【ひげそり】ストレートカミソリ総合 Part2【髭剃り】
西洋剃刀、日本剃刀、替刃式ストレートカミソリ(Shavette)など
T字カミソリでなくストレートのカミソリを語るスレです
砥いで使う本レザー専門のスレはこちら
↓
西洋剃刀・日本剃刀総合スレ 2 [無断転載禁止]©2ch.net
https://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/knife/1501297590/
替刃式ストレートカミソリ専門のスレはこちら
↓
【ひげそり】替刃式ストレートカミソリ Part3【Shavette】
https://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/knife/1640688833/
ブラシ、ソープ、クリームなどが詳しい固定刃カミソリ総合スレ
↓
【ひげそり】固定刃カミソリ総合スレ31【髭剃り】
https://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/knife/1629289135/
前スレ
↓
【ひげそり】ストレート剃刀総合スレ【髭剃り】
https://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/knife/1610022108/ 内の女子どもが使ってる使い捨てレザーをたまに拝借するけど、何ていうか
剃るときの感触が日本剃刀のほうがいいな、切れ味は負けてるけどw >>0248
手間を考えなければ、お風呂に浸かった後の柔らかい髭を刃が鈍い剃刀で剃るのが一番だな。
梅雨でタオル乾かない時とかソープで洗って即剃ってるけど…。
>>0251
まず前提として最初は角度保持を助けてくれる治具を使ったほうが研げるのは事実。
だがレザーや大工道具の刃の水準になると圧力の変化が重要になる。
で、圧力が常に刃先に掛かる状態を維持できる様になると、治具があっても無くても似たようなもの。
さらにhollow groundの剃刀は撓むから圧力の上下で刃の角度が変わってしまう。
例えば欠けの除去のため220番を使う時、背を浮かせてガッツリ圧力かけて削る。
1000番も似たようなものだけど、終わりに近づくにつれ圧力を減らして寝かせ気味に研ぐ。
で、3000番の終わりから背が砥石に触れる状態で研ぐ。
刃がつくまで相当時間が必要と思ったけど、3000番は三分程度で終わった。
剃刀やnear wedge でも程度の差はあれ似たような現象は発生する。
背を砥石に当てながら研ぐとビリビリと振動したり滑らかに研げない事も頻繁にある。
スパインが水の上に浮くような加減で研ぐ。
結論としてはナイフとレザーで難易度はそう変わらない。
研げる人はどっちも研げるし、研げない人はどっちも上手くは研げない。
>>0253
日本剃刀にも色々ある。
けど、普通は革砥とかシルクラップで刃先に丸みを入れて角度を落として使う。
仕上げ砥石で研いだ段階で市販の剃刀より刃が鈍いなら、刃先が研げてないかカエリが取れてない。 西洋剃刀を研ぐ時に背側にテープを貼るか貼らないかはマニアの間でもよく話題になる
現在の西洋剃刀職人は研ぐ時、背にテープを貼る人の方が割と多い
背にテープを貼らず研ぐ場合はベベルをリセットする必要が生じその後の進行は各個人次第となる
テープを貼らず研ぐと最初は背側と刃側で均等にすり減っていき最終的には背側に沿って2次的な線が発生してしまう
一方背にテープを貼っても長年にわたり研ぎ続けるといずれは形状が崩れ正常な刃が付かなくなる
ただこの場合たとえ毎日のように頻繁に研いだとしても形状が崩れるまでには数十年を要する
多くの剃刀ユーザーの寿命あるいは剃刀を使えなくなる身体状態に陥る方が形状が崩れるより先に来る
万一形状が崩れてもなお髭をそれで剃れるほど元気であってもユーザーは新しい剃刀をさっさと購入するだろう
日本剃刀と異なり西洋剃刀は仮に毎日使ったとしても砥石にかけるのは数か月から1年に1回で十分
多くの西洋剃刀使いは最低でも何本か所有しそれをローテするのでなおさらジオメトリ問題が生じるまで使うことはない
なので西洋剃刀は背にテープを貼って研いだ方が良いし現在の剃刀職人の多くもテープを貼って研ぐ人が多い
もちろんジオメトリが崩れるまで研がれ使われ長年に渡り放置されていた古いビンテージ西洋剃刀はこの限りではない >>255
テープを貼って研ぐと背側がほんのわずか鈍角になると思うけど、そのメリットは?
