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2022年11月13日

新ジェームズ・ボンドをめぐる欧米メディアの憶測が飛び交う中、有力候補とされる英俳優トム・ハーディ(45)が、ここにきてダニエル・クレイグ(54)の後任として準備を進めているとの最新情報が浮上した。

コロナ禍により公開延期が繰り返され、昨年秋、ようやく封切られた「007」シリーズ最新作「ノー・タイム・トゥ・ダイ」を最後にクレイグがボンド役を降板したことはすでに周知の通り。後任にハーディが抜擢されるとの報道について、これまで本人は沈黙を続けている。

ハーディは、レオナルド・ディカプリオと渡辺謙が共演した2010年の「インセプション」で〝第三階層の夢の主〟イームス役で国際的に知名度を得た。翌年の英アカデミー賞ではライジング・スター賞を受賞。「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(15年)で主役マックスを演じた。

新ボンド役にハーディを推すファンは多く、「ボンド役に内定している」とのウワサについて米ニュースサイト「デイリー・ビースト」はハーディに直撃取材。だが本人は、「俳優の仲間内ではジンクスがあって、配役の話をしたらその役はもらえなくなるんだ」と説明。その上で、「悪いけど、(ボンド役について)何もコメントできない」と申し訳なさに語った。

ハーディの他にも新ボンド役には多くのライバルの名前が挙がっている。英ブックメーカー「ラッドブロークス」のオッズによると、ハーディが抜擢されるオッズは8・5倍。現在1番人気は米動画配信大手ネットフリックスの人気ドラマ「ブリジャートン家」で一躍ブレークした英俳優レジ・ジーン・ペイジ(34)で4倍。

他にも映画「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」(16年)でスーパーマン役の英俳優ヘンリー・カヴィル(39)が4・5倍。実写版「美女と野獣」(17年)でガストン役のルーク・エヴァンス(43)が10倍となっている。

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