米サンフランシスコ在住の40代男性が、乳幼児の息子の性器に腫れがあり痛がっていることに気づき、診察のためAndroidスマートフォンで患部を撮影。2021年のコロナ下であったことから遠隔診療で相談したところ写真を送るよう指示され、妻が iPhoneで医療機関に送信。

処方された抗生剤で症状は治ったものの、撮影から二日後に男性のGoogleアカウントが利用できなくなり、「有害なコンテンツ」「違法行為の疑いがある、Googleポリシーの重大な違反」を理由に告げられる。

男性はエンジニアとして通報をもとに動画を取り下げるシステムに関わった経験から、こうしたシステムには誤検出がつきもので、プロセスの途中には必ず人力のチェックがあると考え、Googleアカウントの停止も誤解が解けるだろうとフォームから申し立てをしたが、Googleからの対応はなく、結局はアクセスできないまま永久消去された。

https://www.techno-edge.net/article/2022/08/22/198.html