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2022/10/29(土) 10:23:45.070F15は老朽化が進んでおり、より新しい戦闘機による巡回配備に切り替える。「嘉手納での安定したプレゼンスを維持する」としたが、長期的な計画は未定だとした。
台湾有事や沖縄県・尖閣諸島を巡る不測の事態が危ぶまれる中、中国に対する抑止力の低下を懸念する声が専門家から出ている。
空軍は「インド太平洋地域での戦闘能力の近代化は最優先事項だ」とし、抑止力維持を図る姿勢を強調した。声明は、空軍が配備から30年以上経過した「第4世代」と呼ばれるF15の退役を進めていると説明。
嘉手納での役割を埋めるのは「より新しく高度な第4世代と第5世代の航空機」としたが、具体的な機種には言及しなかった。
国防総省当局者によると、嘉手納基地で退役させるのは2個飛行隊の計約50機。当初はアラスカ州の基地から第5世代のF22戦闘機を半年程度ずつのローテーション方式で派遣することを検討している。
英紙フィナンシャル・タイムズは専門家らの話として、切れ目のない巡回配備ができるかどうかは不透明だとの懸念や、
嘉手納基地が中国のミサイル攻撃にさらされる可能性を考慮するとローテーション方式には利点もあるとの見方を紹介した。（共同）