その方が長切れするとか? >>256
美観。物によっては金なんかで装飾されてる。
人によっては背を削ってしまって刃がつかないとかあるからその予防。
粗研ぎを薄めのテープで、仕上げを厚めのテープとかまあ色々出来ると思うよ。
鈍角になるのは気にしなくて良いと思う。14−18度はキッチリ研ぐと鋭すぎる。 メーカーさんはそれなりに刃を付けて出荷と思うんだけど、メーカーさんはまさか
テープ貼って研がないよね? >>258
テープ貼って研ぐトコも有るよ。
装飾されてるのとか個人工房の製品はテープ率高い。金で背に飾り入れてるからね。
個人的には面倒だからテープ貼らんけど、西洋剃刀で加減間違えて盛大に背を削った事は何度かある。実用上の問題は出ないけど、見た目は良く無いね。 >>257
美観なら厚み的に同じテープでいいのかな?って思うけど、粗研ぎは薄め、
仕上げを厚めとした狙いは? 古い肥後守ナイフを砥いである程度切れるように仕上げたんで前から気になっていたナイフでひげ剃りを風呂場で石鹸の泡と試してみたが普段使っている二枚刃安全カミソリよりやはり切れが悪い。
時間かかったけど濃いめのヒゲの自分だけど何とか剃れた。
肌を滑らす角度も恐る恐るで安定しないし肌の突っ張り感があるし場所によって少しヒリヒリする所もあった剃りも顎の下辺りは浅剃りな感じ、やはり専用のカミソリだと大分違うんかな? >>261
まずは替刃式がいいよ。カミソリを砥ぐのは本当に大変。替刃式ストレートのスレがあるので、ここは砥ぐカミソリの話がメイン >>262
レスサンクス、剃刀砥ぎは難しそうよね替刃式で先ずは切れ味を知ってからも大切ね 肥後守のデフォの鎬の位置だと剃刀としては鈍角過ぎな気がする。 調べてみたら剃刀は10数度辺りの刃角なんですね、私の肥後守は30数度程度なんでかなり厚い。
でも何とかなったんで本物のひげ剃りをちゃんと砥いで試してみたくなりました 俺は砥ぐのは断念したなー
なまくら気味の刃がついて喜んでたら刃が欠けてモチベーションを失った >>265
昔の剃刀で30度仕上げとかあったので角度的には問題無い。スムーズさ云々はカエリの処理とかだね。
剃刀鋼材で青二を使っている事もあるし、根本的には剃刀とナイフの違いは無い。ただ剃刀の方が傾向として研ぎやすく、硬くて脆い刃に作られている事が多い。
ヘンケルスのステンレスピーリングナイフとかでもツリーチョッピングが出来る刃に仕上げられる。髭も剃れると思うけど、先尖ってるから何か嫌。刃持ちは多分悪い。 ステンレスって刃こぼれし易いイメージがあったけど、ゾーリンゲンのフリオデュアは
基本青棒、たまに砥石でけっこういい感じに仕上がるよ >>0269
ステンレスと言っても色々だけど、基本クロムが入っていると粘りが出て柔らかくなる。
粘るから簡単には尖らない(切削性が悪い)、欠けない、柔らかいから簡単に削れる。
大昔の安物ステンレスは研ぐのが難しくかったけど、friodur世代では鋼に劣らない(泣)。
ところで研磨剤と革砥、ラッピングフィルム無しで剃刀研いでる人います?
以下のようなことで悩んでます:
一応使えるとこまでは研げるんけど石だけだと一歩革砥に劣る。
革砥や研磨剤使うとどの石使っても結果が同じだから悲しい。
研磨剤なしでもしつこくストロップすれば良い仕上がりになるけど、手間…。
江戸時代とかどうやって研いでたんでしょう?やっぱ砥の粉?
あと天然砥石って拘る必要あります?個人的には外れ引いた事がなくて京都の河原で拾った石に面付けをしたものでも問題なく研げました。
最初は白巣板!黄板!白浅黃!緑板!戸前!赤ピン!と喜んでたんだけど…今はどれ使っても普通に同じ様に研げる(笑)。 >>261で肥後守髭剃りチャレンジした者なんだが色々悩んでレザー型の中古買って砥いで使ってみたらやはり良かった、レザーの砥の流儀は8の字とか色々動画見て試したけど普通に面出しした中砥と天然砥石の合砥とスエード革で慣れてるやり方で研いだのが1番切れるようになった。
替刃式じゃないレザー型使ってる人なんて殆ど居ないと思ってたが中古相場高いねあれ当時の新品は幾らしてたのか気になる
https://i.imgur.com/ZiQPcVY.jpg
https://i.imgur.com/oCTe2Q2.jpg >>268
