【ひげそり】ストレートカミソリ総合 Part2【髭剃り】
西洋剃刀、日本剃刀、替刃式ストレートカミソリ(Shavette)など T字カミソリでなくストレートのカミソリを語るスレです 砥いで使う本レザー専門のスレはこちら ↓ 西洋剃刀・日本剃刀総合スレ 2 [無断転載禁止]©2ch.net https://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/knife/1501297590/ 替刃式ストレートカミソリ専門のスレはこちら ↓ 【ひげそり】替刃式ストレートカミソリ Part3【Shavette】 https://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/knife/1640688833/ ブラシ、ソープ、クリームなどが詳しい固定刃カミソリ総合スレ ↓ 【ひげそり】固定刃カミソリ総合スレ31【髭剃り】 https://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/knife/1629289135/ 前スレ ↓ 【ひげそり】ストレート剃刀総合スレ【髭剃り】 https://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/knife/1610022108/ ちょっと皆の知識を借りたいけど日本剃刀って仕上砥の段階でも 砥石に押し付けるようにして研ぐものなの? 本レザー仕上げにフィルム又は酸化クロム、ダイヤなどペーストを使うことは良い 仕上げ段階にこれらのツールを使うか使わないかで切れ味は全然違ってくる 客相手に今も本レザー使ってる現役のプロもみな現在はこれらのどれかは使っている 最後に革砥で調整する もちろん毎回使うわけではなく革砥だけでは切れ味復活ができなくなれば使えば良い そして人工剤使っても切れ味出なくなって初めて天然なり人造なりの仕上砥の登場 本レザーの場合刃欠け等トラブルない限り数か月〜1年は仕上砥使わなくてもいける 手間もかからず一番簡単に恐ろしいほどの切れ味にできるのはラッピングフィルム http://youtu.be/Y4WrAk-n0Is フィルムの使い方はこの動画の後半に出てくる この人のやり方は間にややクッションを持たせているが普通はクッション入れず ガラスや木板など平面が崩れない硬い材質の上に直接乗せてやってもらえば良い なおフィルムに何回か背先行スリスリする時に背にテープを貼る必要はない(貼ってても良いが) 粗いフィルムから細かいフィルムまで何種類も用意し砥石研ぎと同じ要領で最初から最後まで ガッツリ刃側先行で研いでいく方法では将来剃刀の刃に悪影響が出るのか出ないのかは知らんし興味も無い 私的には金がかからないとはいえ砥石を一切持たずフィルムに全振りしてる人たちの気持ちは理解できない ちなみに上の動画でやってるようなフィルムの使い方で将来刃に悪影響が出ることは無いのでご心配なく >>4 普通の刃物なんだから圧力は低くした方が当然良い刃が付く。 とは言え刃先に全く圧力掛からないと背が削れるだけで刃先は研げないし、時間かかり過ぎ。細かい調整はストロップでやれば良いから、結構雑に研いでも良い。圧は砥石と触れる面積で決まるが、剃刀の自重の2倍程度を上限と考えとけば楽。 >>6 情報ありがとう。 フルホローの仕上げ研ぎとは異なるんだね。 >>7 フルホロウでもテーピングして背を削らないように研ぐ事あるし、サビ、欠け取り、矯正、重メンテだと結構圧力掛けるよ。どっちも刃物なんだから研ぎ方は変わらない。 ただ新しい日本剃刀は重量バランスがバックヘビーな事が多いから何も考えずに研ぐと刃先が削れ無いことはある(テーブルに裏を上にして置くと刃先がテーブルから浮く)。 岩崎剃刀製造者自身による研ぎ実演(砥石は中山) youtu.be/6Dp6QJTmnvs 本レザーに関することならまずはこのサイト https://sharprazorpalace.com/ ビンテージ本レザーで真っ先に思い浮かぶのはシェフィールド 日本剃刀同様に無名処まで含めると当時多くの製造会社が存在した 本レザーも初期の頃はシェフィールドがその中心的存在だったが その後次第に中心はゾーリンゲンに移る 日本が本レザー作りに着手したのはそれほど古い時代ではなかったので シェフィールドではなくゾーリンゲンの影響を受けていると言える 当時三条の岩崎氏もドイツレザーを目標に頑張っていたと語っていた 愛好家の間でよく知られているビンテージシェフィールドの例としては Wade&Butcher/Joseph Rodgers&Sons/Fredrick Reynolds/George Wostenholm&Sons/ William Greaves&Sons/F. Fenney Tally Ho/Mappin&Webb/など シェフィールドレザーにもいろいろなグラインドがあるが入手するならnear wedgeがお勧め full hollowは現在の本レザーの主流でもあり現行・ビンテージ問わずどこでも手に入るし quarter hollowやhalf hollowもカスタムレザーでは今も割と目にするので どうせならnear wedgeあたりが良いかと Sheffieldレザーは表記で製造年がある年より前か後かが分かる Sheffieldのみの場合は1891年より前に製造された物 Sheffieldに加えEngland表記も入っている物はそれ以降に作られた物 http://www.strazors.com/index.php?id=325 ビンテージシェフィールドを購入する際はこのあたりも着目した方が良い 本レザーも技術進歩に伴いフルホローが登場しそちらへと流れていった フルホローは本レザーの完成形 日本剃刀や西洋剃刀の仕上げ研ぎはV字などすればかなり小さい砥石でもやれるのが良い トランプや名倉サイズの小さな砥石でも充分使える 研ぐ時の刃先チェックに最初ハンディ顕微鏡買ったが使わなくなった 刃先の模様とかみてニヤニヤする刃先観察マニアは別として そうでないなら10〜15倍程度のルーペで充分だしむしろそちらの方が向いてる 長く使う物だし結構頻繁に使う機会あるし他の用途にも使えるから ルーペを買うのなら中華製の安いのはやめて評判の良い物を買った方が良い 尼日本で売ってる物の中ではNikon、BelOMO、PEAKあたりのはオススメ >>14 個人的な意見だけど、軽いメンテなら小さい石の方が楽。大きいと面の修正が手間だし、手に持って研げないから観察しにくい。 >>15 俺も20-50のハンディ顕微鏡持ってるけど、USBタイプのカメラ型拡大鏡にしとけばよかったと後悔中。ピント調整も面倒だし細部は光学式では観測出来ないから結構持て余す。目が疲れるのが最悪。 観察用の台とか作らないと観察するだけで一仕事。 ホムセンで15000のラッピングフィルム買ってきて日本剃刀に使ってみた 確かに簡単に切れきれの刃になった その反面、日本剃刀の良さでもあった肌当たりは確実に強いというか悪くなった そういう意味でラッピングフィルムも一長一短という感じがした >>17 それは単純にフィルム掛けすぎて刃が伸びてる。フィルム系は摩擦力が強烈だから10cmとか20cm以上の距離を滑らしただけで刃が伸びることがある。 革砥とか布で丸めると肌触りがよくなるよ。 フィルムを使うと刃に細かい傷がたくさん入るからあれが嫌だ あと替刃式に近づく肌当たりつか剃り味が嫌 ラッピングフィルムなどの道具を使うか否かは結局 切れを優先させるのか剃り心地を優先させるのかで決まってくる 切れを優先させるのならフィルムとか使った方が良いのは明白 心地良さを優先するのなら昔の理髪師がやっていたのと同様基本砥石と革砥だけで仕上げる 昔の理髪師は日本剃刀で剃る時は根堀りというやり方をする人が結構いた 根堀とは刃をわざと鈍ら気味にして剃る手法で上手い人がやると剃り心地は良くなった 根堀はもろに剃る人の技量が出たので下手な理髪師では逆に肌が余計痛くなったりした フィルムの15000とか30000は下手な砥石より粒子が細かいから砥石と比較して傷が深くなるかは微妙だと思う。気になるなら革砥布砥で磨けばよいし。 根掘りについては知らんけど、頭髪用の剃刀は木砥で研いでたとか聞くから違和感はない。でも、刃角度が鈍い剃刀使ったほうが管理が楽。手元にそういう用途で使われてたと思われる厚めの日本剃刀があるけど、鉋とか両刃に近い使い方すると良い感じ。布砥をガッツリ掛けると間違って刃を立ててスライドさせても皮膚を切らない程に滑らかになる。掛からないだけで刃は鋭いから使いやすい。鈍らせると痛くは無いけど髭が逃げるからパス数を増やす事になりイラッとする。 >>21 革砥に付属してる布砥や中砥って日常的に使うかい? 布砥を購入後に20回洗って柔らかくしたけど、 あんまストロップ後に差異を感じられなくて一度使ったきりだ。 >>22 革より布のほうが返りの除去とか先端を丸めるのには強力。久しぶりに使うときの錆の除去とか、先端付近の傷の除去、ゴミの除去に使う。あと研磨剤では先を伸ばす前準備。使うと鋭さ自体は低下する。特に弛めせて使うとね。 1500とか3000で刃先を伸ばした後に使うと肌当たりが優しくなったり伸びすぎた部分が取れるから効果がよくわかるよ。 >>24 情報ありがとう。 てっきり牛刀なんかの日常整備に使うものだと思ってたよ。 皆どんなブラシ愛用してる? 俺は昨年奮発して満州アナグマのチャビー3買ったけどえらい気持ちいいね。 石鹸メッチャ食うけど(笑 >>25 愛用してるのは豚毛だな Semogue Owner's Club、Semogue #1305、Omega #10048が好き >>26 48良いよね。俺も純正とプロ(OEM)使ってるよ。 使い込んで枝毛になった48を使うともう至福の時間だね。 >>27 48が気に入ったので同じOmegaの人工毛10019を買ったんだが、 硬すぎて全然気持ちよくない。Maggardの人工毛とは大違いだな Rigarazorってカスタムメーカーはebayが主な販売拠点だそうだが タングステン使ったレザーよく出してるけどあの鋼はレザーには向いてるんかな タングステンは硬いというイメージはあるけど >>29 セラミックでもシャプトンで研げるらしいし、青紙スーパーも良い刃が付くからタングステン配合鋼でも使えるとは思うよ。 現実的にはHRCが高すぎると1000番程度でも刃が欠けるから低い番手が使えない、研ぐのに時間がかかる、通常のカミソリと研ぐ時の勝手が違うとネガティブ要素が多い。趣味の品だね。タングステン配合でも柔らかく出来ない訳ではないから、実物は柔らかかったりするのかもだけど。 Twitterのストレート使いってものすごく少ないな #SOTD(Shave Of The Dayの略)タグで検索してるけど20人も居ない それとも#SOTDタグなんて使ってない人が大勢居るのか >>32 日本でのSRのユーザー人口は相当少ないとは思う。あと使っててもそのことをアピールする理由も無い。人口一万人あたり数人はナイフとかSRで髭剃ってそうだけどね。 >>33 フェザーのアーティストクラブのユーザーは95%理容師じゃないか? >>34 SRはストレートレーザ、I字型本レザーだよ。替刃はshavette、両刃はDE safety。 理容士はサービス提供はしてると思うけど、今の時代需要が…。自分で剃るのは良いけど他人に頸動脈預けるのは無理だわ。案外電動かT型しか置いてないとこもあるんじゃん? どっちかというと女性向けのサービスの方が勢いがありそう。 いつからだろうな本レザーが日本で許されなくなったのは ヤフオクで大量に西洋剃刀が出品されてるからな しかもそこまで高くない >>36 許されない事は無いけど、本レザーは手間掛かるし、危ないからね。電動も5枚刃もDEもそれなり以上に使えるから本物は人には勧めにくい。 まあ他の国にはStraight razorのユーザーはそれなりに居るし、日本でもそのうち細々と流行ると思うよ。日本剃刀も細々と作られてるようだし、西洋剃刀も一応国産新品の供給がある。 >>37 許されなくなったのは個人の話じゃなくて、理容師の話ね 一昔前は本レザーで客の髭を剃るの当たり前だったでしょ 志村けんのコントで革砥でストロッピングするとことか出てくる それがいつからかみんなアーティストクラブ使いだしたよね そしてそれと共にオークションに大量に本レザーが出されるようになった 15000番のフィルムを日本剃刀に使ってみたが肌当たりが格段に悪くなった 確かに切れ味は出たんだが肝心の肌当たりがあれではダメだということで青棒に戻した >>39 12000番→革砥くらいがちょうどいいシャープさなのかもね 15000番まで行っちゃうとシャープすぎて肌にきついのかも ルーペでは小さな欠けは把握できないから剃刀の刃先観察には顕微鏡の方が絶対良い ラッピングフィルムは肌当たりが確実に悪くなるので俺は使わない あえて研ぎ式使う理由の1つに肌当たりの良さも入るのだから フィルムでギンギンの刃を作ってから革砥で優しい刃先にするんじゃないの? ラッピングフィルムで仕上げた剃刀は剃った瞬間剃り心地でわかる あの剃り心地が良いか悪いか好きか嫌いかは別にして >>44 ラッピングフィルムで肌当たりが悪くなるのは単なる研ぎすぎ。 1500程度でも峰方向に研いでいくと髭は剃れる(やり過ぎると先端が伸びて切れなくなるけど)。でも峰方向研ぎは歯先が荒れやすいからもっと細かい砥石や革砥を使う。 ラッピングフィルムでも研磨剤でも刃先は当然伸びる。 前提として目に見えない刃先を適切な状態に保つのは難しいから、切れるようになったら布革で荒れを取る。 1本だけ選ぶのならヴィンテージシェフィールドのNear Wedge型を推す 柔らかな刃当たりで切れ味だけでなく剃り心地も優れている 太く濃い髭にはNear Wedgeのようなベタ刃レザーの方がより適している 刃が重いので自重で動かせ軽いレザーに比べ剃り易いという利点もある >>46 俺も二丁掛の日本剃刀とか好きだから否定しにくい。極端に軽いレザーカット用の小型剃刀で剃るのは神経使うのも事実。 でも研げるようになると擦り減って軽くなった日本剃刀も悪くないと思うようになったから好みと慣れの問題だと思う。 最初は確かに重めの剃刀のほうが使いやすい。理由は軽量な剃刀は髭を切るのに荷車を押すように刃を押し込む動作が必要なのに対し、重いカミソリはキックボードの様に皮膚の上を滑って行くから舵取りとブレーキングにだけ集中できるし、髭に刃が噛まれて止まったり、進行方向が変わったり、刃先が皮膚の上で跳ねにくいから。特に両刃で剃るような使い方をすると重量がないカミソリは跳ね易い。 ただ慣れてくると…何方でも良くなる。 フルホロウの方が研ぎの頻度が少なくて良いという話もあるけど…研ぎ慣れてくると数分で研げるからそれもどうでも良い。 最後は愛着だね。 スライドさせながら動かしたりそれなりにテクニックがいるけど 鈍ら気味に刃を仕上げてそれで剃るいわゆる根堀りと言われる剃り方はかなり良い 多くパス入れても肌痛めないし剃ってる時も普通の剃り方よりも気持ち良い ということで研ぐストレート剃刀については根堀り手法を推奨する 誰かシャプトンの30000を西洋剃刀に使った事ある人居る? ちょっと刃当りがどんな感じに仕上がるか気になる。 >>49 ラッピングフィルムや研磨剤、車用コンパウンドなら30000番も安くであるから試してみたら? メーカー説明によると12000の後だと刃先が薄くなりすぎて砥石と接触しなくなるから8000番のあとに3万は使ってだそうな。 つまり先端の鋭さは8000で最後に数回峰方向研ぎした後とそう変わらない。違うのは側面の微小な傷(鏡面具合)とかだと思う。 切り抜けは良くなるだろうけど、刃先側面の傷取りも木板や布革で出来るから、違いはマイクロコンベックスが入らないことだけだね。 メーカーの主張の通り究極の切れ味にはなると思うけど、刃の角度が鋭い剃刀を最初から使えばマイクロコンベックスが入っても先端角の鋭さは確保出来る。それを考えると3万番は手間、コストに対してちょっと微妙な印象。 刃の側面に傷が無いと抵抗が少なくなるから触れただけで細い毛は真っ二つになるし、掛かりが少ないから皮膚を切り難くなる。 根堀って日本剃刀独特なものでしょ?てか日本剃刀は西洋剃刀ほど切れ味良くないし 長切れしないし頻繁に研ぐのも面倒くさいからいつの間にか使わなくなった >>51 それは知恵が足りないだけ。どっちも刃物だから鋭さは刃の角度と鋼で決まる。西洋剃刀でも日本剃刀でも違いはない。使い古しの日本剃刀の場合19度以下の超鋭角剃刀もあるから、何方かというと日本剃刀の方が古いものは鋭いまである(西洋剃刀の場合は逆に研ぎ減るとスパインを削らないと角度が鈍くなる)。 日本剃刀の方が砥石との接触面が大きいから研ぐの難しいのは事実だけどね。砥石に当たる面積を減らすために刃の側面を削ったり、西側の人はテーピングして砥ぐことで砥石との接触面を減らしたりしてるみたい。 俺も最初はどうしても研げなかったけど慣れた。面が広がった日本剃刀を研ぐのは感覚的には西洋剃刀を研ぐ感覚より包丁とかナイフ研ぐ感覚に近い。 >>48 鈍ら気味に刃を仕上げるというのは良く分からないけど、布革で念入りに返りを取るという理解で良いのでは? 西洋剃刀のfeonだったかは販売時に刃持ち優先で刃角度30度で仕上げられてたと読んだ記憶あるし、ジオメトリー的に鈍く仕上げるのも有りなんだろうけど、フリーハンドで研ぐの面倒い。 手足の毛の処理なんかは案外包丁で擦るのが肌に優しく剃りやすいけど、硬い毛質の人の髭は刃が薄くないと白刃取りされる。 そもそも敏感肌でソープもオイルも使わずに剃ってるけど(ソープに負ける)、刃が仕上がってるとフェザーハイステンレスを超えるような刃の剃刀使っても肌にダメージは無い。 勿論お坊さんの頭を仕上げるような場合はまた違った結論があると思うけど、髭の場合は貼り手と口の端の凹みがあるから普通はそれなりに鋭い剃刀使ったほうが早くて楽だと思う。 >>27 このふたつって違いはどんなとこありますか? >>54 ノットは28mmで共通です。 ロフトが純正(モデル48)は約70mm、OEM(プロラソ)が60mm。 細かい所ではブラシ接合部の仕上げが純正はシルバーメッキ、OEMは黒のABS樹脂 個人的なお薦めは48ですが、どっちも使いやすいですよ。 流れを無視して悪いんだけど、雑に研いでもよく切れる剃刀って何が違うの? 名工new goldっていう古い剃刀研いだんだけど、荒砥、中砥石、3000で試し斬りしたら何か12000で研いだような凄い切れで慄いた。 良い砥石や研磨剤を使えば鋭くならない剃刀のほうが珍しいけど、3000で雑に研いであれは凄い。 >>57 どっちも普通だと思う。作りは良いから安来だと思うけど、意外とskという可能性も…。 同じとこで作られたと思われるものとしては、闘将、妖刀、飛車角?デザイン的には栄光、共栄、泰平も似てるけど関係性は分からん。 外観的には圧延鋼材の削り出しだから、単純に安来鋼の性能が十全に発揮された結果? 鍛造日本剃刀信者としてはショックだけど、削り出しでも十分な性能どころか一部鍛造品より良いわ。リグラインドが面倒だけど。 刃付きの良さと切れからするとfriodurとかがなぜ流行ったのか理解できない。研げてないだけかもだけど、ステンレスは脛毛でhhtすると触れたら掛かって切れるけど、触れたら毛が引っ張られる感覚もなく切れてるまでは難しい。特に3000番程度だと。 研ぐ剃刀は最初日本剃刀から入ったけど本レザーをその後に使いだして 結局そちらの方が良いわとなって日本剃刀はほとんど使うことがなくなった 本レザー始めるまでは日本剃刀買い漁ってたこともあり無駄な金使ったと後悔した 恐らく研ぐ剃刀は本レザー派が圧倒的に多いと思うからこれから研ぐ剃刀を 始めようと考えてる人はとりあえず本レザーから入った方が良いと思う ちなみに替刃式のストレートに関してはどの段階で始めても構わない 研ぐ剃刀とくに本レザーはいくつも持ってても良いけど替刃式ストレートは気に入ったものを 1つだけ持っておけばそれで事足りるしやっぱストレートは断トツで本レザーが一番良いし楽しめる >>59 替刃式20本以上持ってるんだが…… 晒さないけどね >>59 そこは同意できない。 西洋剃刀も日本剃刀もどっちも使うけど、基本的にホロウグラウンドよりベタ刃(near wedge )が俺は好き。true wedge も一本持ってるけど、流石にアレは肉ソギが面倒い。 これは個人的な意見で一人一人感じ方は違うと思うけど、フルホロウは刃がしなるから引っ掛かるし遅延がある。ベタは クッション性がない分効率良く切断できる。まあ実用上は微々たる差だけど、毛を試し斬りしたとき空を切ったようでいて斬れてるのが普通になると切った毛が飛んだり、僅かでも引っ掛かるのはなんか嫌。 あと研ぐときホロウはしなるからフリーハンド研ぎしないと圧力を掛けて早く研ぐとかが出来ないし、単調。 俺は日本剃刀が一番遊べてる。削りやすいから改造が楽で、安くて、刃幅が狭くて硬いから研いで遊ぶのにも都合が良い。 もっと金掛けてコレクション目的ならスケール素材に拘ったり、100年以上前のビンテージを集められる西洋剃刀は最強だけど、"お、研ぐのが上手くなった"とか磨いたり、自分で柄を付けるような細やかな喜びなら日本剃刀の方が向いてると思う。 まあゴールドドラーのmodに夢中になる人もいるし、西洋剃刀でも金を掛けないと楽しめないわけではないと思うけどね…。 良い本レザは一度研ぐと切れ味長く続くので砥石に多くの金使うのはどうかなと思う 天然砥石より毎回剃る前に必ず使う革砥に金使った方がよほど良いと思う 使ったらわかるけど良い革砥とそうでない革砥では明らかに差がある 本レザーも中華のは研ぎ練習や刃修正などの遊び用には良いが性能自体は良くない 中華の革砥も性能良くないのでそちらも安いからと言って買わない方が良い >>62 砥石と革砥は別モンだよ。 俺は日常的に90000番の革砥使ってるけど 砥石も集めてるよ。 >>63 まあ別もんだが、慣れると粗めの砥石でも研げるし、ラッピングフィルムだけでメンテしてる人もいるようだから…高い番手の砥石買い集め たり、天然砥石収集するより良い革砥を先にというアドバイスは珍しく無い。 でも理由は聞いたことないし、どんな革砥が良いのかも謎なんだよな。青棒付けて使う分にはebayの安物でも良い気がするし。 俺は布砥と手のひらの皮で今の所不満がないんだが、そこまで違う? >>65 cordovanは有名だし、お布施もいいけど使い方もわからないもの買っても道具が泣く。 ざっと調べた感じ、初期のストロップは研磨剤の使用が前提だった。まだ工業技術が未発達で今のような粒子が細かい研磨剤が手に入らない時代に研磨面を柔らかくすることで刃を磨き上げることが目的だった。今は目の細かい研磨剤が手に入るから元々の意義は一部失われた。 次に一般に信じられている返りの除去についてはアホらしい話で皮が削げる。布使え。 最後は革砥と刃の摩擦で刃先が引っ張られて伸びる事による刃先の成形。今革砥を買うならこの目的になる。手の皮使っても似たようなこと出来けど、効率が段違い。家の中に研磨剤撒き散らさなくて良いし素晴らしいけど…研磨剤に比べるととても効率が悪い。まあ研磨剤だと効果が強すぎるときとか、限界ギリギリまで攻めて緻密に刃付けをするときは役立つと思う。 総合すると研磨剤使うならdraw関係ないから必要な硬さと柔らかさがあれば合皮だろうが何でも良いよ。超仕上げに使うなら高級品。要は微調整用だな。 >>64 ペーストやラッピングフィルムを使わないので ハンドストロップとの比較で書くけど、 長めにストロークが取れる事と表面の硬度と平滑度が全然違う。 HHTレベルが気持ち眠くなった程度の刃先なら全然起きるよ。 >>65 欧州が研磨剤を多用する方向に進んだのは単純に算出される砥石の質に 違いが有ったからじゃないかな?日本ほど細かい石がない。 前にコチクル借りてみたけど対馬砥と同程度だった。 >>67 貴重な情報ありがとう。カノヤマは今後供給も無くなるだろうし買えるのは今だけなんだよなぁ。 確かに京都近郊の砥石の性質は世界的にも特別らしい。もっともcoticule系も当たり外れがあるのと、日本の砥石と違って表面の角をヤスリの目を潰すように鈍らしてから使うものという話もある。400番代のダイヤ砥石を鉄板で鈍らせてダイヤの高さを揃えて丸くすると剃刀砥石として使えるのと同じ理屈なんだとか。 調べても何も出てこないけど、砥石の粉を使って日本でも研いだりしてたみたいだから、高品質な砥石は日本でも貴重だったんだと思うよ。 >>68 最近廃業しちゃった。 もう市場に在庫有るだけだから転売屋に抑えられる前に買っといたほうが良いよ。 1/2shavetteにはどの替刃が良いかいろいろ試してみたが ダービーエクストラ(緑のやつ)がこのタイプのカミソリには一番良かった 日本人両刃使いの間では評判いまいちで俺も両刃で使った時はだめだと感じたが 1/2shavetteで使ってみると両刃での印象とは打って変わってとても良い感じ 訊くところによると世界の1/2shavetteを使う理髪師の間で一番多く使われてるのは このダービー緑とのことでプロの多くから支持されてるだけのことはあるなと >>70 エクストラは半分に割らないといけないだろ 最初から工場で割られているプロフェッショナルやプレミアムの方がいいのでは プレミアムしか使ったことないけど 何かfeather DXの旧型ホルダー?とfeather professional替刃をもらったんで使ってみた。 錆防止コーティングがあるから新品の刃でhhtは出来なかった。軽いストロップで剥がした後はまあそれなり。 当たりを引いただけかもだけど、剃り心地も替刃にしては優しくて悪くなかった。 feather professionalは実用的ではある。本レザー使いには鋭さ的にも滑らかさ的にも微妙だけど。なおfeather のホルダーにde blade入れるには金切り鋏が必要っぽい。 professionalの刃がキツイという話を聞いてたので拍子抜け。ホルダーに厚みがあるからソフトに感じられるのかとも思ったけど、刃先だけで剃ってもそうひどい印象は無かった。まあ研ぎに失敗したカミソリに比べれば何でもソフト。 >>74 中国の通販に比べると高いけど早く到着するし不良品の返品も楽。 使い心地は普通。ホルダーは詳しくないけど、刃の露出とかサイドの厚みでキツくなったりマイルドになるらしい。つまりテーピングしたり削ったり、ハンダ盛ったり、替刃を金鋏で切ったりで調整は可能。 ただ総金属性は傷が目立つよ。 個人的には両刃のフェザーのポピュラーとか本レザーを押す。 最近ナイフの切れ味を追求してて、西洋剃刀も気になったんでヤフオクで入手してみた 付け置き消毒(塩素系)してルーペで見ると刃先に血の塊や皮膚の小さい破片があって怖かった 錆や、くすみはプラスチックのヘラに砥の粉とエタノール液つけて磨いた。 研ぐ前の状態はHHT1か、研ぎは6000→12000→15000で最後は研磨材なしの革ストロッピング20回で HTT3まで研げた、この先の世界が知りたいw >>79 刃の黒幕で30000番があるようだよ 数万円するけど >>79 情報ありがとう。でも数万あったら名品の砥石か新古品の西洋剃刀買うw 6000と12000が人工砥石で15000が京都のたぶん東側から採れる天然砥石かな、いや西側かもしれないがw とにかく硬くて名倉で擦っても粒子が出にくい 柔らかめの天然砥石でトロトロなら…と妄想 または研磨材なしの革ストロッピングの前段階で研磨材付きの革砥をつかうか思案中 天然砥石って中に石が入ってたりしないの 刃が欠けちゃう >>81 15000てラッピングフィルムのことじゃないのかよ まったくあてにならない話だな >>83 人造も一定量のでかい粒子を含んでいるんだが? その点に関して黒幕12000は特にたちが悪いのに 某剃刀鍛冶に本刃付け用で使われていたり 某ショップで剃刀用として推奨されている >>85 10000番以上の国産人造砥石の中で 黒幕12000はもっとも安い部類なのでは? 砥石スレでは黒幕12000の引き傷の話や 実質粒度は8000だとかいう話が定期的に出てて ほぼ定説化している >>86 8000ってマジか? 問題になんないのかな >>87 黒幕のラインナップに5000があること自体 JISに則る気がないことのあらわれだが そもそも刃物研ぎ用の砥石にJIS規格は適用されないらしいから 「誰が何を根拠として問題にするのか?」という話 >>88 刃の黒幕って人工砥石としてかなり評判良かった印象なんだがなあ >>89 黒幕は数字よりも荒いというだけで 硬いのに研磨力が強いという一般論を否定するつもりはないし 黒幕12000→(青棒・コンパウンド→)革砥でも 仕上げられるということを否定するつもりもないっすよ >>83 天然砥石は層に成っている場所で突っ掛かる場合がある。問題はないけど力を掛けて研がない で信頼のありそうな店から買っているが高額。 砥石を入れ替えたりして、実際の番手は刃の研ぎ跡をルーペで確認したら判るのではないでしょうか >>91 10000以上の番手の基準を何で決めるの? 上下関係は観察できても 10000や15000や20000の絶対的基準がないと 番手として数字化できないとおもうのだが >>92 絶対的基準は無理なのでは、例えば粒子を出して研いだら(ドロドロな状態) 研磨力は上がるけど番手が下がった感じとか(すべての砥石ではない)力加減や砥石の状態で 研ぎ上がりは変わるし、鉄の粒子で目詰まりは論外だけど 天然砥石なんかは使う名倉でも変わるんで大体の感じで良いのではと思う。 曖昧な世界で奥が深いけれども長く楽しめて良いのでは? 砥石好きとか研ぎ好きの人が本レザーや日本剃刀に手を出してもすぐに飽きるとおもう 砥石・名倉・革砥・フィルム・青棒・ダイヤペーストなどひととおり揃えてしまえばそれ以上遊ぶ余地はほとんどなく 剃刀の切れ味を極めたところで他の刃物を研ぐのが上手くなるわけでもない >>94 他の刃物と砥ぎ方が異なるってのは同意するけど 肌に充てる分、切れ味(剃り味)が如実に反映されるから 奥が深いと思うよ。 少なくとも俺は飽きてないな。 これほど研ぎの結果が即体感できる刃物って他にないものね 革砥での調整も含めて自分も今のところすごく楽しんでる 日本剃刀数本をローテーションさせてるから 1本ごとにみると出番は週一以下 砥石で研ぐのは月一で足りてる というか研がないと面白くないから研いでというるかんじで じっさいのところほとんどはダイヤペーストでラッピングするだけでも足りるんだろうけど 1本だけ刃が薄くて弱いのがあるからそれにあわせてまとめて研いでる 飽きるほど研いできたわけでもないが メンテを楽しんでるという感覚はあまりないかな >>95 カミソリの研ぎってそんなに単調かな? 