ダイハツ工業は8月12日、「D-SPORT&DAIHATSU Challenge Cup 2022」を富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)で開催。会場で「コペン GR SPORT ラリージャパン参戦車両」が初公開された。
この車両は、ダイハツの「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」の一環として、ラリーという高負荷での使用に加え、短期スパンでの改良活動などにより、車両全体を見ることのできる人材育成につなげるほか、
SPKのD-SPORT Racing Rally Teamとともに、モータースポーツ起点のアフターパーツを素早く市販化する活動も行なわれている。
さらに、ニフコやAGCなど新しい協力会社も加えてワンチームで参戦することで、新たな技術トライや人材育成の場として開発を活用しているとのこと。
今回展示された車両は、ラリージャパン参戦用として「CAR BEAUTY PRO」の赤と黒のカラーリングが施されているほか、AGCの熱線/防曇ガラスや、Nifcoのカーボンアンダーカバー、D-SPORTの対向6ポットブレーキキャリパー&フローティングローターを装着。
このほかにも、安全燃料タンクや自動消火器、ラリージャパン用ロールケージなど、ラリージャパン向けの改造が施される予定。
まだコペンに取り付けたことのない安全燃料タンクを取り付けるなど、初めてのことにチャレンジしながら、手探りで開発していくとした。
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