その後肥後守も再度気合入れて慎重に研いだら良くなりました、仰れてる通りでしたありがとうございます。 将軍家とか地方大名とか、お偉い方々の月代の部分を剃ることを任された人は
どうしてたんだろうね?今と違ってダイヤモンドペーストとか青棒はないだろうし… 普通に砥石で仕上げれば良いんでない?人間それしか選択肢無いならそれで何とかしちゃうでしょ。
砥石だけで普通に仕上がるよ >>273
おめでとう。
レザーの価格推移?ピンキリだったようです。
基本プロの道具だったので今の感覚で2-10万、今でも新品は同じ程度。ただ作るのが難しい物ではなかったので数千円のものも。岩崎の日本剃刀の昔の価格とかカタログ読むと青棒とそう違わなかった。
今の中古が高いのは海外の需要です。 >>275
大物相手だと時間掛けられるから難しくは無いと思う。砥石で研いで木板などでストロップしていくと良い刃になる。ただし時間がね。
>>276 >>276
砥石だけは無理。
昔の床屋さんは手の皮を使っていたと聞くけど、砥粉併用だったのか、木板で処理したあとに手の皮だったのか、それとも皮の前に布使っていたのか。そういう話し。
日本刀なんかも最後は砥粉を手の指で刃に擦り込んで側面仕上げるらしいよ。前段階では金属の棒と砥粉。 正確には天然砥石で研いでティッシュで拭くだけでも剃れるけど、スムーズさとか肌への優しさが1段落ちる。玉鋼は砥石だけでも比較的優しいから剃刀そのものの質が違った可能性もあるかもだけど、床屋は何かしらの工夫をしてたと思う。 革砥として使い物になるか不明だけど鹿の革なら確実にあったはずだよね 日本刀の仕上げは内曇り砥石で刃を付けたらその後極薄名倉天然砥石や酸化鉄粉とかこすり付けるのは切刃部分のお化粧磨きの為なんで切れに関するのはほぼ内曇り砥石までなんですよ。
床屋の革砥はコードバンとタイダウンベルトみたいな分厚い繊維がセットになってる事から昔は分厚い布切れでこすって仕上げをしてたのかな?って思いました。木の板でも良さそうだし >>281
ももんじ屋っていうの?野生の獣の肉を薬として専門に扱っていたお店はあったようだし江戸時代でも肉食の文化はあった(ただしとても高価)。そういう理由で皮も入手は可能だったと思う。ただ入手性は悪いし日本の風土に合わないしで一般的ではなかったのだと思う。 >>282
剃刀もそうだけど研磨の最終段階で手の皮と砥粉を使うと良いというのは一般的な知識だったと思う。皮も入手可能だったから革砥も試した人は其れなりに存在したと思われる。しかし流行らなかったんだろうな。布砥は無かったと考えるほうが変な話だが、現代に残る伝統文化に其れらしい形跡は無い。
剣術も江戸時代では突きが主流だったのに今ではそういう尖った流派がないように、当時の技術や思想は結構消えてる。刀の磨きだって昔は量が多かったし貧乏な武家も沢山。当然磨き方も今のような儀式的なものではなく各人が工夫を凝らして効率を追求して様々な手法が有ったはずだけど残ってない。
日本剃刀も伝統有ると主張はされているけど、百年程前のものは少し形状が違うし研がれ方もスマイラーが多い。江戸時代まで遡ると別物だった可能性も有りそう。
古い玉鋼は研ぎもストロップも凄い楽だけど、流石に手の皮だけで仕上げるのは効率悪すぎて信じられん。衛生面の問題もあるし、手の皮無くなる。床屋はサービス業だから剃刀の品質落としたら仕事無くなる。効率も大切だったはず。
まあ、剃刀の性質が違った可能性も高いけどね。あと耳刀の由来は細くなった剃刀と聞くけど現代の剃刀だと耳刀として使える様な形状には変化しない。そう考えるとtrue wedgeと同じで元々日本剃刀は小刀形状だったのかも。元々28-30度程度の角度に研いでいれば皮砥の必要性もそこ迄ではないし、鋼が軟らかくても刃持ちする。 玉鋼の剃刀かぁ…、江戸時代にも存在したんだろうか? >>286
玉鋼の命名は明治。現代の玉鋼製鉄は江戸期又はそれ以前を再現したものとしているが…まあ…現実には不明。
昔の和鉄の品質はピンキリだったと思う。技術的な上限と材料から考えて最高品質のものは現在の刀剣用と同等以上。古刀などだと鉄の成分が現代の物より飛び抜けて良いものもあるそうだから上澄みの品質は良かった。でも其れが一般の床屋が使える値段だったのか?と問われるとね。鍛錬で不純物は抜けるけど、脱炭も進むから柔らかくなる。
