石橋山での敗戦からわずか1か月半で奇跡的な再起を果たし、治承4年(1180)10月7日に鎌倉入りした源頼朝。
しかし、息つく暇もなく10月16日には再び駿河国へと出陣します。
平清盛の孫・維盛率いる平家軍が進行してきたという情報が入ったからです。