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北朝鮮メディアは14日、首都・平壌の普通江のほとりに建設された住宅街の竣工(しゅんこう)式が13日に開かれ、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記がテープカットをしたと報じた。
「国の発展に尽くした功労者」のため金正恩氏が自ら設計した最高級の「豪華住宅」だと伝えている。
朝鮮中央テレビで金正恩氏の動静報道を担当する看板アナウンサー、リ・チュンヒ氏らに提供されるといい、金正恩氏は式に出席したリ氏の新居を訪れて記念写真を撮影した。
15日の故金日成(キム・イルソン)主席生誕110年の記念日を前に、政権の核心層が恩恵を受ける姿をアピールした。
金正恩氏は、リ氏が50年余り「革命のマイク」を握ってきた「党中央の報道官」だとたたえ「リ・アナウンサーのような国の宝のためなら惜しむものがないというのが党の真心だ」と述べた。
また、一帯は金日成主席の家があった場所だとし、功労者への住宅提供を主席も「満足しているだろう」と話した。
式には趙甬元(チョ・ヨンウォン)党書記や金徳訓(キム・ドクフン)首相が同行した。
党は住宅建設に力を入れ、11日にも平壌で完成した1万戸のニュータウンの竣工式が行われた。(共同)