米大リーグで大谷翔平が所属するエンゼルスは23日、球団売却などを検討する手続きを開始したと発表した。
ウォルト・ディズニー社に代わって2003年に大リーグで初めてメキシコ系米国人で筆頭オーナーになったモレノ氏は「難しい決断だったが、今がその時という結論に達した」とコメントした。
エンゼルスは14年を最後にプレーオフから遠ざかり、今季もア・リーグ西地区で4位と低迷。今月上旬のトレード期限直前に主力を放出し、再建へとかじを切った。
投打の「二刀流」で活躍し、トレードの可能性に関心が高まっていた大谷については、モレノ氏が手放したくなかったと米メディアで報じられていた。(共同)