米中間選挙と同じ8日に投票が行われたルイジアナ州ボガルーサ(人口1万1000人)の市長選挙で、23歳の新人候補が2期目を迎えていた現職の市長を破って当選。地元テレビ局が伝え、AP通信もその一報を配信した。
当選したのはワシントン大学(ワシントン州)で政治学を専攻していた黒人で民主党員のタイリン・トラング候補(23)で、投票では56%に相当する1736票を獲得。
現職の女性市長で無党派のウェンディー・オークインペレット氏(47)は19%の605票で3位となって落選した。
来年から市長となるトラング氏は「自分のためではなくより良いボガルーサにするために立候補しました。これはチームとしての努力が結実したものです」と勝利宣言。
ボガルーサでは今年になって殺人事件が7件、発砲事件が60件発生しており、治安悪化でオークインベレット市長への不満が市民に間で積み重なっていた。