宮内庁は10日、天皇陛下が6日に受けられた前立腺のMRI検査で、前立腺の肥大が認められたと発表した。
特に懸念される所見はないが、念のため、今月中に組織検査を受ける。
陛下の体調を巡り、宮内庁は10月、前立腺がんなどの腫瘍マーカーである「前立腺特異抗原」(PSA)の数値から「やや懸念される傾向が見られる」と発表していた。
陛下は今月6日、東大病院(東京都文京区)で日帰りのMRI検査を受けた。(共同)