東京・渋谷のスクランブル交差点で14日夜、突然、男性が約50発の花火を発射しました。
一歩間違えば、人に大ケガをさせかねなかった危険な行動。男性は「目立ちたかった」と話していたということです。

14日午後10時ごろ、1人の男性が渋谷のスクランブル交差点に入ってきました。周囲には多くの人もいましたが、その手元からは、何やら火花が出ていました。
そして、突然、花火が打ち上がりました。男性が手に持っていたのは、打ち上げ花火でした。それも1発や2発ではなく、次々と打ち上げました。

破裂音が響き続けるスクランブル交差点。現場に居合わせた人が、その様子を撮影していました。

撮影者
「(歩行者用の)信号が赤で、若者が何人か集まって、ふざけて打ち上げ花火やろうぜという感じではなくて、1人で打ち上げ花火をやっていて、ふざけているっていうわけでもないし、危ない人だなと思いました」

歩行者用の信号が赤だったにもかかわらず、男性は横断歩道にとどまり、花火を打ち続けていたといいます。

さらに、花火は人の集まっていた歩道にも飛んで来たのです。花火が顔のすぐ横を通過した人もいました。警視庁によると、ケガ人は出ていないということですが…

撮影者
「ちょっと怖く感じました。当たってる人はいなかったんですけど、結構ぎりぎりで避けている人はいました。1発だけだったので、意図的だったのかはわからないですね」

映像では、花火が横に飛んだ瞬間、男性は「すいません!」と叫んでいるようでした。

一歩間違えば、人に大ケガをさせかねなかった危険な行動。男性はこれだけでは終わりませんでした。
交差点内で約50発の花火を打ち上げ、次に手に取ったのは拡声器のような物でした。そして、大声で何やら叫び始めたのです。車が通過してもおかまいなし。
女性警察官が駆けつけますが、それでも叫び続けました。映像からは、何を叫んでいるのかは聞き取れませんでした。
https://news.livedoor.com/article/detail/23205533/