星野リゾート(長野県軽井沢町)は19日、大阪市浪速区に22日に開業するホテル「OMO7(おもせぶん)大阪 by 星野リゾート」を報道陣に公開した。
JR新今宮駅北側に位置し、日雇い労働者の街として知られる「あいりん地区」に隣接する。
星野佳路代表は「大阪のディープな文化や大阪らしさを表現しており、ここに泊まる意味は大きい」としている。
「OMO」は星野リゾートが手がける都市型ホテルのブランドで、北海道や京都府、沖縄県などで展開。大阪では初となる。地上14階建てのホテル前には広大な芝生広場があり、大浴場が併設されている。
全436室で、ツインルームは2食付き1泊6万1千円から。宿泊客には通天閣周辺の繁華街・新世界などの無料観光ツアーも用意した。
旅行需要の回復について星野代表は「インバウンド(訪日客)は2025年大阪・関西万博に向けて戻していく」と述べ、まずは日本人による国内観光の回復が重要だと指摘。
特に関西は「新型コロナウイルス禍後の観光産業で重要な拠点になる」と話した。(共同)
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