力をかけずに剃刀自体の重さだけで研げとよくいわれるが 日本剃刀だと鎬肩をあまり減らさないよう刃先に重点をおかないといけないし 柄の重さで刃元側に重心が偏らないようにしないと小刃の幅が不一定になってしまうから 上手に研ぐとなると力加減のコントロールにはかなりの習熟が必要。 切り刃の透きがつぶれてベタになった中古品なら平面なりに研ぎやすいけれど ちょっと鎬側に重心を偏らせてしまっただけで刃先が砥石に当たらなくなることもある。 西洋剃刀は峰まで焼きが入っているから刃肩が減りづらいし 研ぎやすいように柄の角度を調整しながら研げるから 刃先に力をかけるかんじで研ぐのもあまり難しくないんだけど 8の字でもV字でもX字でも片手研ぎだから 両面均等にスムーズに研げるようになるまでは練習が必要だよね。 研ぎ慣れて手がおぼえてしまえば単調で楽な作業なのかもしれないけれど 本職じゃないかぎり常習的に砥石で研ぐわけじゃないから 手におぼえこませるのに必要な経験値がなかなかたまらない。 自分の場合は毎回毎回試行錯誤するかんじで上手に研げてるとは言い難い期間が長かった。 本レザー使ってみたいけどアマゾンで三千円で売ってるやつどう思う? かったやつおりゅ? >>100 Gold Dollarならもっと安いしユーザーも多いぞ >>100 ヘンケルの古い未使用品か中古美品をオクで狙うほうがいいんじゃない? タイミング次第だが送料+3kぐらい >>101 へぇ、こんなんあるんだ? これなら手が届くから買ってみようかな でも売ってるとこわからないな >>102 中古は嫌だから新古品探してるけどなんか錆びてたりであんまいいのないんだよね 買ってみようと思ったのはこれなんだけど dp/B09MQT7W6X 悪くなさそうならこれとかわとかってこの道に入ってみようと思うわ >>103 これとずいぶん似てるな https://ja.ali express.com/item/1005004337567313.html?spm=a2g0o.productlist.0.0.63e35e46l6XFtQ&pdp_ext_f=%7B%22sku_id%22%3A%2212000028810421401%22%7D&pdp_npi=2%40dis%21JPY%2178.0%2153.0%21%21%21231.0%21%21%402101e9d116613071374588993e88e0%2112000028810421401%21sea&curPageLogUid=bDkUG9GQm8JC gold dollar ってまだ売っているのか? 一体どういう経緯の品なんだ なぜユーザー多いのか わからんけどどこも売り切れていて買えないなあ >>104 見てみたけど違う品みたいだな でもやすいなこんなに安くてどうするんだろう これでいいのかぁ? >>105 尼で売ってるよ /dp/B01MSSINRS/ /dp/B07MZYNV7L/ eBayでも、「straight razor」で検索すると幾つか出てきて面白い Aliなら300円だよ https://ja.aliex press.com/item/32946869096.html?spm=a2g0o.productlist.0.0.a9927e85a3XYzF&pdp_ext_f=%7B%22sku_id%22%3A%2210000001865833765%22%7D&pdp_npi=2%40dis%21JPY%21187.0%21134.0%21%21%21324.0%21%21%402101d68d16613466467161229e5b16%2110000001865833765%21sea&curPageLogUid=5ja9d4eZJMQY >>108 300円は狂ってるわw eBayで英国の出品見つけたほうが…いいかな? >>99 洋和包丁、カンナやノミ、彫刻刀、小刀、ナタ、ハサミ、アウトドアナイフやポケットナイフ、その他諸々 1本1本で見ればどれも研ぎ方は単調になるのかもしれないが、それぞれごとにノウハウがあって、なにも剃刀だけが特別なわけじゃないでしょ どのジャンルでも初心者がてこずるのは一緒だけど、ジャンルによってはデザインもサイズも多種多様で使い道にあわせて得物を揃えて使い分ける必要があって、ひととおり満足に研げるようになるまで長くかかる 剃刀研ぎで面白みがあるのは円線刃の研ぎと日本剃刀のスキ直しぐらいで、基本的に鎬をガイドにして研ぐだけの直線刃の剃刀は、刃物研ぎ全般からしたらかなり楽なほう >>103 オクについては、今現在だとポムポムファクトリーという大阪のリサイクル業者がお盆休みから復帰してないのか、和洋ともに中古剃刀の出品総数が少ないようだね 自分専用なら年に1mmも減らないだろうから、錆びが刀身の中央より切れ刃側に出てないかぎり気にする必要はないよ ワッチョイスレによると中国製には当たりハズレがあって、初心者だと苦戦することもあるみたい 入門用に変なの買っても余計な遠回りになるだけだとおもう >>110 なるほど いろいろなジャンルの刃物を研ぎ慣れている人にとっては カミソリは単調で簡単ということか・・・ > 日本剃刀のスキ直し すき直しするときって刃先ぎわはどれぐらいまで削るもの? 切れ刃が1mm以下になるぐらいまで削りたいけど ルーターのコントロールが難しくてギリギリまで攻め込めない。 > ポムポムファクトリーという大阪のリサイクル業者 複数本まとめてプチプチでくるんでるだけだったせいで カミソリ同士がガチャガチャぶつかったのだとおもうが 画像になかった小さな刃欠けができてたことが2回あった。 やっぱりナイフのフリーハンドの研ぎが一番ムズイなぁ HHT1か2までか、部分的にHHT3も怪しいのが限界だわ そこ迄切れる必要はないが… と西洋剃刀の有難みを感じる瞬間であった。 >>112 カミソリと同じ砥石で砥いでるの? ナイフで髭剃ったことある? >>113 ハサミ以外基本刃物は同じ砥石で研ぐよ 砥石の平滑を管理していれば問題はないし ナイフでも髭を剃れるが快適ではないね だから西洋剃刀なのよ >>111 ナイフの場合、ハンドルが小さくて刃が細身の形状だと角度の保持がかなり難しい 刃幅がないナイフだと、峰を浮かせた高さが0.5mmもぶれれば、明らかな丸刃になるからね 細幅のノミや彫刻刀も、切り刃が小さいうえに柄が長くて重みがあるから、これも角度の保持が難しいし 平刀やカンナは、幅方向で片減りしないように研がないといけないから、かなり気を使う 剃刀の研ぎが単調といっても、ほかの刃物を研ぎ慣れた人でも西洋剃刀と日本剃刀の一丁掛けから三丁掛けまでとをテンポよくスムーズに研げるようになるには練習が必要だろうし 研ぎ初心者や、替刃から移行してきてこれまで砥石すら持ってなかったような人だと(そういう人にかぎって中華レザーとか変なのに手を出す)苦労するだろうね 剃刀の醍醐味は、じっさいに顔を剃るさいのノウハウのほうにあって、いかにして深剃りを追求しつつ肌への負担を最小限にできるかというところなんじゃないかな 日本剃刀のスキ直しについては、人それぞれ、好みと腕次第じゃないの? 見た目重視なら、最終的に切れ刃が0.5mmとかの糸刃になるくらいまで削り込めばいい 重い剃刀が好きなら、刀身を薄くして刃が軽くなってしまわないようにあまり攻めないほうがいい 切れ刃の幅の大小は、切れ味への影響はそれほど大きくないが、研ぎなおしのしやすさに影響する 刀身の重さは、人により好きずきがあるが使いやすさに影響する 刃先ぎわでのルーターのコントロールについては、フリーハンドでやらなければよい 金盤かガラス板の隅っこのほうに剃刀の裏面をピッタリとつけて、寝かせた状態で直径1cm以上の砥石をあてれば、刃先を削ってしまうことはないはず 逆に刃先ぎわを攻めるなら、径の小さい砥石か、先の尖った砲弾型の砥石を使えばいい 刃先付近を削ったら2cmぐらいある砥石に交換し、徐々に峰を起こしながら、定盤の面をガイドにして削っていけば、鎬のほうまでわりときれいに梳ける 定盤の表面も削られてどんどん荒れていくから、定盤上での位置を変えながら作業すること ゴム砥石かフラップホイールで同じ作業をやって削りむらを均し、あとはお好みのバフとコンパウンドで仕上げればいい ゴム砥石の次にいきなり青棒バフをあてれば、ヘアラインを残したまま撥水性が出て、いくらか錆びにくくなる 定盤が傷むのがいやなら、アマゾンとかで5×10cmのステンレス板を買って、すき直し専用の台にしてもいい 作業中は定盤も熱を持つので、冷しやすさを考えると小さいステンレス板のほうが都合がいいかもしれない 光 ステンレス 1×50×100mm SZ154 /dp/B00AJHJGVI/ >>117 ありがとう。 ステンレス板を買って試してみたら今までで一番きれいにすき直しできた。 ステンレス板も削れてしまったけれど想像していたより狭い範囲だったし それほど深い傷でもないから繰り返し使えそうだね。 次はゴム砥石やフラップホイールも買ってみるよ。 1枚刃カミソリの魅力は多様性だ 自分に合ったカミソリがあればいいなら多枚刃でいい 毎日好きなのを使うのが趣味な人が1枚刃向き 本レザーやShavetteより鈍角らしいけど髭質的にどういう人が向いてるとかはあるの? >>123 間違ってるかもしれないが俺の認識では、鈍角なほど剛毛に弱く、しかし刃先をシャープに出来、そのため産毛に強く、肌に優しく、使ってすぐ刃がなまりしょっちゅう砥がないといけない >>119 鈍刃で肌当たりがやさしいところ 自分は口の周りだけ短く無精ひげを残しているので 剃るのはもみあげ、ほほ、エラ、アゴの下、首だけなのだが お盆明けから週末をのぞいて毎朝 シャワー後または洗顔時に日本剃刀3パスで剃ってみて 日本剃刀ならほぼ毎日でもいけるなとおもった ただし根掘り?とか徹底的な深剃り追求はしておらず 床屋にやってもらうよりはマシな程度までしか剃ってなくて 剃ったあと逆撫でするとときどき微妙に残ってることがある 昨日と今日は久々にステンレス刃のヘンケルスで剃ってみて こちらのほうが深剃りできたが、2日連続なので肌がヒリついた 日本剃刀に慣れてしまったせいか 西洋剃刀のほうが刃が長くて切れ味が鋭いぶん扱いが難しい… アゴの裏からノドの上あたりで真横方向への斜行剃りがやりづらく ちょっと油断すると肌を切ってしまいそうで怖い >>125 肌質にもよるけど準備を入念にやると良いかも。 俺は刃当りのきつさに定評のあるTIを毎日3パス+であててツルツルにしてるけど 次パスに移行する前に毎回肌にラザー乗せてタオルウォームする様にしたら ダメージがほとんど無くなった。アルムあててもかすかに感じるくらい。 大体5パス分相当の石鹼を消費するけど刃持ちは良くなったよ。 >>117 自分も1本やってみたがコレイイネ :) 以前、刃欠けを研ぎ落とし、ホビールーターと角砥石で中スキを掘りなおして キズムラだらけになってた中古のステン藤助がかなりいいかんじになった チキンなんでギリギリまでは攻めず、切れ刃1mm強、鎬肩2mm強残したままだけど 「スキ直した。下手っぴでゴメン」みたいな違和感アリアリだった状態が解消された >>126 ありがとう 朝剃りなのであまり準備に時間を掛けたくなくて 時間の余裕がなくてシャワーを浴びない日だと かるく洗顔してすぐに、蒸らしなし剃るぐらい横着するから 自分には日本剃刀が合ってるんじゃないかとおもう (そのために三丁掛けや二丁掛けを買い集めた) 一応、西洋剃刀でもそれなりに剃れる程度のスキルは身につけておきたいから ヘンケルスもちょこちょこ使うようにしよう、とはおもってる いまのところ、肌を切らずにスムーズに剃れるほどの腕はないんだけどね gold dollarは使えそうだ60gと重量もあって刃角は20度、そのままでは使えないので 1000番から研いで中砥石と仕上げ砥石、研磨材付皮ラッピングを経てHHT3まで出来た 作りは雑で驚いたのはブレードシャンク部がカーブしていた、柄もそれに合わせて曲げてあるので折りたたんで収納できるw それと英国とアメリカの美容用品の業者から買った10$くらいのやつ2本はブレード厚が4mmで形状が酷似している 英国製のB社西洋剃刀は先端が柔らかで明らかにおかしい、ヘアカットテストは出来ても実際に剃るとなると引っかかる 刃角度を変えて時間を掛けて砥ぎ出してみると引っかからず使えるのでもう少し研いでみよう アメリカ製H社のは丁寧に研げば普通に使えた(刃角度は変えて研いだ)柄がフラットで面取りがされてなく感覚的に 嫌なのでヤスリで削って磨く、これは楽しい。 ま安い外国製か遊ぶか中古の西洋剃刀を磨いても楽しいのではないかと思ったわ >>129 本レザーは全般的に鋭角なものが多いが 中華レザーは20度もあるのか? それだと刃角的には日本剃刀とあまり変わらないな 書忘れたけど買ったのはgold dollar 66てやつ >>130 峰が厚くて自在定規で計って刃角度が20度で研いだ刃先は0.8から1mmかホローグラインドだから実際もう少し鋭角なのかもしれない 手持ちで一番よく切れるフィラルモニカは18度だった gold dollarは大量生産されているから鋼材の品質が安定しているのかな? 替刃式ストレート、研ぐタイプの西洋剃刀、日本剃刀の実際の角度ってどれぐらいなの? メーカーやモデルごとの違いや個体差があるというのはわかるけど 特殊なのは無視した一般論的な目安として 新品状態で○○度~××度ぐらいの範囲みたいなかんじで 傾向的に鋭角なメーカーとか鈍角なメーカーとかみたいな 選択基準になるような情報もないよね >>132 替刃は測るのが難しいから不明だけど13-18の範囲。 西洋剃刀のメーカー製は新品時で14-17程度が多い。 日本剃刀も八幡丸、へんこつ辺り新品状態で19度程度が多い。他は22度程のものもある。 理屈の上では刃の鋭さは角度で決まるのだけど、実際に使った感想としては鋼の22度とステンレスの13度で似たような切れになることもある。また、同じ鋼でも22度なのに16度程度に感じられる剃刀もあったりで角度に比例した性能が良い意味でも悪い意味でも出るわけではない。 研ぎこまれた日本剃刀は12度とかのものもある。 研げれば22度でも使えるし(角度が高くなると微妙な力加減で糸刃が入って失敗することもある)、何十本も研ぐと刃の角度より剃刀の個性のほうが目を引くようになる。 なお蒸らさずに剃る人には高速度鋼の日本剃刀がお勧め。硬い髭も良く切るし、刃が鈍りにくい。 >>133 おお早速の情報ありがとう まだ西洋剃刀デビューしたばかりで中古のヘンケルスしか持ってないけど 研ぐタイプの西洋剃刀と日本剃刀それぞれ何本か欲しいとおもってて どうせなら鋭角のと中庸のと鈍角のとを1本ずつは買ってみたい よかったら研ぐタイプ剃刀の初心者が剃り比べするのに適してるような 特徴的なメーカーとかお勧めモデルがあれば教えてもらえるとすごく助かる 海外通販や現存してるメーカーの新品は敷居が高いから 当面は廃盤メーカーの中古で状態がいいのをヤフオクで買うつもり 今のところ黒幕1000~12000番とヤフオクで買った床屋の天然砥石と 青棒を塗った革砥と木の板に貼っただけの革砥を持っていて ヘンケルスでつまんだ髪の毛を切れるぐらいには研げていて 普通にというかそれなりにというかヒゲを剃れてる とおもう >>134 道具も方針も正しいと思う。 新品は高いし昔の物より性能が良いわけでもないから中古を沢山試したほうが自分にあったものが見つかりやすい。 