米国の数字選択式宝くじの「パワーボール」の最高賞金が、史上最高額となる19億ドル(約2793億円)に跳ね上がっている。
「パワーボール」は1から69までの数字から5つ、「パワーボール」と呼ばれる1から26までの数字の中から1つを選び、6つがすべて当たれば「ジャックポット」という大当たり。
しかしAP通信によれはその確率は2億9220万分の1で、8月6日以降、3カ月間も当選者が出ておらず、賞金が積み重なって過去最高額に達する結果となった。
抽選は毎週月曜日、水曜日と土曜日に行われているが、10億ドル以上の賞金となったのはこれが5回目。
これまでの最高額は3人が「ジャックポット」を当てた2016年の15億8600万ドルで、くじはアラバマ、アラスカ、ハワイ、ネバダ、ユタを除く45州と、ワシントンDC、プエルトリコ、米領バージン諸島で販売されている。
なお賞金は29年間におよぶ分割ならば全額、キャッシュによる一括払いであれば現時点で3億3570万ドル(約497億円)を手にすることができる。