今残っている寺正、誠一郎、永正以上に軟らかかったとすると木板と手のひらの皮でストロップするだけでも十分だったのかも。 明治以前のものは和鋼と呼ぶべきなのかな? いづれにしても恐ろしく手間と時間が
かかってそうな鋼を剃刀用にしたとはちと考えにくい。可能性としては鍛錬し損ないの個体くらい? >>289
江戸時代の和鉄製造は砂鉄からの物(人力だから多分コスト横並び)と古鉄の再生品。燃料は炭使ってたから窒素や燐の問題は少なかったそうな。炉毎の品質のバラツキは材料の質と設備、技術者依存。
推測だけど商売だから設備、技術面では何処も高い水準で枯れてたと思う。材料も燃料費考えれば厳選してたろ。
だから炉の内部の位置関係とかで、炭素含有量が高い一級品と二級、3級品が決まってた。
刀なんかは叩いて折返す事で炭素含有量が減るというか減らすので一級品を使わないと柔らかくて実用出来ないものになる。
剃刀は叩いたり折返す必要がないし割れやすくても問題ないから二級品でもオッケー。 刀と違って軟鉄と接合する意味もなかったと思うんだけど、今のように霞にしてたんかね? 包丁などは残ってる写真見ると全鋼に見えるものか儀式用の刀型が多いように思えるし、形も現在の物とはかなり違ってて霞包丁は近代になって潤沢な鉄の供給が始まって普及したのではと思う。裏スキの削りとか手仕事なら地獄だし。
下のページの最期の方にあるのが岩崎の師匠筋千代鶴是秀作の剃刀らしい
https://historyrazors.wordpress.com/2016/12/08/iwasaki/
なお古めの玉鋼剃刀の精一之作を天然砥石で研いで木板で仕上げたらフェザーの替刃一歩手前程度までは楽に仕上がったから鋼によっては革砥とか布砥無くて効率は悪いけど使えなくはない。
近代以降の和鉄の製造法では鋳鉄や高炭素鋼は容易に作れたが低炭素の軟鉄になるほど人力で叩きまくって還元して作るしかなかったのではるかに生産が困難で高価なものだったのよ
高炭素が一級品とかバカも休み休み言って欲しい >>291
http://www.wakou-museum.gr.jp/spot8/#:~:text=%E7%8E%89%E9%8B%BC%E7%89%B9%E7%B4%9A%EF%BC%9A%E7%82%AD%E7%B4%A01.0,%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%8C%E3%80%81%E5%A4%A7%E3%81%8D%E3%81%95
1.0〜1.5%を含有し、破面が特に均質なもの
玉鋼1級:炭素1.0〜1.5%を含有し、破面が均質なもの
玉鋼2級:炭素0.5〜1.2%を含有し、破面が均質なもの
玉鋼3級:炭素0.2〜1.0%を含有し、破面が粗野もの、別名大割下(おおわりした)ともいう
炭素量が高いものが一級品だぞ。喧嘩しても意味ないがもう少し知性ある書き込み求む。
実際に江戸時代も同じ分類や考え方をしていたのかは別問題だけど脱炭は加熱などで可能。低品質な鉄は炭素が問題なのではなく他の不純物だね。
鋼より鉄の方が貴重であった可能性はそれなりにある。が、古い寺院などに使われている釘は鉄なんだよ。
あとうろ覚えだが産業的にも鉄の時代のあとにコーコス使った鋼の量産が来るから、鉄に炭素を付加するほうが抜くより難しいのだと思う。 勿論完全に炭素を抜くのは現在の技術でも困難だし、刃物製造の文脈での話ね。鍋や釜はまた別の話があったろう。
なお日本の鉄は時代を遡り製鉄技術が未熟な時期ほど純度が上るらしい。何でも低温の炉とか南蛮鉄の影響らしいよ。 ちょうど一年前にめぐろ歴史資料館ってところで千代鶴是秀氏を含む
目黒にゆかりのある名工の特別展があったそうな… >>292
江戸時代以降の近代たたらによる製鉄法では銑押し法では主に銑鉄が、
ヒ押し方でも銑鉄と高炭素鋼しか得られない
そこから需要の大きな低炭素で加工のしやすい軟鉄を作り出すには、人力による大鍛冶作業によって脱炭と精錬の工程を繰り返してやっとこさ出来上がる
これは日本では幕末に西洋技術の石炭高温炉が入ってくるまで熱源としては温度の足りない木炭しか使えず効率的な還元・精錬方法を持たなかったためとてつもなく非効率な人力大鍛冶作業に依存していたから
比較的簡単に得られる鋼よりも軟鉄のほうが貴重で高価な代物だった >>295
有難う。
でも"比較的簡単に得られる鋼よりも軟鉄のほうが貴重で高価な代物だった"この結論はソース有る?推測?
