──後輩の工藤さんから見ると、稲場さんはどんな存在ですか?

工藤 言葉では表せないくらいお世話になった大先輩! 偉大すぎます! 
私がJuice=Juiceに入ったのは2019年なんですけど、実はその前から稲場さんに教えてもらっていたんですよ。最初に会ってから、もう5年くらいになりますし。

稲場 私、喘息で2年くらい療養させていただいていた期間があるんですよ。
そのときは地元の北海道に戻っていたんですけど、途中からハロプロ研修生北海道でアドバイザー的なお手伝いをさせていただきまして。

植村 そうか〜。そう考えると2人のつき合いは相当長いし、関係も濃厚かもね。

工藤 当時のハロプロ研修生北海道はできたばかりだったので、先輩もいなかったんですよ。だから参考にする人もいなかったんです。
みんな同期だし、全部が手探りで学んでいくしかなくて。そんなところに稲場さんが現れたものだから、もうすべてを稲場さんから教わったと言っても過言ではありません。

稲場 またまた、大袈裟な〜(笑)。

工藤 いや、本当の話ですよ! レッスンでは「腕はこういう感じで上げるんだよ」とか「もっと指先まで気をつけたほうがいいかもね」とか教えてくれたから、
私たちもあやふやな部分を細かく分析できるようになったんですね。パフォーマンスのことに加えて当時はまだ小学生とか中学生だったから、
一般常識とかが全然わかっていなかったんですよ。敬語とか礼儀とかお仕事に対する取り組み方は、本当に稲場さんがいなかったら身につかないままだったと思う。
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