学校のマスク着用 ”感染者数抑制などに効果“ 米研究グループ

新型コロナ対策として行われてきたマスクの着用について、着用義務が解除されたアメリカの学校で、
子どもや教職員での感染が大きく増えたとする研究結果をハーバード大学のグループがまとめました。
マスクの着用には感染者数を抑え、子どもたちの欠席日数を減らす効果があるとしています。

研究グループは統計的に分析すると、着用義務の解除によって感染者数が1000人当たり44.9人、
合わせて1万1900人余り増えたと推定していて、これは感染した子どもや教職員のおよそ3割に上るとしています。

研究グループはマスクの着用で子どもたちの学習や発達が妨げられる明確な証拠はなく、感染者数を抑え欠席日数を減らす効果があり、
感染拡大の際には有効な手段だとしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221111/k10013887481000.html