徳島市内のコンビニエンスストアで女性店員の体を触ったなどとして、強制わいせつ致傷、強制わいせつなどの罪に問われた徳島県藍住町、工員松島直之被告(26)の裁判員裁判の初公判が14日、地裁(藤原美弥子裁判長)であった。
松島被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。
起訴状では、松島被告は昨年4月19日未明、徳島市のコンビニで女性店員に抱きつくなどして胸を触り、右胸に全治約1週間のけがを負わせた後、同市のスーパーマーケットで女性店員の胸を触り、男性店員の顔を殴ったとされる。
検察側は冒頭陳述で、「松島被告は女性店員らに商品の陳列場所などを尋ね、追いかけて犯行に及んだ」と指摘。弁護側は「計画的ではなく、反省している」と情状酌量を求めた。
松島被告は被告人質問で、過去に薬物依存の診断を受け、犯行前には向精神薬や酒を飲んでいたことを説明。犯行の原因を問われて、「依存症のせい」と述べた。
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