職場の現金が保管されていた袋に偽の1万円札を本物のように装って入れたとして、佐賀県警鳥栖警察署は5日、美容師の女(36)を偽造通貨行使容疑で逮捕しました。
鳥栖警察署によりますと、鳥栖市の美容師甲斐美和子容疑者は10月3~10日、勤務する鳥栖市の美容室で、偽造された1万円札5枚を現金が入った袋に本物のように装って入れた疑いが持たれています。
美容室の責任者が10月10日、偽札が混ざっていることに気付いて警察に通報。
鳥栖警察署が捜査を進めていたところ、今月5日午前、美容室から「店で管理しているお金がなくなっている」などと再び通報がありました。
警察が甲斐容疑者に事情を聞いたところ、金を盗んだことや偽造された1万円札を袋に入れたことを認めたということです。
警察は、甲斐容疑者が袋から現金を盗み、発覚を免れるために偽札を入れた疑いがあるとみて調べるとともに、なぜ偽札を持っていたのかも調べる方針です。
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