一般に高炉の前に塊鉄炉が使われ始めるんだけど、この手の低温炉からの鍛造だと叩く回数がおお過ぎて鋼の製造が難しい(錬鉄になる)。また高炉はコークス以前は木炭で運用されてたんだけど(木炭のほうが質の良い鉄が作れる)、大規模で周辺環境への影響が大き過ぎて使えないかった(高炭素鋼を生産できる高温の炉はデカい)。そして最近の研究だと青銅時代でも一部地域だと原始的な製鉄が行われていた痕跡が見つかっていて製鉄のハードルは実は結構低かったらしい。また古鉄の再生も低温の炉で熱して打つことで行っていたとすると、手間は凄かったと思うけど小規模になら各コミュニティで錬鉄は自給自足出来てたのかもと思うのよ。
古代ギリシャで蒸気機関が発明されていたけど奴隷のほうが安かったのは有名な話で昔の労働力って凄く安くて、地元で作れないもののほうが貴重だった。
要は分からないって話なんだけど、錬鉄は古鉄ののリサイクルや原始的な炉で賄えるのに対して鋼は大規模な炉を有する産地からの輸入だから鋼のほうが安かったと言われても何が根拠となるものがないと本当に?って感じ。
勿論錬鉄が安かったとする理由も無いよ。価格は需要と供給で決まるわけで、炭素含有量が低い方が錆び難く、鍋釜には適している。ただ同時に鋼の供給は環境面で規模拡大が不可能だったという側面もある。製鉄なんて際限なくやったら国が消えて無くなるから、ダイヤの供給のように絞られていた可能性が高い。
個人的には古い包丁や剃刀は全鋼だったのではと思っているけど資料がないんだよ。 江戸中期辺りに越前や堺で作られた包丁などが良い状態で何処かに残っていればね〜 >>297
残っていると思うよ。誰も興味無いだけで。調べるより歴史は捏造したほうが楽だし箔が付くからね。特に和包丁売っているとこは伝統が売りだから検証はしたくない。
この人は江戸時代以前の鉄の大部分は国外からの輸入とかタタラ製鉄以前にもっと原始的な製鉄が日本で使われていた筈と主張しているけど、やっぱ何も証拠は見付けられてない(鉄は錆びるしタタラにしろ原始製鉄にしろ痕跡が残らない):
http://ohmura-study.net/017.html
奈良時代あたりの日本刀形状の包丁は逆に残っている。江戸期の包丁で検索して出てくる写真はここの物だけ:
https://www.kiya-hamono.co.jp/hamono/wa_rekishi.html
流石に一本では空想が捗るだけ。1800年代以降は現代の物と同じとの主張だけが歩いてる感じ。どっかの博物館には昔の包丁が収蔵されているのかとも思うんだけど、ヒットしないね。
なお現存する日本最古の剃刀はこれらしい: https://www.riyo.or.jp/vol-47-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%9C%80%E5%8F%A4%E3%81%AE%E5%89%83%E5%88%80%E3%82%92%E5%8F%8E%E8%94%B5%E3%81%99%E3%82%8B%E5%AF%BA%E9%99%A2%EF%BC%88%E5%A5%88%E8%89%AF%E7%9C%8C%E8%91%9B%E5%9F%8E%E5%B8%82/#:~:text=%E7%8F%BE%E5%AD%98%E3%81%99%E3%82%8B%E6%9C%80%E5%8F%A4%E3%81%AE,%E5%8F%8E%E8%94%B5%E3%80%81%E5%B1%95%E7%A4%BA%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82 話それるけど、不純物の含有率が極めて少ない「純鉄」は錆びにくいんだね
錆とは何か改めて勉強しないといかんな >>299
化学的にはFeはOと反応して酸化鉄になるから、表面の酸化皮膜の種類とかpitting rustが発生しにくいとか、被膜がはがれにくいだと思う。
デリーの鉄柱が有名だけど、あっちは表面のコーティングが原因では無いかとも考えられているらしいけど、"良くわかんない"というのが本当のとこらしい。
収集品はゼラストと一緒に真空パックして保存してる。サビネーズとかも良いんかね? メーカーHPによるとゼラストもサビネーズも防錆剤が気化して金属表面に防錆皮膜を
形成するとかだけど、まぁ究極は尼などで二万弱で手に入る小型真空容器で水と酸素を
徹底的に排除かな? >>301
実験してみないと結論出ない話なうえに実験も何十年も必要だから難しいね。
米軍は窒素封入のモスボールとか飛行機の墓場のような乾燥地帯で保存をしているらしい。
けど、故人で保存となると真似できないもんね。
真空パックについては正直あまり期待していない。外部からの酸素や水分はある程度遮断してくれそうだから脱酸素剤や乾燥剤と併用すれば効果はある。ただ完全な真空にはならんし、金属表面の吸着水の問題もある。防じん剤と併用して外部との遮断を維持できれば諦めはつくけど、保存方法としては正直不満が残るね。
文化財の刀剣とかも日本での管理体制は微妙っぽいし数百年経てば錆しか残ってなかったりして。
昔オクでみた岩崎の玉鋼で表面が窒化したままでグラインダーに掛けられていないものがあったけど、ああいうのが保存には良いと思う。黒錆の方は美しいとは思うけど、層が厚くなると内部が錆びてたりもあるから信頼はできないかな。 >>301
実験してみないと結論出ない話なうえに実験も何十年も必要だから難しいね。
米軍は窒素封入のモスボールとか飛行機の墓場のような乾燥地帯で保存をしているらしい。
けど、故人で保存となると真似できないもんね。
真空パックについては正直あまり期待していない。外部からの酸素や水分はある程度遮断してくれそうだから脱酸素剤や乾燥剤と併用すれば効果はある。ただ完全な真空にはならんし、金属表面の吸着水の問題もある。防じん剤と併用して外部との遮断を維持できれば諦めはつくけど、保存方法としては正直不満が残るね。