研げてるかの判断は難しいけど鋼の18度程度で産毛のツリーチョッピングが出来るなら問題ないと思う。尤もhhtで駄目でも剃ってみると凄く滑らかな剃り心地とか逆もあるし、良く蒸らせば多少刃が鈍くても良く剃れる。個人的には毎日剃るなら良く剃れる範囲で鈍目の方が肌に良いと思う。不安なら一度ラッピングフィルムを試すのがお勧め。あれは凄く楽にギンギンの刃が付く。 西洋剃刀は趣味ではないのであまり経験ないけど…。 HOSHITOMBOは重いブレードと柔らかめの鋼でとても良かった。楽に刃が付いて刃角的にも鋭いので使いやすい。個性的な仕上がり。 菊星は普通。日本の老舗だし普通に良いけど形状も一般的なシェフィールド型で高品質だけど個性が大人しい。 共栄とかの刃が短いquarterホロウ系は同じ所で作られているようでどれも良い刃がつくし取り回しが楽。安来鋼系だから良い刃がつく。 安めでそれなりに好きなのはMKとかのスエーデン製かな?製鋼が盛んな地域だけあって鋼が良い。 あとFMなどの日本製の小さな両刃剃刀。乾いた音と強烈な鋭さが面白い。 ヘンケルスは世代ごとに4本ほど試したけど、ステンレスは初期から後期まで違いがなかった。friodurの名前が入ってなくても変わり無かった。フリードリッヒハーダーとかBismarck等のよその製品とも違いがなかった…。要は完成された製品という事…。重さとか小さな違いはあるけど、全部同じとこで作っていても驚かない。 試してみたい剃刀としてはSKなどの曲線刃とかイギリスのBengalの古い鋼の物。puma(ドイツ代表)とかdorko(硬度64とか聞く)も評判良いけど、菊星と似たような傾向だと思うと安いのが落ちていたら買おうかな程度の熱意。 >>134 自分も剃刀初心者でメーカー比較や製品比較ができる知識はないが 未使用品だった日本剃刀をおろしたときに計ったデータでよければ 全長は、本体の切っ先から柄尻まで (切っ先の丸め処理なし、ゴム柄や柄巻なしでの最長部) 重さは、本体のみの重量 (ゴム柄や柄巻なしで測定) 刃角は、"鎬肩"‐"刃先"‐"峰の裏側" の三点間の角度 (本刃付け後にプロトラクターで計測) (ほかに刃線長、身幅、峰厚も記録してある) ・つらゆき 清隆作 むね鋼付 二丁掛け: 全長162~163mm、 重さ45~48g、 刃角20度 ・へんこつ イヤデモ切レル 二丁掛け: 全長155mm、 重さ43g、 刃角22度 ・へんこつ 日下開山 三丁掛け: 全長173~175mm、 重さ72~78g、 刃角23~24度 ※ うちのへんこつ二丁掛・三丁掛はいずれも、峰の頭がまるく、エグリが涙滴型、鎬地が広く、中スキが浅いタイプ ・井上藤助 特撰 特上 ENGLAND STEEL 二丁掛け: 全長151mm、 重さ32.5g、 刃角19.5度 ・ステン藤助 (Rなし) 二丁掛け?: 全長148mm、 重さ33g、 刃角24度 ・ステン藤助 (Rなし): 全長145mm、 重さ28g、 刃角23度 ・ステン藤助 R付: 全長145mm、 重さ27g、 刃角21~22度 ※ ゴム柄が付いていると、全長は5~6mmぐらい長くなる ※ TOSUKE の青いゴム柄(新品)は平均6.6g、 kikusui の紺色のゴム柄(中古)は平均6.8g 【おまけ】 肩がほとんど減ってなかった中古のステンレス製ヘンケルス ・ヘンケルス 72 Friodur INOX: 身幅20mm、 峰厚6mm、 重さ50g、 刃角17度 ・ヘンケルス 472 Friodur INOX: 身幅20mm、 峰厚6mm、 重さ52.5g、 刃角17度 >>133 > なお蒸らさずに剃る人には高速度鋼の日本剃刀がお勧め。硬い髭も良く切るし、刃が鈍りにくい。 横だけど、耳寄りな情報thx お二方ともありがとう >>135 西洋剃刀は日本製と海外製合わせるとかなり種類が多いみたいで どれを買えばいいんか分からない状態だったから 具体的な名前を出してもらえてすごい助かる 状態と値段を身ながらよく検討してみるよ HHTはわかるけどツリーチョッピングというのは初めて聞いたので分からない ぐぐっても分からなかったのでやり方を教えてほしい >>136 うちのヘンケルスも72 Friodurで角度を計算したらだいたい17度くらいだった つらゆきはすごく切れ味がいいらしいから欲しいけど 状態の良さそうなのは全然出てないよね へんこつと井上藤助も有名みたいだし状態が良さそうなのもよく見かけるから 予算内で買えそうなら使ってみたいので できれば使用感も教えてほしい tree choppingというのは手足の毛を皮膚から数ミリ以上の距離を置いて固定せずに押切で切ること(スライドさせない)。 すね毛とか濃くて太いと参考にならないけど、指の毛とか産毛に近いもので試してみると噛み付きの良し悪しが分かる。 すね毛も1センチ開けたら切り抜けを見る上では使える。 へんこつ、井上、つらゆき、全部持ってるけどそこまで違いがあったようには思えない。井上は剃髪用も多いから、角度に注意が必要。へんこつは稀に個体差で刃がキツイ(鋭い)のあり。つらゆきは青鋼とかもあったり、値段高めでまあまあ安定? 実雄さんの吾妻日本刀打ち、花正、ズボラもお勧め。 日本剃刀は歴史が長いだけあって製法が確立してたから鍛冶師の個性とか刃角度の設定の問題はあれど失敗作は珍しい。切れは使い込まれて薄くなっているもののほうが良かったりもするし。 特に切れる剃刀もあるんだけど、刃角22度でも16度並に切れて、16度並みに肌に優しくない…そういうのって個性的ではあっても…特別良いカミソリと呼べるのかは微妙だと思う。 最近は玉鋼を中心に集めてる、違いは…ある様な?無いような?14度まで擦り減ったのがお気に入り。肌当たりが優しくて20度以上の刃角の剃刀を使っている気分になるけど、実際には14度だから調子に乗ると肌を削る罠の様な剃刀。 >>139 ツリーチョッピングはスネ毛でしか成功しなかった 日本剃刀のお勧めもありがとう 状態がいいのをなるべく安くという方針だから時間がかかりそうだけど チャンスがあれば買ってみたい >>136 初心者さんで未使用品をそれだけ揃えているというのはすごいね 特につらゆき二丁掛は羨ましい 「清隆作」の銘が入っているのなら市原氏のテレビ出演よりも後の最晩年ごろの作品 「むね鋼付」は金高の現行品にしかないと思い込んでいる人もいるぐらいだから 「つらゆき 清隆作 むね鋼付 二丁掛け」の未使用品はかなりの希少品かもしれない > (ほかに刃線長、身幅、峰厚も記録してある) これも貴重な情報だとおもうのでよかったら是非お願いしたい 某ブログに色々な日本剃刀の重さや角度などの情報も出てるけど かなり刃が減っているものも含まれているから 廃絶した人気ブランドの新品状態のスペック情報はとても貴重 可能なら表と裏両面の画像も付けてもらえれば情報の価値がより高くなるとおもう 某ブログだと表の画像がないものがけっこうあるからね >>138 西洋剃刀や日本剃刀のケース付きや箱付きは値が上がりやすく 落札相場的で倍ぐらいの差がある ケースなしや箱なしで程度のいいものを探すといいよ まとめ出品でいらないもののほうが多くても 目当ての品が入っていて予算内で落とせそうなら狙ってみるとかね スキ部分が研ぎつぶれてベタになっている日本剃刀は 慣れていない人には研ぎづらくて丸刃になりやすいから なるべく状態の良いものから慣れていくようにするといい ベタになった日本剃刀に青棒の革砥を使うと丸刃になるから 砥石での研ぎ直しが余計にやりづらくなる ツリーチョッピングは体毛の毛質次第 >>142 確かに毛質によってツリーチョッピングの難易度は変わる。 あと、新し目な鋼の西洋剃刀度だと産毛でも削り取るような刃にはなるけど、多少鈍らせないと肌当たりが良くない。そういうわけで噛みつきを見る上での参考程度だね。噛まなくても剃れるし。 >>141 籐またはヒモで柄巻き済みの現状でのまとめ画像でよければ 左から へんこつ三丁掛け×3、へんこつ二丁掛け×2、つらゆき二丁掛け×2、ステン藤助(産毛剃り用) https://i.imgur.com/4dSBFWh.jpg https://i.imgur.com/WTJ3Nqm.jpg 奥から へんこつ三丁掛け×3、つらゆき二丁掛け×2、へんこつ二丁掛け×2、ステン藤助(産毛剃り用) https://i.imgur.com/QJ0DjbS.jpg 二丁掛け4本 左から へんこつ、つらゆき、井上藤助 特撰特上 ENGLAND STEEL、ステン藤助 https://i.imgur.com/im23OaU.jpg ・籐巻きした柄には柿渋液(抗菌・防腐・防虫)を塗ったが、天日干しが足りてないためかあまり発色してない ・籐巻き・ヒモ巻きの下地は、カシュー塗り+熱収縮チューブ (防錆・防水) >>138 ,141 以下3レスに、あらためて>>136 の内容に刃長・身幅・峰厚を追加した諸元と 画像、個人的な所感を記しておきます 日本剃刀の諸元について共通 全長: 本体の切っ先から柄尻まで (切っ先の丸め処理をする前の、ゴム柄や柄巻なしでの測定値) 刃長: 切っ先からアゴまで (切っ先とアゴの丸め処理をする前に測定) 身幅: 刃体の刃線から峰まで (刃線と直角方向、最大部) 峰厚: 峰をノギスの先端で咥えたときの厚さ (鎬地と平行、最大部) 重さ: 本体のみの重量 (ゴム柄や柄巻なしでの測定値) 刃角: 鎬肩‐刃先‐峰の裏側 の三点間の角度 (本刃付け後にプロトラクターで測定) ・刃角以外の項目は、本刃付け前(砥石にあてる前)の測定値 ・中柄の角度は、すべて入手時のままで弄ってない ・TOSUKE や kikusui のゴム柄が付いていると、全長は5~6mmぐらい長くなる ・TOSUKE の青いゴム柄は、重さ6.6g (新品5本の平均値) ・kikusui の紺色のゴム柄は、重さ6.8g (劣化したゴム柄3本の平均値) ・つらゆき 清隆作 むね鋼付 二丁掛け ×2本 全長163mm, 刃長51mm, 身幅22mm, 峰厚5.7mm, 重さ48g, 刃角20度 (→ ヒモ巻き) 全長162mm, 刃長52mm, 身幅22mm, 峰厚5.8mm, 重さ45g, 刃角20度 (→ 籐巻き 黒地) https://i.imgur.com/vjnYqBH.jpg https://i.imgur.com/WkSGnUT.jpg 評判どおりに切れ味のよい剃刀で、刃角が小さいわりには刃先が強く、肌あたりはやさしい (常用しているものの中ではいちばん刃角が鋭いこともあって、個人的評価は甘めです) ヒゲをちゃんと蒸らしてなくても、刃を寝かせ気味に肌にあて、ゆっくりめの運行で剃っていれば刃コボレせず ヒゲをしっかり蒸らしてから剃っていれば、革砥だけでもある程度長切れするとおもう なるべく切れ味最高の状態で使いたいから、使用回数2、3回でダイヤモンドペーストの布砥にあててるが >>141 情報thx >>136 に挙げたものは、すべて「未使用品だった」で過去形、すでに「使用済み」だけど 未使用品だった二丁掛けを入手できたことと、その切れ味にとても満足している 2本組みでのまとめ出品で、箱なし、サイズ不明、商品画像が暗くて状態の良し悪しが分かりづらかった などのもろもろのマイナス要因のおかげか、おもっていたよりも安値で落札できた https://i.imgur.com/a6Xd5ey.jpg (ヤフオク出品者による元画像のまとめ) https://i.imgur.com/0EvBbIE.jpg (明度・コントラスト調整) 「むね鋼付」の刻印は読み取りづらくて、「付」の字はまったく見えない https://i.imgur.com/U3Plsgo.jpg もともと自分は「むね鋼付」という言葉も意味も知らず オクの商品画像でもなんて書いてあるのか分かってないまま入手し あとからホリ氏のブログを見て知った(ブログの画像では「付」の字の人偏部分も写ってた) ・へんこつ 日下開山 三丁掛け ×2本 (未使用) 全長175mm, 刃長53mm, 身幅25mm, 峰厚6.4mm, 重さ72g, 刃角23度 (→ ヒモ巻き) 全長173mm, 刃長51mm, 身幅24.5mm, 峰厚6.5mm, 重さ75g, 刃角24度 (→ 籐巻き 黒地) ・同 三丁掛け (本刃付け済みだった中古品。 諸元は入手時の測定値) 全長175mm, 刃長51mm, 身幅26mm, 峰厚7.2mm, 重さ78g, 刃角23度 (→ スキ直し、 籐巻き 赤地) ・へんこつ イヤデモ切レル 二丁掛け (未使用) 全長155mm, 刃長44mm, 身幅22mm, 峰厚5.8mm, 重さ43g, 刃角22度 (→ 籐巻き 黒地) ・同 二丁掛け (やや錆身で、アゴ側が片減りしていた中古品。 諸元は入手時の測定値) 全長153mm, 刃長48mm, 身幅22mm, 峰厚5.6mm, 重さ41g, 刃角21.5度 (→ スキ直し、 籐巻き 赤地) 三丁掛け×3、二丁掛け×2(両端の2本が中古品) https://i.imgur.com/3vwdBK6.jpg https://i.imgur.com/bD7hdaV.jpg https://i.imgur.com/sFAdEq4.jpg 三丁掛け×3(左が中古品)、二丁掛け×2(右が中古品) https://i.imgur.com/qkkt7vy.jpg https://i.imgur.com/gBJmGlJ.jpg 中古品の2本(左:ヤフオク出品画像より、 右:明度・コントラスト調整) https://i.imgur.com/NEET6am.jpg 三丁掛けと二丁掛けの5本いずれも、峰の頭がまるく、エグリが涙滴型、鎬地の幅が広く、中スキが浅いタイプ 一丁掛けだと、幅20mm弱、重さ35gぐらいだとおもわれ 中古品の2本は、入手後に中スキをすこし深めにスキ直した (中古の二丁掛けは、刃金の錆落としのために粗めのペーパーで磨いたから裏スキもすこし深くなった) ヘッドが厚く重みもあるため、ヒゲを剃るときの刃の運行がとても静かでスムーズ 刃角が大きいので肌当たりも優しいが、自分は斜行3パスでツルツルに剃り上げることができない 三丁掛けはとくに鈍角刃だからか、ちょっとの切れ味の低下でも剃りあがりに影響しやすい 中スキが非常に浅いおろしたての3本は、なるべく砥石にあてたくないので 使用2回ごとにダイヤペーストの布砥(正絹)をあてて運用中 鎬地が狭いタイプだと、たぶん>>133 氏のへんこつや前レスのつらゆきのように刃角がもっと鋭角寄りだとおもう オクで見た "峰の頭が角ばってて鎬地が狭いタイプのへんこつ二丁掛け" は、長さ150~160mm、重さ34~37gだった ・井上藤助 特撰 特上 ENGLAND STEEL 二丁掛け 全長151mm, 刃長47mm, 身幅21mm, 峰厚5.0mm, 重さ32.5g, 刃角19.5度 (→ ゴム柄 青・黒帯) ・ステン藤助 (Rなし) 二丁掛け? 全長148mm, 刃長47mm, 身幅18mm, 峰厚5.1mm, 重さ33g, 刃角24度 (→ ゴム柄 青・黒帯) ・ステン藤助 (Rなし) 全長145mm, 刃長46mm, 身幅17mm, 峰厚4.7mm, 重さ28g, 刃角23度 (→ ゴム柄 青) ・ステン藤助 (R付) ×2本 全長145mm, 刃長46mm, 身幅17mm, 峰厚4.5mm, 重さ27g, 刃角21度 (→ ゴム柄 青) 全長145mm, 刃長45mm, 身幅17mm, 峰厚4.5mm, 重さ27g, 刃角21度 (※画像なし) ※ 刃コボレしていた中古品の「ステン藤助 R付」も1本あり、研ぎ直しとスキ直しで少し細身になったから眉・産毛剃り用にしてる (→ 修復・スキ直し後 身幅15mm強、刃角21度、 ゴム柄 青・黒帯) 左から 特撰特上 ENGLAND STEEL 二丁掛け、 ステン藤助 二丁掛け?