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2022/03/22(火) 16:05:36.080https://www.nikkansports.com/general/news/img/202203220000493-w1300_1.jpg
海上自衛隊の新型護衛艦、FFM「くまの」が22日就役した。船体のコンパクト化によって従来型より少ない隊員で運用できる。
機雷除去能力も備え、日本周辺の警戒監視の他、対空戦や対水上戦など多様な任務に対応する。FFMの就役は初めてで神奈川県の横須賀基地に配備される。
海自はこの日、建造した岡山県玉野市の三菱重工マリタイムシステムズから、くまのの引き渡しを受け、自衛隊の編成に入ったことを示す自衛艦旗授与式を開催した。
鬼木誠防衛副大臣は式典で、最新鋭艦の活動に期待を示した上で、ロシアのウクライナ侵攻に触れ「国際秩序の根幹を揺るがす行為でわが国の安全保障の観点から看過できない」と強調した。
防衛省によると、くまのは全長133メートル、基準排水量3900トンで、乗組員約90人。レーダーで捉えにくくするため、外観の凹凸を少なくした。建造費は年内に就役予定のFFM「もがみ」と合わせ約1055億円。
海自が保有する護衛艦「むらさめ」型、「たかなみ」型より船体はやや小さく、乗組員は半分程度。奈良、和歌山、三重各県を流れる熊野川が名称の由来だ。(共同)