https://news.yahoo.co.jp/articles/2189dbfd54a0544bd84b163e44c50339eee53dfe

「ABK48をきっかけに『会いに行けるアイドル』が流行りました。当初は秋葉原で会えることがウリでしたよね。男女問わず、クラスで1、2番にかわいい、かっこいい子と近い距離で交流できるビジネスモデルが成り立ち、地下アイドルやライバーなどブームが広がりました。ネットニュースでも、オタクと結婚した地下アイドルが話題になったり。もっとも、ほとんどのファンは彼氏や彼女がいることも分かってはいる。けれど、『もしかしたら?』と"妄想"できる距離感を演出してくれる部分も込みでファンになって推し活しています。実際、ジャニーズは『恋愛禁止』をうたっていません。本気でジャニーズのアイドルと恋愛、結婚できると考えるファンはごく稀でしょう。それでも、熱愛報道が出れば炎上するし、ファンは女性の影の"匂わせ"を許しません。しかし、『会いに行けるアイドル』は本気で恋するファンが現れるのも想定できるビジネスモデル。コンプライアンスや個人の生き方を尊重……はもっともですが、アイドル側がそれを求め始める時代ならば、ビジネスモデルとしては終わりの始まりでしょう」(アイドル誌ライター)

 今回の騒動を機に、やはりアイドルとファンには「距離」が必要という声もある。

《ビジネスモデルが会いに行けるアイドルだから恋愛うんぬんというよりビジネスモデルを見直すべきではw》《会えるアイドルというコンセプトが終わりつつある気がする。 当初は斬新で人気も高かったが、握手会のために何枚もCDを買わせるのはやはり邪道だ。 メンバーの負担も大きく事件も...》

 AKB48グループをめぐっては新潟の「NGT48」メンバーが自宅マンションでファンから暴行被害に遭う事件も起きている。時代の転換期なのかもしれない。