、 ステン藤助(Rなし)、 ステン藤助(R付) https://i.imgur.com/4DcF554.jpg https://i.imgur.com/93Xu8tO.jpg すべて新品のゴム柄に交換済みで、黒い帯がつけてあるものは 装着したときに口が裂けてしまったのを接着剤と熱収縮チューブで補修・補強してある 上に挙げたうちの藤助は、鋼材や刃角によらず、いずれも刃先が弱い(ほかの銘の藤助は持っていない) ヒゲをしっかり蒸らしてから刃を寝かせ気味にあてて使っていれば 革砥とダイヤペースト併用で何回かは復活可能だとおもう ヒゲをよく蒸らさなかったり刃を立て気味にして剃ると細かな刃コボレができてしまい 1回か2回の使用で人造砥石 #3000 か #6000 からの研ぎ直しが必要になることもある ステン藤助は、刃角によらず、いずれも切れ味が鈍めで 炭素鋼の剃刀とはちがった研ぎ方・仕上げ方の工夫が必要なのかもしれない また、ステン藤助は全鋼(とおもわれる)のわりに、砥石で研いだときに肩が減りやすい (自分が一丁掛けサイズに慣れていないせいかもしれない) 先月までは常用ローテーションチームの8本用ケースに 「特撰特上 ENGLAND STEEL 二丁掛け」と、「ステン藤助 二丁掛け?」を入れていたが へんこつの未使用品を買い足したのでレギュラーからはずした >>144 詳細な寸法とたくさんの画像ありがとう 特に真正面から撮った画像がGood job! パースがかかってないからバランスがイメージしやすい つらゆきだけじゃなく他のもほとんどが新品同様というのも羨ましい 丸っこいへんこつはもっさりしたイメージが強くて欲しいとおもったことなかったけど なんかこれはこれでありな気がしてきたよ 籐巻きを自分もやってみたいので日本剃刀1本あたり何センチぐらい必要か教えてほしい ケースの革張りもやってみたいけど自分には難しそうかな 何か特別な工具が必要だったりする? つらゆきってけっこうでかいんだな 流れとは全然関係ないけどバリカンでセルフカットしたから当分の間HHTできなくなったわw >>147 色々面白い話をありがとう。 井上藤助の剃刀については中古漁ると結構あるからヘボ鍛冶師ではなかったと思う。使用済みは18度に改造されているのが殆どだから、鋭く研げば鋭く、鈍い角度では肌に優しい剃刀を意図的に打ってたのではと思う。あと、後年は理容店の需要が縮小してお坊さんの剃髪用や化粧剃刀需要が主だった筈だからそれも影響してるかも。 お尻と切刃の比率が半々だと髭用とは思わないほうが吉。 へんこつの大型については確かに不思議と一丁掛けよりも凶悪な刃の剃刀が多く感じる。 >ダイヤペーストの布砥(正絹) 作り方やシルクを使う意味など詳細希望 >>151 詳しくはしらんけど、研磨剤を使うときの素材は目が粗いと内部に研磨剤が入り込んで研げない。ビニールのように隙間がないと金属と研磨剤がダイレクトに擦れて良くない。量や油によっても変わってくるけどね。 色々試行錯誤の結果シルクになったか、験担ぎではと思う。 なおダイヤモンドスプレーのメーカー推奨はバルサ材だった気がする。 昔の床屋は和服の着付けや日本髪のカツラ関係で 羽二重などの絹織物をストックしてたかもしれないし 後代でもそういう関係で業販から絹の布地を入手しやすかった可能性もあるね 完全初心者です 普段は安全カミソリを使ってるのですがそこそこ毛深く毎回目詰まりを掃除するのがダルいので直刃を検討しています あくまでお試しで一級品は求めていないので 入門ならまずこれだろって商品があれば教えて下さい(Amazonだと買いやすいので尚良し) >>154 道具のメンテがダルいならディスポ式の直刃かブラウンの洗浄機つき電気シェーバーがいいんじゃないのか フェザー ピアニィ シック プリケア 替刃式がいいのか研ぎが必要な固定刃の本レザーや日本剃刀がいいのかと 予算ぐらいは書きなよ クラシカルなウェットシェービングは周辺小道具とテクニックが必要になるから 予備知識いっさいなしの状態から始めるつもりで顔面血まみれになりたくないなら 過去ログや関連スレを読んでからおいで >>154 安全剃刀って市販のT字かな? 両刃カミソリ試したら? フェザーポピュラーとか。ダイソーでも何か両刃カミソリのホルダーがあったはず。 I字替刃なら、基本はフェザー artist clubとかだと思う。コスト重視でparkerとか中華の両刃剃刀の刃を割って使うタイプのホルダー。 研ぐタイプは趣味物で手間掛かる。趣味の人が研ぎ済みの日本剃刀をフリマサイトとかで3000以下で出品してるから資金的なハードルは低いし研ぎもピカールとかラッピングフィルムで行けるけど、時間使う気がないなら無理。 初心者っつってもナイフや包丁研いで髭剃れるような初心者から、野菜切るようにヒゲをチョッピングしようとして皮膚が切れると文句言う色物までマチマチだから自分の知的レベルの説明頼む。 >154です 想定していたのはこういう理髪店とかで使ってるようなのです https://askul.c.yimg.jp/img/product/3L1/J674820_3L1.jpg 普段はフェザーのサムライエッジを使っています https://shop.r10s.jp/f212059-seki/cabinet/05042483/imgrc0080442794.jpg 切れ味や使いやすさには不満はないのですが毛量が多いため剃った毛で頻繁に詰まるのでちょっと違うのも試してみようかな…と 安いのなら2~3000円程度でないかな?と思って質問に至りました 身だしなみはそこまで気を遣う方ではないので仕上がりは求めておらずあくまで髭剃りのメンテが簡単そうといった考えです (そもそも普段はシェービングクリームすら使わず石鹸でやってるし…w) なので両刃は求めているようなスタイルではないと思います 研ぐぐらいはできますが元々の目的が手間を減らしたいというのがあるので替え刃や使い捨ての方がいいですね レス読みながらチマチマググった感じだとI字替え刃で刃が大きくて あとまぁ可能ならセーフティーガードが付いてるようなのが向いてるのかな? シックのプリケアで適当に練習してフェザーのアーティストクラブ…ってのが最適解でしょうか? >>148 > 画像 撮影用の機材とかないから自分の影がかからないようにまっ正面から撮るのも 後処理で歪み補正するのも、正直すんごく面倒だった > 新品同様 複数本でのローテーションとダイヤペーストの使用で砥石で研ぐ頻度を下げられるようなので 変なクセのついてない未使用品で揃えた > 丸っこいへんこつ 新品時点でついてた仮の切れ刃が研ぎきれたぐらいの減りで アゴの出っ張りがなくなり、中スキもほとんどつぶれてベタっぽくなるから もっさり感がいっそう増す… >>146 の中古二丁掛けはまだ1~1.5mmぐらいしか減ってないとおもうが、見た目がすごく中古くさい > 籐巻き ... 1本あたり何センチぐらい必要か 自分のばあい柄巻の開始位置を低くしてて、範囲が短めなのであまり参考にならないとおもう 籐巻きに使った皮籐は巾2mmで、余長を無視するとへんこつ二丁掛けの赤地ので1m強、三丁掛けで1.5mくらい (中柄の巾+厚さ)×2×周回数に、作業用の余長として20cmぐらい足せばいい > ケースの革張り リフォーム作業に使った道具類を列挙すると 外装・内装・金具の除去に ・ラジオペンチ ・ニッパ ・ナイフ ・インテリア用バール(スクレーパー) ・紙やすりと当て木 合皮や布地、プラ板、EVAフォームの裁断に ・カッターナイフ ・ロータリーカッター ・カッターマット ・カッティング用の補強つき定規 EVAフォーム(中桟)の切り欠き部分の整形に ・革包丁(大サイズのカッター替刃でも可) ・彫刻刀の平刀(巾6mmと2mm) 外装・内装の接着に ・セメダインスーパーX ・布用強力両面テープ(基材:不織布) ・ニチバン両面テープ(基材:紙) ・ジュラコンローラー(ガラス瓶でも代用可) ・Cクランプ(25mm)と副え木(薄く細長い板) ・各種幅のマスキングテープ インテリアバールは、内装をむしり取ったあと木材にこびりついてた接着剤を削り落とすのに重宝した ロータリーカッターは、布地をねらったサイズどおりにまっすぐ裁断するのにあると便利 ジュラコンローラーまたはガラス瓶は、合皮シートを接着剤で貼るばあいに必要だが 両面テープで貼るならなくてもよい(両面テープで貼るばあいもローラーで圧着したほうがいいけど) 小型のCクランプも、接着剤で合皮を貼るばあいは必須(合皮を引っ張りながら側面に巻きこんでから固定養生するのに使う) 6本用や10本用の中古ケースをリフォームする場合 外張りの布地を剥がしただけで木組みがバラバラになって組み直しが必要になるから 既製品の桐箱か木箱、紙箱などを改造するほうが簡単かもしれない >>149 大きさ的にはつらゆき二丁掛けと岩崎や兼長の一丁掛けが同じぐらいらしい うちも電動バリカン(最長15mm)でセルフカットすると1cm以下でしかHHTができなくなる >>150 井上藤助は種類が多かったということを承知しているので すべての藤助作の刃が弱いとはおもっていないが 未使用や状態のよいものは一丁掛けサイズばかりだから買って確かめようとまでは… 自分が「特撰 特上 ENGLAND STEEL 二丁掛け」に手を出したのは ホリ氏のブログで「特撰 特上」は藤助作としては大きめかつ重め(48g)という情報があったからだけど 「特撰 特上 ENGLAND STEEL 二丁掛け」はかなり軽くて期待はずれだった >>151 PTFEシートを貼ったアクリル板(コーリアン)を正絹の羽二重生地で包んでプラケースにセットした カミソリ専用として使うつもりだったので、布砥表面の弾力性が極力小さくなるように材料を選定したつもり https://i.imgur.com/NZU3vlP.jpg 使用したプラケースは本多プラスのTKM-1170 https://cdn.hands.net/images/4560251800461-1.jpg 丸みがなくて内寸ピッタリの角材をセットしやすい(内枠の側面を豆鉋で削って低くした) コーリアンを採用したのは、剛性が高いことと、小さめの板材を入手できたことによる ダイヤモンドペーストの油脂・粘稠剤の成分とアクリル系樹脂との相性が分からないため PTFEシートを貼ることでコーリアンボードの変質防止、平面保持の担保とした 羽二重を布砥として使ってみての結果論で、メリットといえそうな要素は 薄い平織なので、ダイヤペーストを無駄に吸収せず、厚さムラがほとんどなく、(下地が硬ければ)刃先が沈みこまない 原料が長繊維フィラメントなので、毛羽立ちや繊維クズが生じにくい 原糸も生地も植物性繊維や化学繊維の織物より柔軟で滑らかなので、当たりが柔らかく、刃先を傷めにくそう バルサ材は、むかしは目の詰んだハードバルサもふつうに買えたが 近年ホームセンターで売っているものはスカスカで柔すぎるものばかりなのでおすすめしない >>157 替刃式ストレートは専用スレがあるよ 【ひげそり】替刃式ストレートカミソリ Part3【Shavette】 https://kizuna.5ch.net/test/read.cgi/knife/1640688833/ あと、その画像のレザーはフェザー・アーティストクラブDXだから1万以上するはず >>157 Feather Professional Guard ホルダーは中古だと安い。 ただ予算からして中華の安いhalf de shavetteと両刃用の替刃を割って使うしかないと思う。 dunning kruger effectってやつ? 剃刀で髭剃るのも、刃を研ぐのも多少の訓練は必要だよ。それこそ出来ない人も少なくない。だからこそDE safetyが流行ったし、I字がマイナーなの。世の中楽な方に皆流れるんだから、電動が一番ラク、次点でT字、次がDE safety。 プロ用がプロ用な理由?訓練が必要だから。 なお研げるなら本レザーはそこまで面倒ではない。毎回研がないし、革砥とかも使うから。時間がかかるのは剃る方と研ぎの習得。 >154です (いや研げるか答えろって言われたから答えただけなんだが…w) 需要の問題なのかホルダーがどうしても割高になりますね 定番というのがない以上、知らんメーカーのを踏み出すのはちょっと危ういのでやはりフェザーのI字から選んでみます ありがとうございました >>160 桐か朴の板に直接青棒を塗ったり 木の板に適当な布を巻いてダイヤペーストを塗るのではダメなの? >>164 ダイアモンドペーストの場合は基本それで大丈夫だよ。 但し、布の材質は拘らないけど織の薄手。私の場合ワイシャツ地(T/C 65/35位)。 板も材質は拘らないけど、下地に薄いゴム質の板。 昔、日本剃刀研ぎを習った理容師の方に教えてもらった。 >>164 > 桐か朴の板に直接青棒を塗ったり 青棒を塗る木砥の材料は桐や朴でもいいとおもうが、塗るときに使用する油が木材に吸われるから 木材表面の平滑状態がくるう(木目の硬軟が凸凹に浮き出てくる)可能性があり 剃刀用として使えるかどうかは、じっさいに作ってみてからじゃないと判断が難しいかも 青棒を塗る超仕上げ用の木砥の材料としてバルサが好まれたのは 柔軟性と弾力性のほかに、年輪による硬さムラがないことが理由だったのではないかとおもう > 木の板に適当な布を巻いてダイヤペースト 大要は>>165 氏のとおり 留意すべき点として 研磨面が柔らかすぎると(青棒を塗った床面の革砥と同様に)刃先が丸っ刃になりやすい 研磨面が大きすぎるとダイヤモンドペーストの消費量が増える 水性のダイヤペーストは、布砥の表面で乾いてしまいやすい 油性のダイヤペーストは、刃の表面についた油分が落としづらい ダイヤペーストにも油分(または水分)や粘稠剤などの液体成分が含まれているため 上の青棒木砥とおなじく木材表面の平滑さに影響がでる可能性があるし ダイヤの粒子が木材に吸われる無駄も生じてしまうから、プラやゴムの板またはシートをはさんで遮蔽したほうがいい 研磨面の堅さや弾力性は樹脂シート(および布地)の材質と厚さ次第となるので、土台の材質はわりと何でもよい 布地は、ブロード(伸縮性のないビジネス用のワイシャツなど)や 化繊のサテン、タフタなど(背広の裏地などの滑らかで光沢のある生地) のように薄手で目の詰んだ平織りのものならダイヤペーストを無駄に吸わないとおもう 木綿の晒し布(日本手拭い)のように原糸の縒りや布地の織りがゆるい生地や デニム、帆布のように厚みのある生地だと>>160 や>>152 氏の説明のとおり ダイヤペーストが布地の内部にまで吸収されやすいために消費量が無駄に増えるし 生地が厚手だと刃先が丸刃になりやすくなる 本レザーは高級包丁と違って敷居が高いやね 高級包丁は買って多分数年は砥がずに使えるでしょ?つまり砥ぐのをプロに任せられる >>167 高級でも安物でも一週間で鈍らになるよ。 鉄板でも野菜は切れるっちゃ切れるけど、肉、水産は研がないと仕事にならない。 まあ、研ぎすぎてもまな板が痛むから程々何だけどね。普通の包丁だとまな板か傷付くから刻みには最近はgalaxy包丁使ってるよ。 >>170 そもそも両刃スレ以外のカミソリスレは全部過疎だぞ >>170 ネタが無い。 藤助を研ぎ直したので刃が微妙な理由について考察。 England steel 特上については単純に白紙系鋼の性質。 金文字とかレーザー打については、峰の軟鉄に対して鋼が硬すぎて刃が研ぎにくいのではと思う。ちゃんと砥げば良く切れるけど、新しい物には時々苦労させられる。 >>170 質問を起点に伸びてたが いちいちご丁寧な長文回答が付いて解決しちゃうからじゃないの? ガチ過ぎてつっこみどころもないから荒れる要素がないし話が続かないw 個人的には画像レビューの人の続報に期待してる できれば西洋剃刀も見たい 刃物板に本レザー使いが何人居るんだろうね 5人居ないかもしれないな 替刃式でも10人は居ない感じ >>171 メンズ板のシェービングスレもそこそこ動いてる >>174 ユーザーはそれなりに居るけど、ここには来ないね。 年齢層的に若い子と年寄りが多いっぽい。 ネタとして、鉄板とピカールで剃刀研いでみたけどそんなに鈍ったりはしなかった。誰かガラス板とかフライパンで剃刀研いでる人いる? ヒゲ剃りも剃刀の手入れも毎日のルーチンワークでしかないから すすんで話題にするようなネタもあまりないよね >>173 情報を小出しにするよりもまとめて出しきっちゃうほうが良いかとおもった… (ほかの人も長文カキコミしてるし) 短文2、3行で回答して質疑応答の繰り返しになったりするほうが面倒 前に貼ったまとめ画像のものだけでローテーション確定してる状態で その後まったく買い足しておらず追加購入の予定もないので画像レビューは打ち止め アーティストクラブ買ってから、本レザーに興味出て一週間しないうちにゴールドダラーと砥石とストラップ買って、Ralf Austのカミソリ注文してしまった。 お金かかったけど毎朝が楽しい >>178 沼落ちおめでとう。 安いし害の無い趣味だよ。 Gold dollarは…昔一度試して印象として刃が荒かったんで手放した。研げて無かっただけとも思うけど、工場出荷の段階でスマイラーだったし、全体として整備がしんどい剃刀という印象。 日本カミソリデビューしてみたいんだけど ヤフオクとかで出てるグラインダーかなんかで削りまくって錆落としたようなのってどうなの? 錆ういてるやつとかを業者が買って削って出品してるんだろうと勝手に予想してるんだが コレクターとしては状態悪いから多分入札しないんだろうけど 単に髭剃りたいだけならありなんか? >>179 Gold dollarも十分に剃れるように研げるようになったけど、エッジが歪んでるのと、スケールの歪み、鋼が柔らかい感じがするから最近あんまり使ってない。 ヒール落として、スパインとエッジ平行にするまで30分くらいかかった。 気兼ねなく研ぎの練習できたし、炭素鋼の錆びやすさ、保管も勉強できたし、教材用としてとても良かったよ。 自分で整備したカミソリは愛着湧いていいね。 >>181 Gold dollarの評価としては妥当な所だと思う。髭を柔らかくしとかないと剃っている間にキレが鈍る感じ。 革砥とかで回復させられるから髭を良く蒸らして使ったり、西洋系の柔かい髭質の人なら十分使える。 >>180 程度問題。 岩崎の製造工程の動画見ると鋼側にベンチグラインダーかけてる。 長時間当て続ければ鉄が赤くなって駄目になるけど、短時間ならオーケー。 変色が発生しない程度なら一般には問題無い。そもそも西洋剃刀はベルトサンダーで削ってる。 今思うと旧本レザースレがワッチョイ付きなのは単なる荒らしの嫌がらせだったな 自演大好きshavette君には居心地悪かったろうね >>183 ふむ これから始める初心者からしたら判別が不可能だな まあでも3000円とかなら買ってみて試してみるのもいいか・・・ >>182 ゴールドダラーはRalf austと比較して鋼材が柔らかい いいカミソリ買っちゃうといたらなさが目についちゃう。 スパインごりごり削って角度浅くしたけど砥石に背が張り付いて研ぎづらくなったから、ある程度背は削るものの元の鈍角のままのが歯持ちがいいのかなと思った。 ゴールドダラーは必死で工夫して砥いでナマクラながら剃れるようになったが、 洗面所でぶつけて刃が欠けてしまい、処分してしまった…… あれで俺はストレートは替刃式ストレート専門になったんだ でもこれでも十分楽しいけどね Gold dollarは研ぎYouTuberがいくら研いでも顕微鏡で見たら刃かけまくってて使い物にならないから捨てますって言ってたの見て購入するのやめたな 中世ヨーロッパが舞台の映画「バリー・リンドン」で、主人公が西洋剃刀で自分のひげを剃ってるシーンがあるよ 20年ほど前に京都に住んでた時はいろいろな砥石屋を回った 剃刀に使うの欲しいと言えばどこの砥石屋の店主も硬い浅黄を数個出してきて選ばせてくれた 包丁に使うのと言えば卵や黄色の割と柔らか〜中間くらいの硬さのを出してくれる店が多かった 最近ひさしく京都訪れた時それら砥石屋があったとこ回ってみたが悲しいかな2店以外は無くなってた 剃刀研ぎを人造で行くなら仕上げ用で8千番以上、刃欠修正用に2千番くらいを1つ 天然で行くなら堅めの仕上用1つ+泥出し用に目白かコマ名倉orミニサイズのダイヤ砥石 それに人造で行く時と同じく万一の刃欠け直し用に人造2千番くらい1つあれば事足りる 普通の刃欠けに包丁と同じ感覚で500番以下の人造使う人いるがゴソット削れすぎたりするので勧めない 天然と違い人造は研磨力強いので包丁感覚で番手選択して修正やると一気に刃が減る 包丁なら全然構わないが剃刀で削れすぎるともったいないし大きさ変わると髭剃り感覚にも影響が出てしまう ただし中華始め安い剃刀全般や使い込まれた中古品には斜角自体ダメで修正にダイヤ砥石が必要なこともあるから 砥石の面直し用も兼ねて通常サイズのダイヤ砥石も持っていた方が良い あと包丁の場合とは異なり剃刀の仕上げ段階に使う砥石に研磨力は要求されない なので仕上げに天然砥を使う場合は研磨力が低い物を買っても全然おK 昔の大工が好んで選んだ巣板は天然砥の中では割と研磨力高いのでそういうのは剃刀には向かないかも 剃刀の仕上げに使う三河白名倉はコマより目白の方が向いている コマより値段が安く粒の細かさはコマに近く研磨力はコマより低いため 剃刀の仕上げに用いる白名倉として目白は最適 当時の床屋が使った白名倉も目白が圧倒的で目白を買う客もほとんどが床屋だった カミソリなら仕上げは剛研輝12000がコスパ良くていいと思う。10ミリ安いけど薄いから20ミリがオススメ。 最初、黒幕12000使ってたけどナニワで言うと8000番くらいの感じ。 プレシェーブオイルはドロ〜としたのと割と粘度低い(サラサラ系)のがある 例えばアートオブシェービング等は前者でタコニック、マガード、ブルーベアーズ等は後者 もちろんオイルは身近にあるオリーブオイルやベビーオイル等でもおK オイルや保護剤のみや石鹸のみの場合に比べ併用の方が剃った後の肌状態は明らかに良い 特にストレート全般と肌当たりの悪(強)い両刃などにはオイルor保護剤+石鹸でやった方が良い >>192 ネタで反論すると、5000とか3000でも研ぎ方を工夫すれば使える。 研磨剤付けた革砥や布で仕上げるなら砥石は拘らなくてと良い。ただし泥が多く出るタイプの人工砥石は剃刀向きでないことが多い。 天然は面が狂わない硬い物が正道であるが、実際には軟口の砥石も使われていた。中硬程度の天然石だと名倉も必要ないので軽くタッチアップするような使い方だと一番使いやすく、面が均等に減るように使って時々名倉か友名倉を使えば問題は無い。 天然砥石の種類については、個体差が大きい。巣板でも合砥と同じかそれ以上に硬くて鋼が降りないものも珍しく無い。合砥でも鋼がやたら降りる物もある。 床屋が硬いだけの石と名倉が好きだったのは石探すのが面倒だったからだと最近は思う。硬い石は長く使えるし、研磨力を問わなければ珍しくないうえ安い。高品質な白巣板とかそう見つからなかったり高かったりで色々な意味で使えない。 ソープやオイルは剃刀や肌の状態が影響する。ソープは衛生上の理由と肌質の違いによる刃の滑りの違いを均す目的で使われていたのではと思う。オイルは肌と剃刀の摩擦が増えるものは使い辛い。ソープの下に使うと凄く良い。 個人的な意見としては、良く刃が研げていて、蒸されていれば水だけが一番楽。油が多い時は軽くソープで油を落し、終わった後に保湿すれば良い。剃った髭を片付けるのが楽だし。 ヤフオクでにへんこつの日下開山が出てたけど高すぎて無理だった >>198 刃はは普通に切れるしデカくて迫力あるけど、重すぎて手が滑ると少し切って終わりにはならなそう。 好みの問題なすんだろうけど…あれ程大きくする意味あるのかな? >>198 刃はは普通に切れるしデカくて迫力あるけど、重すぎて手が滑ると少し切って終わりにはならなそう。 好みの問題なすんだろうけど…あれ程大きくする意味あるのかな? >>198 日下開山はとくに重たいから、大きいやつ初めてなら使いやすく感じるかどうかは微妙かもしれない 相性合わなくても諦めがつくぐらいの値段で買えるチャンスを待つのがいいとおもう 切っ先の角を丸めれば肌を切る心配はしなくて平気だけど 顎の裏~ノドボトケの上あたりの肌の柔らかい部分は剃りづらい 自慢ではなく真面目にアホな話として、剃刀研ぎ過ぎて使いづらい事ある? 頑張って研ぎの腕を磨いたら半年ぶりに切った。しかも2回所。錆や荒れが原因かと3000からやり直しするも切る。 ヒゲを切る感覚は変わらないのだけど、刃先が皮膚の上を滑らずにサクッと行く。 粗めの砥石使って誤魔化してるんだけど、これ慣れるもの? 買った砥石が使えないの…。 >>202 カミソリ負けしやすくなって毛穴から血が滲んだりすることはあっても 肌をサクっと切ることはないなあ 砥石の目の細かさが不十分か粒度ムラがあるかで カミソリ研ぎに不向きなんじゃない というか研ぎの腕前や仕上げ方の問題なのか 砥石自体の良し悪しやカミソリと砥石との相性の問題なのか 剃り方の問題なのかよくわからない話だよね 確証は無いけど砥石は問題無しと思う。 硬い石だし前から使ってたから。外れ石も有るとは聞くけど、10以上買って明確なハズレは層が剥がれてくるよろい程度。水晶の塊が入っていても石が硬ければ特に問題は無くない?研ぎ方で変わる可能性もあるけど。研磨力が無い磨かれた石で刃が荒れるかな? 剃り方は…上手くはないけど替刃のフェザープロフェッショナルも使ったことあるし、今まで切らなかったから絶望的に下手でもない。ただ 斜行させないとか圧力落とすとか調整の余地はある。 >>203 ストロップで全ては解決するけど、鋭すぎる刃は剃るまでは検知出来ない。弛ませて使って刃を潰してから研磨剤で付け直しても鋭くなり過ぎる事もある。微調整が凄い面倒。 >>204 確かに問題の切り分けが出来無いのは辛い。 全ての始まりは井上藤助。鋼が硬くて背が削れて刃がつかないので、背を押さえずに柄を捻りながら研ぐ西洋剃刀や洋包丁の研ぎ方に変えた。試しにEngland steelと岩崎玉鋼も同じ研ぎ方で研いだら顔が小傷だらけに…数日で治るけど。 微小な錆とか1000番の荒れが残っているとかで似たような現象は起きる。けどその場合は肌当たりが悪くなる事が多いと思から、単純に両者のスペックが十全に発揮された結果ではと思う。 個人的な意見としてフェザーのハイステンレスとかPROFESSIONALは鋭すぎて自剃りでは辛いと思うんだけど(或いは刃が荒れてる?)、ああ言うのも慣れれば使えるもの? >>206 普通にアーティストクラブとフェザープロフェッショナルで逆剃り出来て無傷だぞ >>207 ありがとう。頑張って慣れる。 >>208 まあ、病気だな。とはいえ商売でやっている人達には洒落にならない問題だと思う。だから革砥と研磨剤で刃を安定させるんだろうけど。 >>210 目に見えるものが無いからね。 最初の内は鋭さで悩み、慣れれば滑らかさで悩む。 自分だけなら楽だけど、お客さんに使うとなると身も細る思いだと思う。昔の理容師のステレオタイプが細身の神経質な男だったのもガサツだと客を切り刻んでしまうからだったのかも。 >>206 研ぎの角度が鋭すぎないかな。 替刃式ならアーティストクラブのスーパーブレイドくらいなら大丈夫。 両刃の話になるが、ハイステンレスにR41でうっかり顔に置いただけで切ったことがある。 >>212 色々試してみた結果、ある意味で刃の角度が鋭すぎるというのが正しかった。 今まで研ぎ方が悪かったのとストロップを頑張っていたから丁度良くマイクロベベルが入って、糸刃を入れたようになっていたのが、背を削らずに研げるようになった結果刃先が尖り過ぎて使い難くなっていた。 何で気付いたかというと、hhtの結果は凄く良かったんだけど、凄く髭が剃り辛い剃刀の刃(刃が髭で止まる)を木板と布砥で鈍らせたら逆にサクサク髭を斬るようになったから。 how sharp is too sharpって古典的な質問の答えが出た。髭が太くて硬いと、hhtで食い付きが良い程実際に髭を剃ったときの切れ味が低下する(鋼が髭に衝突したとき潰れるから)。 3000番程度の砥石でも尖り過ぎるというのは意外だった。 へんこつの取説(?)には裏15回、表3回とあるけど、八の字研ぎの動画的には裏表同回数 どうしたもんか? >>214 裏表の比率が違うのは刻印があるサイドの方が磨り減りやすいし磨り減った時外観がよく無いから。 寿命が縮むけど左右均等に砥いでも十年以上持つ。人によっては刻印があるサイドはカエリ除去に留めるまである。 つまりお好きにどうぞ。 ただカエリが成長すると良いこと無いから頻繁にひっくり返すのが吉。 浅黄、天然名倉という組み合わせで日本剃刀を研いでるんだけど、研いでる最中に たまに「ガリッ」と引きずる感じがしてルーペで見てみるとかなりのキズが付いてる。 下手人と思われる浅黄を救う手立てはあるもんかな? >>216 目潰し、圧力下げる、柔らかめの泥が多い共名倉使う。 個人的には浅い傷は気にしない。研いだ感触が乾いているというか、貼り付かない、ドローがない感じの石でも研げるは研げる。天然で全く傷が入らないのを探すのは結構大変。 >>216 あと石の性質がよくわからん。 硬い石の場合泥も出ないから目潰しが効く。 柔らかくて荒い粒子が出るものは使い物にならない。 ヨロイは…慎重に使うか彫る。 砥石の性質ですか… ずーっと人造を使ってきたんで、天然砥石を表現する用語を何一つ知らないんですが、 貼りつきもなく適度な抵抗で気持ちよく研げる個体ではないかと思ってます。ただ、気持ちよく 研いでいると「ガリッ」とくるもんで… 砥石をルーペで見ると浅黄色の中にキラキラと光る0.1〜0.2o程度の欠片が… 仕方が無いので研ぎに入るまえにコイツ取り除き、砥汁をしっかり出して且つ圧力弱めで臨みます。 >>219 水晶かな? 針があると言って細かい傷が入る石は多いけど、そもそも剃刀研ぎで名倉として使われる三河の牡丹と中砥石並の粗さだし、通常使用感には影響が無い。ガリっと感じられるほどの物は砂とか埃等の結構大きめの物だね。 そういえば電着ダイヤで面出しした人が砥石にダイヤが食い込んでたとか書いていたような。 樹脂部品に施したメッキのような光沢ですが、特定できません。 「異物」を取り除いたのちに研ぎ始め、「ガリッ」を感じたら一度洗い流してから再度 名倉で砥汁…を繰り返して髪の毛と同等の太さの髭(個人差はありますが)は削ぎ落せる ようになりました。 太めの髭も適度に引っぱり出し、痛みを感じる前にすぱりと切るにはどうしたもんかを思案中です。 