「おじさま好き女子」はミドル男性の妄想なのか?しかし、取材を進めてみると一定数存在することが明らかに。
彼女たちはなぜおじさまを好きになるのか?その本音に迫る。

「40歳以下の男性には興味が持てません」

こう語るのは、「ご当地アイドル」として活躍中の佐藤美沙さん(仮名・23歳)。佐藤さんは小学校入学後に父親を亡くし、母子家庭で育った。

「『子供には父親が必要』と母は何人かの男性と付き合いましたが、年下ばかり。父親というよりヒモのようで、私の父親像とはかけ離れていました」

そんな佐藤さんがおじさま好きになったのは彼女が高校3年生の頃。通っていた教習所の担当の40代の教官に恋心を覚えたという。

「時に厳しく、時に優しく指導してくれる。まさに私のイメージする父親そのもので『ずっと一緒にいたい』と思い告白。アイドル活動を始めるまでの約1年間交際しました」

事務所の反対で破局し傷心した佐藤さんだったが、アイドル活動が軌道に乗り始めたのを境に、おじさま好きを自覚したという。

「ファンが父親くらいの年齢の方ばかりで。でもそれが心強くて嬉しかった」
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