が行われた際、署長が部下に口止めともとれる発言をしていたことが分かりました。
今治市の消防では、部下への暴力や暴言に加え、仮眠時間に筋トレをさせたり救急用のチューブを鼻から差し込んだりしていたとして、中央消防署の消防士ら2人が停職などの懲戒処分を受けました。
関係者によりますと、この問題について個別の聞き取り調査が行われた際、署長が部下に口止めともとれる発言をしていたということです。
(関係者)
「『人をうるやつはわしは許さん』と、影響はその言葉に対してあったと思います」
また、懲戒処分を受けた消防士2人も、聞き取り調査を受ける部下に圧力をかけていたということです。
(現役の消防士)
「『わしのことを言うなよ』ということを『わかっとるの』という言葉で言っていた、聞き取り調査の前に」
これらの発言について現場の消防士から市の消防や人事課にも情報が寄せられているということです。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/215309