やはり研ぎのテク次第なんですかね? >>221 基本的に高い天然砥石は買ったことない人間(一番高いので無類鳴滝のレザー4000円)だけど、伊豫(年輪っぽい)や天草ですらガリっとは感じない。塗面に光沢のある点や筋は水晶が多い。 よく分からないけど、柔らかい砥石に水晶の粒が入っていて研いでいると泥に小石が混ざるなら(聞いたことないけど)、その石は使えないと思う。 研ぎの技術的な問題は稀にスパインを削ってしまうとか、圧力過剰とかある。天然仕上げで泥研ぎなら、なんとか使える程度までは普通刃がつく。ただし、天然だけで研磨剤やラッピングフィルムを使ったような刃を作るのは経験から来る判断力が必要(カエリで切れない、まだ尖ってない、泥の影響でマイクロベベルが入ってる等々の診断をして適切に対処する)。 天然砥石だけで剃刀を研ぐのは可能だけど砥石で削って革砥で刃を付ける方が楽だね。 革砥に塗る(?)青棒の粒度換算は#10000超とか…試してみたくなりました。 >>223 現代の金属研磨剤(ピカール)とかや剃刀用研磨剤なら布や木板に塗っても十分使える。上の方でシルクラップの話題で出たように媒体は替えても大差はない。西洋剃刀だと安くて丈夫なデニ厶が多いと思うな。 安いナイフ用革砥は買ったことあるけど、硬くて凸凹してて使えるようにするのがマジ大変だった。 ピカールと厚紙でもオーケーだけど弾力が足りないからフールプルーフでは無い(刃先が伸びることあり)。 媒体の選択は弾力も含め何となく重要な気がします。天然皮革が無難と思っていますが、 なめし皮も色々な表情があるのでストックで対応できるか吟味してみます。 あと、青棒もピンキリですね。ダイソーにもあるようですがネット通販取り扱いのみなのか 実店舗では今のところ見つけられません。 床屋が急に本レザーが衛生上使えなくなったのか本レザーの出品が多いよね >>225 意外とどうとでもなる。が、拘るのも楽しいからお好きに。 >>226 円安とかアメリカの好景気の影響で価格が上がってる。半年で2倍程度。 >>194 オクの某出品者のランク付け的には上から二番目な目白が最終仕上げには必須? >>228 194ではないから無視してくれて良いけど、三河が特別という感じはない。伊予でも三河天上でも共名倉でも、対馬でも大差は感じない。 石と名倉の相性もあるし、人気だったんだから何かしら理由はあるんだろうけど。 三点セットでボタン、天上、コマ買って、現在天上のテスト中。仕上石の共名倉より石によっては削りカスが出るから真っ黒で粘りがある泥が作りやすい(ゴミがダンパーになって仕上げの細かさが上がる感じ。石だけでコンベックス入れられる)。研げている感じがして楽しいが、伊予の名倉でも似たような効果あるし、鋼の無駄という印象もある。 最終仕上げとしてはストロップの方が使いやすい。 手持ちの目白を試してみた。 石の個性かもだけど天上に比べて柔らかいから削り易い。砥石を傷める心配も少ない。名倉としては使い易い。 研磨力は微妙。柔らかめの仕上げを名倉に使った感じ。 刃は剃ってないから分からんが、鋭さは特に落ちてない。 普通に悪くはない。 >>227 GW期間中に青棒を探しにホムセン巡りをと思ってましたが雑用に阻まれてしまい、 仕方なくとりあえず自宅にあった固形化してしまったコンパウンドを工作用紙に塗って 試してみました。なでる感じ且つ短めのストロークで表裏を往復させた程度でしたが、うっすらと カエリが付いているようでした。 早いうちに酸化クロムの含有度の高い青棒を入手したいものです。 >>231 往復させた程度でカエリが出るのは無いとは言えないが、疑わしい。また、カエリが出ると切れなくなってしまうので、布や革を使わないと、もし本当にカエリが出でるなら、其処からの復帰はむずかしい。 印象としては、ホロウグラインドの剃刀を軽い圧力で研磨剤ストロップした結果、刃を撓ませずに正しく先端が研げたのだと思う。で、砥石で圧力過剰に刃を撓ませて研いだベベルとストロップで研げたベベルの2つが見えるようになった。砥石で圧力掛け過ぎると先端ではなく側面が研げるよ(多少なら問題はない)。 >>0232 メーカーに拠るけど有名メーカー製の剃刀用青棒、白棒でも200とか800番並みに荒い物もある。そんなんでもバフがけに使うと金属を鏡面に磨ける。で、ストロップを優しく掛ける分には、バフのように速度で金属にぶつける訳では無いから、粒度はそこまで気にしなくても良い。 一般的に金属磨きや車用コンパウンドの方が、青棒よりは粒子が細かいんだけど、あまり冒険する人はいないね。ピカールとか昔から使われているもので十分なのと色々入っていると健康上の懸念が出てくるから。 一応切れてるのでカエリでは無さそうですが、剃刀も庖刀研ぎの要領で大丈夫だろう という認識でしたので撓んでいる可能性大ですね。潔く一度リセットしようかなとも思ってます。 それと青棒ですが日本製の研磨用よりDIALUXの方が健康面で安全でしょうか? >>234 cr2o3(酸化クロム)にしてもal2o3(アルミナ)にしても顔料や化粧品の材料として使われてて、強烈な毒性はない。 問題は溶剤や不純物。海外の剃刀メーカーから専用の研磨剤は売りに出てるけど、材料は工業用と思うし高い。 一番安全そうなのはダイヤモンドやアルミナ粉末と医療用ワセリンや食用の油を混ぜて研磨剤の自作。研磨粉末の純度等の問題は残るけど、それを言うと砥石は安全なのかという話になる。 個人的には溶剤が灯油とかでも石鹸とスポンジで洗えば問題はないと思っているけど、wa粉末は安いし色々使えるから8000番程度のものを持っていても良いかも。 >>235 p.s 研磨剤は付け過ぎると皮で磨いても研磨結果が粗くなるらしいから少なめが基本。 DIALUXシリーズもオーソドックスな貴金属磨きのようなのでレシピ的に日本製の青棒と大差ない かもですが、磨く相手別に8種類もあるようです。 研磨剤の塗布量は先ずはナイフなどで試していい塩梅を見つけます。 基剤の候補として挙げていただいたワセリンは入手の容易さの点で〇ですね。 あとは蜜蝋、ギーとか…(冗談ですが)。 西洋剃刀ってヤツを初めて入手したけど、薄いね〜 ノギスで測ったら刃先の近くは0.25o 質の良いinoxはここまで薄くできるんだね 青棒をやっと手に入れたわ。わりとデカいDAIS Oで イメージしていたのとだいぶ違った。なんというかハードパステルっぽい >>239 羨ましいです。徒歩圏内のダイソーや違う屋号の百均では取り扱いなしでした。 ハードパステルですか… !緑の絵の具でも厚紙に塗って乾燥させてみますかね(笑) 日本剃刀の重量とか刃の角度って皆さんどの程度が好みですか? 重め、大きめが好きだったんだけど、鋼が五ミリも残ってないような死にかけの岩崎(日本剃刀)買ったら逆剃りが異様に楽だった。 理由はシャープネスとスライドカット依存で髭への圧力極小で剃るから。 理屈の上では重い剃刀でも同じことが出来るはずだけど、二丁掛の岩崎では俺には無理。 鈍めに研いで、刃を立ててこそぎ剃るアプローチなら重めの剃刀でも似たような結果は出せる気がするけど、鈍し加減が難しそう。 床屋さんの道具としてはある程度の重さ大きさがある剃刀が主流だったから小さい方が良いというのは直感的に間違っているように思うけど…。 可能性としては昔は鋼の質的な理由で鋭角な軽い剃刀で客を剃るのは難しかったのかもと思う。岩崎は最後まで刃が持ったけど、柔らかめの鋼の剃刀で刃角が鋭いものだと後半は刃が鈍り始める。穴刀だと髭を1/4剃ったら研ぎ直し。 >>242 スマホで見ると同じポイントなんだが、PCでみると文字の大きさが1/4程度なんだけど、 何故? >>0243 プラットフォームか文字数、またはIPがサーバーに嫌われている。 やっぱ最終的には程々に刃は鈍いほうが楽という結論に落ち着いた。刃が軽いほうが細かい作業がしやすいのは変わらんけど。 西洋剃刀に浮気して谷藤とかDorko買った。 谷藤は顎が引っ込んでいる形状が独特。 Dorkoは硬いっちゃ硬いけど青高速度鋼程度?青の様に天然砥石削り棒でな無い感じ。 使用感はすっごい普通。でも西洋剃刀は長すぎて苦手だわ。 高値更新のプッシュ通知が遅れてまた落とせなかったわ 日本剃刀って人気あるわ HHT-4レベルまで追い込める研ぎのテクがあれば二丁掛けかなぁ…慣性でスイスイ剃れそう 自分は未熟なんで今のところ一丁 >>245 海外からの買いが最近多いからね。リストアして売っているよう。 手数料の関係か単品は意外と安かったりする。 >>246 確かに慣れると鋭く研げるようになるが、鋭くなっても良いことはあまりない。 HHTの問題は髭に比べて他の毛が柔らかすぎること。 硬く太い物を切断するためには斧のように先が鈍く、多少丸くなっている必要がある。 例外もあるが西洋人の髭は日本人の髭より柔らかいから特に。 実験的に日本剃刀の背を持ち上げてナイフ研ぎした事がある(多分45から35度)。 スネ毛とかは距離1cmで切れ、ツリーチョッピングはヒット率低。 soaking無しでは一部引っかかる感覚あったのと皮膚に当てる角度に戸惑ったけど剃れた。 hanging stropとかも刃を丸めて先端角度を鈍らせている。 西洋剃刀でもグラスカットとかやる。 研ぐのと同じかそれ以上に適度に刃を丸めるのも重要な技術。 剃り音の静かな西洋剃刀があってねメッチャ快適なんだわw 事前に髭を柔らかくする作業も大事だよね! 俺も砥ごうとして断念して替刃式ストレートにいっちゃったけど、カミソリ砥いでちゃんと剃れる人は尊敬するわ ナイフや包丁を砥ぐのさえ難しいのに、カミソリだからなあ ベタ研ぎの剃刀の方が断然簡単だよ 角度を自分でキープしなきゃならない包丁ナイフの方こそ慣れが必要 内の女子どもが使ってる使い捨てレザーをたまに拝借するけど、何ていうか 剃るときの感触が日本剃刀のほうがいいな、切れ味は負けてるけどw >>0248 手間を考えなければ、お風呂に浸かった後の柔らかい髭を刃が鈍い剃刀で剃るのが一番だな。 梅雨でタオル乾かない時とかソープで洗って即剃ってるけど…。 >>0251 まず前提として最初は角度保持を助けてくれる治具を使ったほうが研げるのは事実。 だがレザーや大工道具の刃の水準になると圧力の変化が重要になる。 で、圧力が常に刃先に掛かる状態を維持できる様になると、治具があっても無くても似たようなもの。 さらにhollow groundの剃刀は撓むから圧力の上下で刃の角度が変わってしまう。 例えば欠けの除去のため220番を使う時、背を浮かせてガッツリ圧力かけて削る。 1000番も似たようなものだけど、終わりに近づくにつれ圧力を減らして寝かせ気味に研ぐ。 で、3000番の終わりから背が砥石に触れる状態で研ぐ。 刃がつくまで相当時間が必要と思ったけど、3000番は三分程度で終わった。 剃刀やnear wedge でも程度の差はあれ似たような現象は発生する。 背を砥石に当てながら研ぐとビリビリと振動したり滑らかに研げない事も頻繁にある。 スパインが水の上に浮くような加減で研ぐ。 結論としてはナイフとレザーで難易度はそう変わらない。 研げる人はどっちも研げるし、研げない人はどっちも上手くは研げない。 >>0253 日本剃刀にも色々ある。 けど、普通は革砥とかシルクラップで刃先に丸みを入れて角度を落として使う。 仕上げ砥石で研いだ段階で市販の剃刀より刃が鈍いなら、刃先が研げてないかカエリが取れてない。 西洋剃刀を研ぐ時に背側にテープを貼るか貼らないかはマニアの間でもよく話題になる 現在の西洋剃刀職人は研ぐ時、背にテープを貼る人の方が割と多い 背にテープを貼らず研ぐ場合はベベルをリセットする必要が生じその後の進行は各個人次第となる テープを貼らず研ぐと最初は背側と刃側で均等にすり減っていき最終的には背側に沿って2次的な線が発生してしまう 一方背にテープを貼っても長年にわたり研ぎ続けるといずれは形状が崩れ正常な刃が付かなくなる ただこの場合たとえ毎日のように頻繁に研いだとしても形状が崩れるまでには数十年を要する 多くの剃刀ユーザーの寿命あるいは剃刀を使えなくなる身体状態に陥る方が形状が崩れるより先に来る 万一形状が崩れてもなお髭をそれで剃れるほど元気であってもユーザーは新しい剃刀をさっさと購入するだろう 日本剃刀と異なり西洋剃刀は仮に毎日使ったとしても砥石にかけるのは数か月から1年に1回で十分 多くの西洋剃刀使いは最低でも何本か所有しそれをローテするのでなおさらジオメトリ問題が生じるまで使うことはない なので西洋剃刀は背にテープを貼って研いだ方が良いし現在の剃刀職人の多くもテープを貼って研ぐ人が多い もちろんジオメトリが崩れるまで研がれ使われ長年に渡り放置されていた古いビンテージ西洋剃刀はこの限りではない >>255 テープを貼って研ぐと背側がほんのわずか鈍角になると思うけど、そのメリットは? その方が長切れするとか? >>256 美観。物によっては金なんかで装飾されてる。 人によっては背を削ってしまって刃がつかないとかあるからその予防。 粗研ぎを薄めのテープで、仕上げを厚めのテープとかまあ色々出来ると思うよ。 鈍角になるのは気にしなくて良いと思う。14−18度はキッチリ研ぐと鋭すぎる。 メーカーさんはそれなりに刃を付けて出荷と思うんだけど、メーカーさんはまさか テープ貼って研がないよね? >>258 テープ貼って研ぐトコも有るよ。 装飾されてるのとか個人工房の製品はテープ率高い。金で背に飾り入れてるからね。 個人的には面倒だからテープ貼らんけど、西洋剃刀で加減間違えて盛大に背を削った事は何度かある。実用上の問題は出ないけど、見た目は良く無いね。 >>257 美観なら厚み的に同じテープでいいのかな?って思うけど、粗研ぎは薄め、 仕上げを厚めとした狙いは? 古い肥後守ナイフを砥いである程度切れるように仕上げたんで前から気になっていたナイフでひげ剃りを風呂場で石鹸の泡と試してみたが普段使っている二枚刃安全カミソリよりやはり切れが悪い。 時間かかったけど濃いめのヒゲの自分だけど何とか剃れた。 肌を滑らす角度も恐る恐るで安定しないし肌の突っ張り感があるし場所によって少しヒリヒリする所もあった剃りも顎の下辺りは浅剃りな感じ、やはり専用のカミソリだと大分違うんかな? >>261 まずは替刃式がいいよ。カミソリを砥ぐのは本当に大変。替刃式ストレートのスレがあるので、ここは砥ぐカミソリの話がメイン >>262 レスサンクス、剃刀砥ぎは難しそうよね替刃式で先ずは切れ味を知ってからも大切ね 肥後守のデフォの鎬の位置だと剃刀としては鈍角過ぎな気がする。 調べてみたら剃刀は10数度辺りの刃角なんですね、私の肥後守は30数度程度なんでかなり厚い。 でも何とかなったんで本物のひげ剃りをちゃんと砥いで試してみたくなりました 俺は砥ぐのは断念したなー なまくら気味の刃がついて喜んでたら刃が欠けてモチベーションを失った >>265 昔の剃刀で30度仕上げとかあったので角度的には問題無い。スムーズさ云々はカエリの処理とかだね。 剃刀鋼材で青二を使っている事もあるし、根本的には剃刀とナイフの違いは無い。ただ剃刀の方が傾向として研ぎやすく、硬くて脆い刃に作られている事が多い。 ヘンケルスのステンレスピーリングナイフとかでもツリーチョッピングが出来る刃に仕上げられる。髭も剃れると思うけど、先尖ってるから何か嫌。刃持ちは多分悪い。 ステンレスって刃こぼれし易いイメージがあったけど、ゾーリンゲンのフリオデュアは 基本青棒、たまに砥石でけっこういい感じに仕上がるよ >>0269 ステンレスと言っても色々だけど、基本クロムが入っていると粘りが出て柔らかくなる。 