およそ4年半にわたり、留置者用に用意した弁当の予備を許可なく食べ続けたなどとして県警は25日、50歳の男性警部補を6か月の減給処分にしました。
男性警部補は「廃棄する予備食がもったいなかった」と話しているということです。
減給処分を受けたのは、県警総務部・留置管理課の50歳の男性警部補です。県警によりますと、男性警部補は2017年11月からおよそ4年半にわたり勤務していた浦和西警察署の第一留置施設で、留置者用に用意した弁当の予備を許可なく日常的に食べ続けていました。
弁当は1つおよそ300円で、留置者の人数分に予備として1食を追加し、余れば廃棄することになっています。男性警部補は「廃棄する予備食がもったいなかった」と話していて、食べた弁当の数は数百食にのぼるとみられています。
また30代の男性巡査に対して、巡査の妻が作った弁当を「ゴミみたいだな」と言うなど、パワハラ行為もしていました。
男性警部補は「組織に迷惑をかけた」として、25日付けで依願退職しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ed3f729cd13822e84947b29c2b7da30da2cac8d