13日にはカヌー(スプリント)のテスト大会で人工雪を降らし、15日のマラソンの大会では氷入りの水風呂を用意するという“奇策”が浮上。
マラソンコースの路面温度を下げるため整備を進めている遮熱性舗装については「効果がない」との研究結果も出た。
果たして「猛暑の大会」を乗り切れるのか。

「耐えられない」。ボート競技のテスト大会が行われた「海の森水上競技場」(東京都臨海部)で8月初旬、観客が不満の声を上げた。
競技場には日差しを遮る木々などがなく、費用削減のため競技場の屋根を半分にした経緯がある。
ミストシャワー(噴霧器)が用意され、観客に冷却剤も配布されたが、「あまり効かない。直射日光が強すぎる」とつぶやく男性も。



会談に先立ち、小池氏は、IOCが、東京から札幌に開催地を変更すると発表したことを、「がっかりした」と述べ、不快感を表明。
「私も都民も大変驚いた。突然の変更を聞かされ、唐突感が否めない」と述べ、
「都知事として、東京でマラソン、競歩を行っていく気持ちに変わりはない」と述べ、あらためて東京での開催を求めた。

もし会場が変更されるような事態になれば、「都は(経費の)負担はできない」と、あらためて明言した。