しかし本当に問題視すべきなのは「日本製は意識的に避ける」と答えた若者が10年前の倍になっているということです。
しかもその理由も「デザインに不満」から「性能に対する不信感」へと変わってきています。

日本の政治家やお役所は、日本製品は性能は良いのにデザインや売り方がよくないから中国や韓国に勝てないと思っている節がありますが、全く違うのです。

もはや日本製は性能を信頼されていないのです。

ですので私は政財界が叫ぶ「ハードからソフトへ」という言葉に大きな危機感を持っています。
ソフトの前にハードです。ハード面では日本の半導体はもうアメリカどころか中国や韓国に勝てないところまできています。
まず正しく現状を認識すべきなのです。

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/65575