東宝は22日、取締役会を行い取締役常務執行役員の松岡宏泰氏が代表取締役社長に昇格する人事を発表した。
島谷能成社長は代表権のある会長に就任する。5月26日の株主総会を経て正式決定する。
松岡氏は阪急東宝グループの創業者・小林一三氏のひ孫にあたり、父は社長、会長として33年間(76〜09年)にわたり東宝の代表取締役を務めた功氏。弟は元プロテニスプレイヤーの修造氏だ。
慶応大学法学部を卒業後、米国に留学し、米ピッツバーグ大学院修了。94年に東宝東和に入社した。
華麗な経歴を誇り、温和な人柄で社内の人望が厚いと言われている。
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