米国の韓国に対する非難「尋常でないレベル」ウクライナ侵攻めぐり
https://news.livedoor.com/topics/detail/21766590/

「忘恩の国」「小心者の国」「恥ずかしい国」…。
米政府が公式に言っているのではない。
あくまでも退職公務員(=シンクタンクの研究職に就いている元国務省高官など)の発言だ。
それをインタビュー形式で伝えたのは、「米国の国営放送」であるVOA(アメリカの声)放送だ。
現職の国務長官や国務省幹部では刺激が強すぎる内容を、
「元高官」が「国営放送」で述べた―その内容は「米国政権の本音」と見るべきだ。

文大統領は2月22日、「ウクライナの主権尊重」と公言した。
24日には外交当局者が「対露制裁に加わる」と述べた。
だが、韓国の「国際社会が行う」とは、「国連が行う」という意味であり、
国連が関わらない「独自制裁は行わない」としている。

国連は安全保障理事会の常任理事国であるロシアが拒否権を行使するため、何も決められない。
つまり、韓国は「対露制裁をする」というが、実は「国連決議は成立しないから、何もしない」という意味なのだ。

韓国外交省は「全面戦争になれば、制裁を実施する」とも補足したが、どこからが全面戦争なのかの説明はない。
米国は2月末、「対露制裁32カ国」のリストを示した。そこに韓国の名はなかった。
文政権は慌てた。韓国国民は「親米派」が圧倒的に多い。文政権支持者の中でも「国防親米派」が多い。
そうした国民に見せている「米国とも親密で、対露制裁を進める韓国」というウソがバレてしまうからだ。

文氏は改めて「対露制裁参加」を公言し、米国に伝達した。
ただ、韓国外交省は「制裁の具体的中身は、今後、関係省庁で話し合う」と記者団にブリーフした。
要は「何も決まっていない」ということだ。