29日午後、長崎県沖で海洋調査中の海上保安庁の測量船が韓国海洋警察庁の船から中止要求を受けたということです。日本政府が外交ルートを通じて抗議しています。
長崎県の男女群島沖の北西約110キロの日本の排他的水域内では、海上保安庁の測量船「平洋」が海洋調査をしています。
海保によりますと、29日午後3時すぎ、平洋に対して韓国海洋警察庁の船から「韓国海域での調査は違法であり、直ちに退去せよ」といった要求をされたということです。
海保は、これに対して「日本の排他的水域内での正当な活動である」と主張し、調査を継続していて、外務省が韓国に対して抗議しています。
この海域では2021年にも同様の事案があり、日本側が韓国に対して抗議していました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/258224cc952273f7e15c56af245c5fc0f199718c