アメリカのロックシーンの新風として注目されているのがササミ。韓国系アメリカ人でありながら母は在日コリアンで、さらに家族は統一教会(現世界平和統一家庭連合)の信者という複雑な環境で育ってきた。
そんな彼女が2022年2月に発表したアルバム『Squeeze』は、なんと日本の妖怪「濡女」からインスピレーションを受けているのだという。
「今回のアルバム制作にあたり、在日コリアンや日本のカルチャー、そして集中的に日本語も学びました」と『NPR』のインタビューで答えているササミ。
そのなかで、頭は女性、体は蛇という「濡女」が、美と暴力性両方を併せ持つ今回のアルバムに通ずるものがあると感じたのだそう。
アジアのバックグラウンドを持つ彼女だからこそ生み出せる、独特のロックサウンドは一聴の価値あり。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f5f1818bef2f674b7b062d8a60ccaee4da084dd?page=2