文化財の刀剣とかも日本での管理体制は微妙っぽいし数百年経てば錆しか残ってなかったりして。
昔オクでみた岩崎の玉鋼で表面が窒化したままでグラインダーに掛けられていないものがあったけど、ああいうのが保存には良いと思う。黒錆の方は美しいとは思うけど、層が厚くなると内部が錆びてたりもあるから信頼はできないかな。 タッパーに使い捨てカイロを入れて、すのこを敷いてその上にお宝を置いて蓋を閉めるってのはどう? >>304
調べたら資料があった。
City of Glasgow College
https://www.cityofglasgowcollege.ac.uk › ...PDF
Oxygen Depletion in Enclosed Spaces
https://toyokeizai.net/articles/-/477935?page=4
密閉空間で鉄の酸化が発生した時内部の圧力がどうなるか気になっていたんだけど、低下すると書いてあった。だからパッキンの強度が十分なら懐炉は結構使えそう。但し逆にコンテナが開かなくなる心配は有るかも。 >>304
調べたら資料があった。
City of Glasgow College
https://www.cityofglasgowcollege.ac.uk › ...PDF
Oxygen Depletion in Enclosed Spaces
https://toyokeizai.net/articles/-/477935?page=4
密閉空間で鉄の酸化が発生した時内部の圧力がどうなるか気になっていたんだけど、低下すると書いてあった。だからパッキンの強度が十分なら懐炉は結構使えそう。但し逆にコンテナが開かなくなる心配は有るかも。 首すじの逆剃りが難しい、右利きで右首すじのヒゲが後ろ向きに生えてるのが多いので前方に向かって動かすのが難しい、T字安全カミソリを使えば簡単なのに悔しくて本レザー一本で頑張りたくなる ゾーリンゲン、スウェーデンの刃の高いの買って試したけど安いゴールドダラーが研ぎ上がり1番切れる、しかしステンじゃないので毎回キレイに乾かさないと錆びるのも悲しい 自分の首すじ周りは生え方と角度的にセルフのレザーでは完全な剃りが出来ないと気付いたので諦めた
そういえば昔床屋に通ってた頃はいつも首すじ周りの剃りにすごく時間かかってたなと
プロにやってもらってそれなのに自分一人で完璧にはちょっと無理だ
半円状のレザーでもあれば上手く剃れそうだけど、そうなるとキレイに砥げなさそうだしな >>307
片手でハンドルを持ち、もう片方の手で慎重に刃先を持って、自分の両手でT字カミソリのヘッドを作って剃るんだ 首すじ苦労してる人他にもいらっしゃる(嬉)
たまに見る湾曲刃のレザーってそういう目的でしたか!でも本当にメンテナンス無理そう。
左手添える動かし方ですか、怖そうですがトライする価値ありそうですね。
時間さえ許せば不可能ではないんですよ首すじの逆剃り、ただ10分以上かかります習熟すれば5分位で終われるのが目標です。 コレは普通というか一般的な腕前のプロの方と思われます。 半円状のレザー?
あー、何か中心部分が凹んでる変な癖のある剃刀?あれ首剃り用なんだ。
物臭がポケット砥石で長年研いだ痕跡だと思ってた。
首の逆剃りは首の形状で難易度変わるんかな?
上向いて鏡見ないで徐行運転で剃れば平らだから俺は首は楽。辛いのは尖った顎。 >>0312
動画の動かし方怖すぎ。
暴走族かよ。
プロは人に見られて信用されてナンボ。大惨事が絶対に無い動きが大切。
あと替刃よりマイルドなのは研ぎ方の問題か剃刀がヘボせい。 寿司を切る包丁みたいな形状ではなくて中央部が凹んでる剃刀?
あるんだ…でもどうやって研ぐの? >>317
棒状の砥石?慣れてないと無理だけど。
彫刻刀と同じく一つの砥石で研いでいると砥石の形状が刃物に合わせて変わるし。
浅型の砥石を物臭が使っても中心だけ凹む。剃刀って慣れているとどう研いでも刃がつくから、マスタッチ歪みとか色々な砥グセがある。
始めたいけどとりあえず練習でアーティストクラブのガード付きから初めたほうがいいかな >>319
アーティストクラブは5000円はするから、まずは両刃替刃が使えるHalf DE Shavetteはどうか
ちなみに替刃式は専用スレがある
【ひげそり】替刃式ストレートカミソリ Part3【Shavette】
http://kizuna.5ch.net/test/read.cgi/knife/1640688833/ >>320
すれ違いですまん
実はシャベットももってるし
ストレートレザーと和剃刀も買った
買ったばいいけど研ぎに何買えばいいか全然ググってもんからないし
怖くて使えないからまずガードついてるアーティストクラブからはじめようかなって >>321
アーティストクラブSSとプロシールド替刃とかいいかもね
俺も本レザーをまともに砥げたことはほとんどないが、砥ぎの仕上げは12000番の人工砥石か、15000番のスリーエムのラッピングフィルムで、
そこまで番手でスムーズな進行になるように砥石が多い方がより良いようだ
そして砥ぎ終わったらストロッピングだな。革砥で砥ぐ?わけだ
研磨剤の青棒を革砥に刷り込んで上手くいかなかったから使ってなかった
西洋剃刀は中華のGold Dollarだけで剃れてたけど不慮の事故で刃が欠けてしまって、モチベーションを失ってそれ以来替刃専門だ
砥ぎに関しては色々調べまくったから、必要があればURLを貼れるよ
砥ぎだしてわからないことあったらここで聞けば俺か誰かが応えてくれるだろう >>0321
包丁とか研ぐ時刃を指で撫でて尖り方を確認する?
