立憲民主党の馬淵澄夫国対委員長は19日の党会合で、細田博之衆院議長が週刊文春に女性記者へのセクハラ発言を報じられたとして「国権の最高機関の長という立場以前に、大きな資質を欠いている」と批判した。
立民などは細田氏自身の説明が必要だとしている。与野党は、20日の衆院議院運営委員会理事会でこの件を協議する。
今週発売の週刊文春によると、細田氏は女性記者に「今から家に来ないか」と深夜に電話するなどした。
細田氏はこれまでに「議員を多少増やしても罰は当たらない」といった発言を繰り返し、野党が反発している。
これに関連し、立民の階猛氏は19日の衆院本会議の侮辱罪を巡る討論で細田氏に言及した。
自民党は階氏の発言を問題視しており、議運委理事会で取り上げる見通しだ。(共同)