ロシア国防省は25日、日本海に展開した最新鋭のディーゼル電気潜水艦から、核弾頭搭載可能な巡航ミサイルの発射演習を行ったと発表しました。
ロシア国防省によりますと、ウラジオストクから出航したディーゼル電気潜水艦「マガダン」が、日本海から海上と沿岸の標的に向けて核弾頭も搭載可能な巡航ミサイル「カリブル」2発を発射したということです。
発射位置については明らかにしていません。
日本の防衛省は「令和4年版防衛白書」で、「カリブルを搭載可能な軍艦や潜水艦の極東への配備が進められており、日本周辺の安全保障環境にも大きな影響を与えうる」としていました。
ディーゼル電気潜水艦のロシア太平洋艦隊への配備は3隻目で、2019年以降、潜水艦から「カリブル」の発射演習が行われています。
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