ふんどし姿の男たちが激しくぶつかり合う愛知県稲沢市の奇祭「国府宮(こうのみや)はだか祭」のもみ合いが来年2月3日、3年ぶりに復活することが28日、分かった。
新型コロナウイルス禍で中止が続いていたが、感染対策を徹底しての実施が決まった。
国府宮神社によると、参加する「裸男(はだかおとこ)」に禁酒やマスク着用、コロナワクチンの3回接種を求める。人数制限はしない方針。
今後、感染が急拡大した場合はもみ合いの中止を検討する。
もみ合いが実施されれば2020年2月以来となる。例年は数千人が参加していた。
約1200年前から続く伝統行事で、くじで選ばれた「神男(しんおとこ)」に触ると厄が落ちるとされる。
21、22年は神男らが参道を行列して厄よけを祈願していた。(共同)
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