「法務大臣は死刑のハンコを押したときだけニュースになる地味な役職だ」などと発言したことで批判が殺到し、11月11日に事実上の更迭となった葉梨康弘前法務相。
すったもんだの末の更迭劇は話題を呼んだが、その裏で、政治記者や国会ウォッチャーの間で密かに注目を集めていたのが、法務省のある女性官僚の存在だ。
「法務官僚の中村明日香氏です。青森や宇都宮などで検事を務めた後、今年8月に法務省大臣官房秘書課付に配属されたバリバリのエリートです」(全国紙政治担当記者)
法務委員会などで葉梨前法相は野党から厳しい追及を受けたが、そのとき、後ろからテキパキと葉梨議員をサポートしていたのが中村氏だった。
「山のような資料をにらみながら、的確に葉梨議員をサポートする姿が印象的でした。その凛々しいルックスから、政治記者の間では彼女を『霞が関の北川景子』と呼ぶ人もいます」(同前)
葉梨前法相の更迭に伴い、秘書課の官僚が交代になることも想定されたが、元農林水産大臣の斎藤健衆議院議員が後任として法相になった後も中村氏は同じ職務に就いているという。
大臣が誰になろうと、それをサポートするのが官僚の職務。彼女の奮闘に期待したい。
https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/c_scale,dpr_2,f_auto,t_article_image,w_664/wpmedia/2022/11/KIN_0006.jpg
https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/c_scale,dpr_2,f_auto,t_article_image,w_664/wpmedia/2022/11/KIN_0863.jpg
https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/c_scale,dpr_2,f_auto,t_article_image,w_664/wpmedia/2022/11/KIN_0355.jpg