自民党の萩生田光一政調会長は17日の衆院予算委員会で、小学校の専科教員を増やすべきだと訴えた際に「運動神経の悪い先生に教わる体育ほどつまらないものはない」と持論を展開した。
「誤解を恐れずに言う」とした上で「アルコールランプに火を付けられない先生が行う理科の実験の下で、ノーベル賞学者は出てこない」とも語った。
萩生田氏は党文教族で文部科学相経験者。質問を受けた永岡桂子文科相は「小学校高学年での教科担任制の推進が必要だと認識している」と述べ、教職員定数の改善に全力を尽くすと強調した。(共同)