振り幅


ハロー!プロジェクトに夢中になっている男たちの物語、<あの頃>>を観てきました👀

主演は松坂桃李さん

松坂さんは、<蜜蜂と遠雷>><娼年>><孤狼の血>><新聞記者>>、そして今回の松浦亜弥さん推しの青年と、役の振り幅が大きいですね😆

アイドルに夢中になっている男たちの間に生まれる連帯感

思いを共有できる仲間と楽しい日々を過ごしながらも、人生に物足りなさを感じている主人公

そのあたりの心情はよくわかりますが、残念なことに途中のエピソードが弱いので仲間意識やアイドルに対する熱量が伝わってこないんですよね

そこがきちんと描かれていないために、起承転結の転から結の部分に感情移入ができません

実話がベースになっていたとしても映画にするための工夫は必要ですからね

松坂さんの芝居でなんとかもたせた感じかなぁ

この作品が面白いと思える方は主人公たちと共通の体験をもち、その時の自分を重ね合わせながら、さらに感情に下駄をはかせて観ている人だと思います😄

先日、ザ・ノンフィクションという番組で最年長のストリッパーを追いかけているおじさんたちを取り上げてましたけど

責任ある立場で日々の仕事は真面目にやりながら、アイドルに夢中になっているおじさんたちを描いたほうが映画としては面白くなるかもしれませんね😁
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