愛理へ

初めて愛理と出会ってからもう6年もの月日が経つね
あの頃の僕といえば仕事もプライベートも失敗の連続でさ
残業を終えてくたびれ帰宅する毎日

そんな日々を送る僕に君というGIFTが届いたあの夜を忘れない
深夜に何気なくつけたテレビに君は突然現れた
伸びやかな歌声と可憐な笑顔を僕にくれたね

その瞬間から僕は愛理に恋をした
これが最初で最後の本気の恋だと僕はそう誓った
偽りのない愛をたくさん愛理に届けてきたよね
たくさんの思い出を二人で作ったよね
あの日のライブもあの日の個別も僕は忘れない

僕は愛理だけを見てたでも愛理は僕ではない誰かのことも見ていた
それだけのことだ

なんて強がってはみたけれど
今夜は涙が溢れて止まらないよ
キスをあげるよ
愛理は僕にそう歌ってくれたよね
覚えていますか
まだ信じて待ってもいいですか

なんておどけてはみたけれど
今夜は涙が溢れて堪らないよ

会いたい
真実を聞きたい
愛理

それでも僕は
あなたが好きだから