刃と直角方向に動かすと圧力をかけない限り切れない。
包丁とか腕の毛を剃って研げてるか確認する?
刃が鈍くても毛が薄いと剃れる。
切るというより皮膚と刃先に挟まった毛が摩擦で擦り切れる感じだけど。
刃物に親しんでないと本レザーは敷居が高いかも。
ガード付きは別物。
替刃は…何か嫌いなんだよな。
フェーザープロフェッショナル替刃とか使った事あるしよく切れて良いけど、高いんだよね。
ケチってDEとかに手を出すと刃が安定しないからキツイのに当たると肌に良くない。
DE替刃をShavetteで使うなら革砥や布砥で整備してからを推奨。
確かに本レザーはラーニングカーブがキツイけど、ランニングコストは低い。
慣れると刃の滑らかさや切れをコントロール出来るし、刃物好きなら満足感が高い。
替刃は研ぐ手間は必要なくて良いけど、コストや手間を考えると両刃で良いという結論に…。
俺は和剃刀とキングの6000番でスタートした。
砥石は剃刀と相性がすごく悪かったけど、最初は鋭く研げなかったから問題なかった。
よーく蒸らすと髭は柔らかくなるから、鈍らでも剃れる。
日本剃刀なら砥石はこういうのでも良い。
亀印 天然合砥石 こっぱミニ 箱入
https://fuchioka.shop-pro.jp/?pid=100195867
天然はヤフオクとかで買うと筋とかで稀に外れがある(彫って対処)。
基本研磨力が低いだけで使えないほどの外れはそう無い。
が、削れんから中砥石で刃が出来てないと無理。
人造ならナニワの超セラミックとか純白が評価高い。
ハズレの石を引いたかなとか疑問の余地が無いのが人造の良さ。
砥石で剃れる刃を作るのは最初は無理だからラッピングフィルムか厚紙と研磨剤で仕上げる。
最後は革砥とか布砥で刃を滑らかにする。
横からでごめん
でも砥石の天然と人造のとこはシェービングブラシに通じるとこあるなあ
ストレートやってみようかな >>326
趣味なら良いけど…電動シェーバー>一般四枚刃T字>DE>shavette>本レザー >ナイフ>斧>石器って感じで電動最強だよ。
慣れると手間も掛からないし楽だけど、日常生活で刃物使わないなら自己投資としては微妙。
大工、革加工、木工、こういうのをする人なら剃刀は自分で研ぐべきだけどね。
本レザーのヘンケルスとか番号があるじゃない472とか42とか、数字が小さい方が大きい感じ1/2が付くと先が丸いとか判ったけどどの位の種類あんのかわからない手持ちの72と472は472の方が刃の背に刻みが付いてるけど刃の大きさ形はほぼ一緒42は刃の幅が狭い誰かまとめサイトなり解説出来る方いらしたら教えて欲しいっす >>328
https://www.badgerandblade.com/forum/threads/j-a-henckels.547556/
数字が小さくても小型のものもある。17は大刃だけど。
検索してもヒット無し。
72辺りが通常サイズで17が特大。他は少し小さめと考えて良いのではと思う。スカルプは形状で検討をつけて。
>>328
ヘンケルスは文句なしに良いけど多少高いように思える。これから更に上がるんだろうけど。
個人的には谷藤福太郎が狙い目なきがする。国産のレザーも錆びるけど物は良い。お気に入りは…泰平とか林ダイヤモンド、FM、星トンボ。 替刃式で首筋をさっくりいってしまった
ストレートで血が出るのは何年ぶりだろう やっちまったなぁ、油断すると切るねだから安全カミソリがあるんだろうけど parker capeっていうビンテージストレートレーザーはmade in japan ってあるけど、インドのparkerとは違うものなんですか?
詳しい方がいらっしゃると想い質問させていただきました。 >>335
詳しくないけど、日本はストレート生産が盛んだったから、インドで作るより日本で作って日本で売るほうが問題が発生しにくかったんだと思うよ。
capeというと
https://seiyoukamisoridaizen.blog.ss-blog.jp/2015-06-23-2
鋼材はスエーデンとかシルバースチール?OEMは珍しくなかったから同じ名前の物が複数の会社から販売されてるとか普通にある。なおインド産のカミソリは見たこと無い気がするな。Bengalとかインドっぽいけどshefieldだし。 >>335
詳しくないけど、日本はストレート生産が盛んだったから、インドで作るより日本で作って日本で売るほうが問題が発生しにくかったんだと思うよ。
capeというと
https://seiyoukamisoridaizen.blog.ss-blog.jp/2015-06-23-2
鋼材はスエーデンとかシルバースチール?OEMは珍しくなかったから同じ名前の物が複数の会社から販売されてるとか普通にある。なおインド産のカミソリは見たこと無い気がするな。Bengalとかインドっぽいけどshefieldだし。 >>336
レスありがとうございます。
インドのPARKERというのは、shavetteのSRXなどを作っている会社の事でした。
ストレートの古い日本製は別の会社のようですね。 替刃式はParkerSRXとフェザーアーティストクラブだけあればいい >>338
良く知らんのに返信してすまんかった。俺もParkerはインドの会社の日本支店だと思ってた。
Parker Shaving is a family-owned Indian company established in 1973 by Jagdish Grover and managed by the same family for 47 years.
https://www.razorus.com/parker-razors
年代的にはストレート扱っていても変では無いけど、最近まで大きな商売はやってなかったよう。 ヘンケルスのカミソリ刃物鋼のフリオドールって組成調べてもヒットしないね、どなたかご存知?
