サッカーのカタールW杯が開催されているドーハ。最大の市場のスーク・アキーフの中にタカ(鷹)を扱う店が集まるファルコンスークと呼ばれる一角がある。
にぎやかな市場のなかでは比較的静かなエリアで客は白い民族衣装のカタール人がちらほら。
優しそうな店員さんがいるお店に「写真撮っていい?」と声をかけると快諾してくれた。
タカやハヤブサを飼うことはカタール人の上流階級にとってステータスで、狩りやレースを楽しむという。
この日もどこぞのお坊ちゃまらしき若者が物色していた。
顔にかわいいお面が着けられている。動く者をみると襲いかかる習性のため傷つけないようにするためだ。
訪問時にいたタカはだいたい日本円で20万円くらい。大きさや種類で値も変わるそうだ。何百万にもなるタカもいるそうだ。
自分には縁がないなと思いながら、中東の優雅な文化に少し触れた気がした。(デイリースポーツ・金田祐二)
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