名古屋市内で風俗店2店を無許可で営み、さらに18歳未満の少年に接待させたとして、愛知県警は25日までに、風営法違反(無許可営業、年少者使用)の疑いで同市中区新栄の会社役員、伴拓磨容疑者(35)ら男2人を再逮捕した。
県警によると、店はホストクラブに似た形態で男性従業員が女性客を接待。中学生や高校生も多く出入りし、1日に50万円近くを使った客もいたという。
伴容疑者は「接待を指示していないが、接待が行われていても不思議ではない」などと供述している。
再逮捕容疑は6月、風俗営業の許可を受けないまま2店舗を営業したほか、同13日夜にはうち1店舗で18歳未満の男性従業員に客と談笑するなどの接待をさせたとしている。
伴容疑者らは無許可で別の風俗店を営業したとして、風営法違反の疑いで今月2日に逮捕された。名古屋地検は同23日、最初の逮捕容疑について処分保留とした。