知りたいのは炭素量や硬度なんですが。
研いでるとそんなに硬くない、しかし刃持ちも悪く無い、剃り味はヌメーってしてるけどちゃんと剃れてる不思議な鋼材。そして経年劣化が殆ど無い素晴らしさ 「Half DE Shavetteはストレートに使うためのものじゃない両刃替刃を半分に折って使うから、
替刃の両端が尖っていて、そこがストレートとして使うと痛い」とよく聞くが、本当なのだろうか 自己レス、フリオデュアって読むんね、いい加減なページ読むから間違えるんだな反省。
鋼材名でなく熱処理のやり方だった、特殊処理後マイマス70℃で処理する方法の事とヘンケルスのページに書いてあった >>342
両刃替刃ホルダーの話で悪いが、ポピュラーや33Cにあるような、
それを止めるでっぱりがないオープンコームホルダーだと、
替刃の刃の両端をうっかり突き刺してしまうことは最初の頃よくあった。
アーティストクラブの替刃だと突き刺さらないように丸めてある。
ゴールデンダラー(買ったが使う勇気がない)の初期状態でも同様。 >>341
最後の世代は品質低下したそうだから変更があったのかも。
ただfriodurの歴史は結構古いというか、スレンレスレザーとしては最古参だから440cの様な古い鋼材かなと思う。成分分析した人は知らない。
friodurより前の世代も普通によく切れる。
現在は炭素鋼オンリーで生産再開してると聞くよ。 >>346
情報サンクス参考になりました。フリオデュアの発明?が第二次大戦前頃という事らしいのでそれより前って事は凄いですねフリオデュアがサブゼロの先祖っぽいですし、後年クリオデュアってもっと低温処理があり現在の包丁等で使われていると書いてありました。
最近のレザーも非常に興味ありますね探して見たいと思います。
ゾーリンゲンの他や鋼のレザーの研ぎの方が気合入れてるのですがヘンケルスのフリオデュアが一番肌に優しいので気に入ってます。 http://www.thuringianhones.de/epages/80014041.mobile/en_US/?ObjectPath=/Shops/80014041/Categories/Category2/Zwilling_JA_Henckels&Locale=en_US
The company was also one of the first to produce cutlery on a larger scale from stainless steel - Inox. In 1939, the development of a special hardening process for just this stainless steel, the so-called ice hardening, whose name is still known today under the well-known term „Friodur";, was a pioneering step in this direction.
https://knifesteelnerds.com/2018/07/16/first-stainless-steel-for-knives/
Development of other Early Stainless Steelsのセクションに440系の開発時期がある。440aと同じ構成が1935年の論文で出てて、1940年に440cとほぼ同等品の特許申請アメリカ。440cの名前は1944年から。
この時期ドイツは工業中心の国でsoligenは製鋼で有名だった。当然鋼材研究も盛んだったから最初期は440Aの派生かもと思うが、調達の関係で440cの様なメジャーな鋼材に何処かに切り換わっている筈。soligenでの製鉄も船窓で設備が破壊された筈だし。
本格的に生産再開されて剃刀が量産されたのは1950年代付近と思うからその時により良い鋼材が有れば切り替えてるかも。 >>348
おお、素晴らしいリンクサンクスです。
HRC56~57なんですね、柔らかくて砥ぎ易く刃こぼれしづらいなんですね納得です。
経年劣化が殆ど無いのが素晴らしいですね。 最近やっとそれなりに研げるようになってきたのですが、皆さん研ぐのはどの位の頻度なのでしょう?
昔の床屋さんは数人に使って毎日軽く研いでいたのでしょうか?
どなたか、ご教示いただければ助かります。 >>350
沢山持ってるから良くわからない。鋼によっても違うし、刃の付け方でも違う。
一番大きいのは革砥の使い方かな。西洋剃刀のホロウグラインドだと半年とか数年なんて話も聞くし、岩崎なんかも似たようなスパン持つ筈。
剃刀の中には革砥(研磨剤付き)で研がれ過ぎて砥石に当てても刃先が当たらない物も偶に有る。それでも普通に剃れる。 >>351
ご教示いただき、ありがとうございました。
革砥の事も気になっていたので、少しわかってきた感じです。
今まで模索していたのでとても参考になります。
普段はshavetteを使っているのですが、まだ、研ぎは両刃カミソリには及ばないです。
地道にがんばります。