日産が商用バンのキャラバンのディーゼル車をマイナーチェンジ。パワートレインを刷新するとともに、安全装備の充実を図った。
エンジンは日産製の2.5リッター直4ディーゼル・ターボのYD25型から、三菱製の2.4リッター直4ディーゼル・ターボの4N16型へ変更した。それにともない出力も129ps/356Nmから132ps/370Nmへアップ。
新エンジンは尿素SCR(選択的触媒還元)システムを搭載することで平成30年排出ガス規制に適応している。トランスミッションを5段ATから7段ATに変更したことと合わせて、燃費性能が12%向上した。
エクステリアは、2021年10月に改良されたガソリン車同様、フロントのグリルとバンパーのデザインを変更。ボディ・カラーにはピュアホワイトパール、ミッドナイトブラック、ステルスグレーという3色の新色を追加した。
インテリアもガソリン車と同じく、黒基調の新デザインへ刷新。また、疲労軽減に寄与するスパイナルサポート機能付きシートを標準装備とした。
さらに、歩行者検知可能な緊急ブレーキや踏み間違い衝突防止機能、アラウンドビュー・モニターなどの新規採用で、全車がサポカーSワイドの対象となった。
そのほか、内外装を専用仕様とした最上級機種の「グランドプレミアムGX」を新規設定。同時に、MT車とディーゼル車のワイド・ボディは廃止された。
価格は309.54万円?418.22万円となっている。
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