「Cherry×Cherry」のシステムは、基本料金が30分で4000円、指名料が1000円。それに加えて添い寝し放題5000円などのオプションが追加されるというものだ。
しかし客の支払った基本料金は全て店側の懐に入り、女性スタッフの収入はオプション代のみだった。女性スタッフにとっては収入がゼロになる可能性さえあるシステムだが、“裏オプありき”だからこそ成立していたのだという。
「『Cherry×Cherry』は以前から性行為ができる“本番店”として有名で、ほとんどの客は裏オプ目当てで来店していたようです。2019年からの3年間で1億1500万円にものぼる売上があり、警察は経営者たちも本番行為についての認識があったものとみて立件に踏み切りました」(同前・社会部記者)
https://bunshun.jp/articles/-/52630
「部屋にきてすぐ、女の子が『オプションはどうする? 裏オプションありますよ』と提案したんです。
こちらもそのつもりだったので詳細を聞くと、『フェラなら1万円、ゴムありで2万円。生挿入なら3万円でいいよ』と。値段を聞いて少し迷っていると『ゴムありなら1万円でもいいですよ』といきなり半額に値切ってきました。
それならばと了承して、財布から1万円を出して手渡しました。女性はその1万円を自分のソックスの中に入れ、同時にソックスからコンドームを取り出したんです」
あまりにスムーズな流れに戸惑っていると、女性は目の前ですぐに服を脱ぎだした。
「『じゃあ、始めよっか』と言って躊躇する様子もなく制服を脱いで裸になりましたが、私が払った1万円札を差し込んだソックスだけは履いたままでした。彼女が布団に横になっている間に渡されたコンドームを自分でつけ、キスや前戯もなくすぐに挿入するように促されました。
挿入しても『周りに聞こえちゃうから……』と声を出すこともなく、部屋には私の動く音だけが響いていました。私は15分くらいで果て、部屋に置いてあったティッシュでコンドームを包んで彼女に渡すと、『ちょっと待っててね』と彼女は制服を着直して受付の方へ。
その間に自分も服を着て、戻ってきた女性とはほとんど会話もせず、時間がきたら出口まで見送られて店を出ました」