粘るから簡単には尖らない(切削性が悪い)、欠けない、柔らかいから簡単に削れる。 大昔の安物ステンレスは研ぐのが難しくかったけど、friodur世代では鋼に劣らない(泣)。 ところで研磨剤と革砥、ラッピングフィルム無しで剃刀研いでる人います? 以下のようなことで悩んでます: 一応使えるとこまでは研げるんけど石だけだと一歩革砥に劣る。 革砥や研磨剤使うとどの石使っても結果が同じだから悲しい。 研磨剤なしでもしつこくストロップすれば良い仕上がりになるけど、手間…。 江戸時代とかどうやって研いでたんでしょう?やっぱ砥の粉? あと天然砥石って拘る必要あります?個人的には外れ引いた事がなくて京都の河原で拾った石に面付けをしたものでも問題なく研げました。 最初は白巣板!黄板!白浅黃!緑板!戸前!赤ピン!と喜んでたんだけど…今はどれ使っても普通に同じ様に研げる(笑)。 >>261 で肥後守髭剃りチャレンジした者なんだが色々悩んでレザー型の中古買って砥いで使ってみたらやはり良かった、レザーの砥の流儀は8の字とか色々動画見て試したけど普通に面出しした中砥と天然砥石の合砥とスエード革で慣れてるやり方で研いだのが1番切れるようになった。 替刃式じゃないレザー型使ってる人なんて殆ど居ないと思ってたが中古相場高いねあれ当時の新品は幾らしてたのか気になる https://i.imgur.com/ZiQPcVY.jpg https://i.imgur.com/oCTe2Q2.jpg >>268 その後肥後守も再度気合入れて慎重に研いだら良くなりました、仰れてる通りでしたありがとうございます。 将軍家とか地方大名とか、お偉い方々の月代の部分を剃ることを任された人は どうしてたんだろうね?今と違ってダイヤモンドペーストとか青棒はないだろうし… 普通に砥石で仕上げれば良いんでない?人間それしか選択肢無いならそれで何とかしちゃうでしょ。 砥石だけで普通に仕上がるよ >>273 おめでとう。 レザーの価格推移?ピンキリだったようです。 基本プロの道具だったので今の感覚で2-10万、今でも新品は同じ程度。ただ作るのが難しい物ではなかったので数千円のものも。岩崎の日本剃刀の昔の価格とかカタログ読むと青棒とそう違わなかった。 今の中古が高いのは海外の需要です。 >>275 大物相手だと時間掛けられるから難しくは無いと思う。砥石で研いで木板などでストロップしていくと良い刃になる。ただし時間がね。 >>276 >>276 砥石だけは無理。 昔の床屋さんは手の皮を使っていたと聞くけど、砥粉併用だったのか、木板で処理したあとに手の皮だったのか、それとも皮の前に布使っていたのか。そういう話し。 日本刀なんかも最後は砥粉を手の指で刃に擦り込んで側面仕上げるらしいよ。前段階では金属の棒と砥粉。 正確には天然砥石で研いでティッシュで拭くだけでも剃れるけど、スムーズさとか肌への優しさが1段落ちる。玉鋼は砥石だけでも比較的優しいから剃刀そのものの質が違った可能性もあるかもだけど、床屋は何かしらの工夫をしてたと思う。 革砥として使い物になるか不明だけど鹿の革なら確実にあったはずだよね 日本刀の仕上げは内曇り砥石で刃を付けたらその後極薄名倉天然砥石や酸化鉄粉とかこすり付けるのは切刃部分のお化粧磨きの為なんで切れに関するのはほぼ内曇り砥石までなんですよ。 床屋の革砥はコードバンとタイダウンベルトみたいな分厚い繊維がセットになってる事から昔は分厚い布切れでこすって仕上げをしてたのかな?って思いました。木の板でも良さそうだし >>281 ももんじ屋っていうの?野生の獣の肉を薬として専門に扱っていたお店はあったようだし江戸時代でも肉食の文化はあった(ただしとても高価)。そういう理由で皮も入手は可能だったと思う。ただ入手性は悪いし日本の風土に合わないしで一般的ではなかったのだと思う。 >>282 剃刀もそうだけど研磨の最終段階で手の皮と砥粉を使うと良いというのは一般的な知識だったと思う。皮も入手可能だったから革砥も試した人は其れなりに存在したと思われる。しかし流行らなかったんだろうな。布砥は無かったと考えるほうが変な話だが、現代に残る伝統文化に其れらしい形跡は無い。 剣術も江戸時代では突きが主流だったのに今ではそういう尖った流派がないように、当時の技術や思想は結構消えてる。刀の磨きだって昔は量が多かったし貧乏な武家も沢山。当然磨き方も今のような儀式的なものではなく各人が工夫を凝らして効率を追求して様々な手法が有ったはずだけど残ってない。 日本剃刀も伝統有ると主張はされているけど、百年程前のものは少し形状が違うし研がれ方もスマイラーが多い。江戸時代まで遡ると別物だった可能性も有りそう。 古い玉鋼は研ぎもストロップも凄い楽だけど、流石に手の皮だけで仕上げるのは効率悪すぎて信じられん。衛生面の問題もあるし、手の皮無くなる。床屋はサービス業だから剃刀の品質落としたら仕事無くなる。効率も大切だったはず。 まあ、剃刀の性質が違った可能性も高いけどね。あと耳刀の由来は細くなった剃刀と聞くけど現代の剃刀だと耳刀として使える様な形状には変化しない。そう考えるとtrue wedgeと同じで元々日本剃刀は小刀形状だったのかも。元々28-30度程度の角度に研いでいれば皮砥の必要性もそこ迄ではないし、鋼が軟らかくても刃持ちする。 玉鋼の剃刀かぁ…、江戸時代にも存在したんだろうか? >>286 玉鋼の命名は明治。現代の玉鋼製鉄は江戸期又はそれ以前を再現したものとしているが…まあ…現実には不明。 昔の和鉄の品質はピンキリだったと思う。技術的な上限と材料から考えて最高品質のものは現在の刀剣用と同等以上。古刀などだと鉄の成分が現代の物より飛び抜けて良いものもあるそうだから上澄みの品質は良かった。でも其れが一般の床屋が使える値段だったのか?と問われるとね。鍛錬で不純物は抜けるけど、脱炭も進むから柔らかくなる。 今残っている寺正、誠一郎、永正以上に軟らかかったとすると木板と手のひらの皮でストロップするだけでも十分だったのかも。 明治以前のものは和鋼と呼ぶべきなのかな? いづれにしても恐ろしく手間と時間が かかってそうな鋼を剃刀用にしたとはちと考えにくい。可能性としては鍛錬し損ないの個体くらい? >>289 江戸時代の和鉄製造は砂鉄からの物(人力だから多分コスト横並び)と古鉄の再生品。燃料は炭使ってたから窒素や燐の問題は少なかったそうな。炉毎の品質のバラツキは材料の質と設備、技術者依存。 推測だけど商売だから設備、技術面では何処も高い水準で枯れてたと思う。材料も燃料費考えれば厳選してたろ。 だから炉の内部の位置関係とかで、炭素含有量が高い一級品と二級、3級品が決まってた。 刀なんかは叩いて折返す事で炭素含有量が減るというか減らすので一級品を使わないと柔らかくて実用出来ないものになる。 剃刀は叩いたり折返す必要がないし割れやすくても問題ないから二級品でもオッケー。 刀と違って軟鉄と接合する意味もなかったと思うんだけど、今のように霞にしてたんかね? 包丁などは残ってる写真見ると全鋼に見えるものか儀式用の刀型が多いように思えるし、形も現在の物とはかなり違ってて霞包丁は近代になって潤沢な鉄の供給が始まって普及したのではと思う。裏スキの削りとか手仕事なら地獄だし。 下のページの最期の方にあるのが岩崎の師匠筋千代鶴是秀作の剃刀らしい https://historyrazors.wordpress.com/2016/12/08/iwasaki/ なお古めの玉鋼剃刀の精一之作を天然砥石で研いで木板で仕上げたらフェザーの替刃一歩手前程度までは楽に仕上がったから鋼によっては革砥とか布砥無くて効率は悪いけど使えなくはない。 近代以降の和鉄の製造法では鋳鉄や高炭素鋼は容易に作れたが低炭素の軟鉄になるほど人力で叩きまくって還元して作るしかなかったのではるかに生産が困難で高価なものだったのよ 高炭素が一級品とかバカも休み休み言って欲しい >>291 http://www.wakou-museum.gr.jp/spot8/#: ~:text=%E7%8E%89%E9%8B%BC%E7%89%B9%E7%B4%9A%EF%BC%9A%E7%82%AD%E7%B4%A01.0,%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%8C%E3%80%81%E5%A4%A7%E3%81%8D%E3%81%95 1.0〜1.5%を含有し、破面が特に均質なもの 玉鋼1級:炭素1.0〜1.5%を含有し、破面が均質なもの 玉鋼2級:炭素0.5〜1.2%を含有し、破面が均質なもの 玉鋼3級:炭素0.2〜1.0%を含有し、破面が粗野もの、別名大割下(おおわりした)ともいう 炭素量が高いものが一級品だぞ。喧嘩しても意味ないがもう少し知性ある書き込み求む。 実際に江戸時代も同じ分類や考え方をしていたのかは別問題だけど脱炭は加熱などで可能。低品質な鉄は炭素が問題なのではなく他の不純物だね。 鋼より鉄の方が貴重であった可能性はそれなりにある。が、古い寺院などに使われている釘は鉄なんだよ。 あとうろ覚えだが産業的にも鉄の時代のあとにコーコス使った鋼の量産が来るから、鉄に炭素を付加するほうが抜くより難しいのだと思う。 勿論完全に炭素を抜くのは現在の技術でも困難だし、刃物製造の文脈での話ね。鍋や釜はまた別の話があったろう。 なお日本の鉄は時代を遡り製鉄技術が未熟な時期ほど純度が上るらしい。何でも低温の炉とか南蛮鉄の影響らしいよ。 ちょうど一年前にめぐろ歴史資料館ってところで千代鶴是秀氏を含む 目黒にゆかりのある名工の特別展があったそうな… >>292 江戸時代以降の近代たたらによる製鉄法では銑押し法では主に銑鉄が、 ヒ押し方でも銑鉄と高炭素鋼しか得られない そこから需要の大きな低炭素で加工のしやすい軟鉄を作り出すには、人力による大鍛冶作業によって脱炭と精錬の工程を繰り返してやっとこさ出来上がる これは日本では幕末に西洋技術の石炭高温炉が入ってくるまで熱源としては温度の足りない木炭しか使えず効率的な還元・精錬方法を持たなかったためとてつもなく非効率な人力大鍛冶作業に依存していたから 比較的簡単に得られる鋼よりも軟鉄のほうが貴重で高価な代物だった >>295 有難う。 でも"比較的簡単に得られる鋼よりも軟鉄のほうが貴重で高価な代物だった"この結論はソース有る?推測? 一般に高炉の前に塊鉄炉が使われ始めるんだけど、この手の低温炉からの鍛造だと叩く回数がおお過ぎて鋼の製造が難しい(錬鉄になる)。また高炉はコークス以前は木炭で運用されてたんだけど(木炭のほうが質の良い鉄が作れる)、大規模で周辺環境への影響が大き過ぎて使えないかった(高炭素鋼を生産できる高温の炉はデカい)。そして最近の研究だと青銅時代でも一部地域だと原始的な製鉄が行われていた痕跡が見つかっていて製鉄のハードルは実は結構低かったらしい。また古鉄の再生も低温の炉で熱して打つことで行っていたとすると、手間は凄かったと思うけど小規模になら各コミュニティで錬鉄は自給自足出来てたのかもと思うのよ。 古代ギリシャで蒸気機関が発明されていたけど奴隷のほうが安かったのは有名な話で昔の労働力って凄く安くて、地元で作れないもののほうが貴重だった。 要は分からないって話なんだけど、錬鉄は古鉄ののリサイクルや原始的な炉で賄えるのに対して鋼は大規模な炉を有する産地からの輸入だから鋼のほうが安かったと言われても何が根拠となるものがないと本当に?って感じ。 勿論錬鉄が安かったとする理由も無いよ。価格は需要と供給で決まるわけで、炭素含有量が低い方が錆び難く、鍋釜には適している。ただ同時に鋼の供給は環境面で規模拡大が不可能だったという側面もある。製鉄なんて際限なくやったら国が消えて無くなるから、ダイヤの供給のように絞られていた可能性が高い。 個人的には古い包丁や剃刀は全鋼だったのではと思っているけど資料がないんだよ。 江戸中期辺りに越前や堺で作られた包丁などが良い状態で何処かに残っていればね〜 >>297 残っていると思うよ。誰も興味無いだけで。調べるより歴史は捏造したほうが楽だし箔が付くからね。特に和包丁売っているとこは伝統が売りだから検証はしたくない。 この人は江戸時代以前の鉄の大部分は国外からの輸入とかタタラ製鉄以前にもっと原始的な製鉄が日本で使われていた筈と主張しているけど、やっぱ何も証拠は見付けられてない(鉄は錆びるしタタラにしろ原始製鉄にしろ痕跡が残らない): http://ohmura-study.net/017.html 奈良時代あたりの日本刀形状の包丁は逆に残っている。江戸期の包丁で検索して出てくる写真はここの物だけ: https://www.kiya-hamono.co.jp/hamono/wa_rekishi.html 流石に一本では空想が捗るだけ。1800年代以降は現代の物と同じとの主張だけが歩いてる感じ。どっかの博物館には昔の包丁が収蔵されているのかとも思うんだけど、ヒットしないね。 なお現存する日本最古の剃刀はこれらしい: https://www.riyo.or.jp/vol-47-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%9C%80%E5%8F%A4%E3%81%AE%E5%89%83%E5%88%80%E3%82%92%E5%8F%8E%E8%94%B5%E3%81%99%E3%82%8B%E5%AF%BA%E9%99%A2%EF%BC%88%E5%A5%88%E8%89%AF%E7%9C%8C%E8%91%9B%E5%9F%8E%E5%B8%82/#: ~:text=%E7%8F%BE%E5%AD%98%E3%81%99%E3%82%8B%E6%9C%80%E5%8F%A4%E3%81%AE,%E5%8F%8E%E8%94%B5%E3%80%81%E5%B1%95%E7%A4%BA%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82 話それるけど、不純物の含有率が極めて少ない「純鉄」は錆びにくいんだね 錆とは何か改めて勉強しないといかんな >>299 化学的にはFeはOと反応して酸化鉄になるから、表面の酸化皮膜の種類とかpitting rustが発生しにくいとか、被膜がはがれにくいだと思う。 デリーの鉄柱が有名だけど、あっちは表面のコーティングが原因では無いかとも考えられているらしいけど、"良くわかんない"というのが本当のとこらしい。 収集品はゼラストと一緒に真空パックして保存してる。サビネーズとかも良いんかね? メーカーHPによるとゼラストもサビネーズも防錆剤が気化して金属表面に防錆皮膜を 形成するとかだけど、まぁ究極は尼などで二万弱で手に入る小型真空容器で水と酸素を 徹底的に排除かな? >>301 実験してみないと結論出ない話なうえに実験も何十年も必要だから難しいね。 米軍は窒素封入のモスボールとか飛行機の墓場のような乾燥地帯で保存をしているらしい。 けど、故人で保存となると真似できないもんね。 真空パックについては正直あまり期待していない。外部からの酸素や水分はある程度遮断してくれそうだから脱酸素剤や乾燥剤と併用すれば効果はある。ただ完全な真空にはならんし、金属表面の吸着水の問題もある。防じん剤と併用して外部との遮断を維持できれば諦めはつくけど、保存方法としては正直不満が残るね。 文化財の刀剣とかも日本での管理体制は微妙っぽいし数百年経てば錆しか残ってなかったりして。 昔オクでみた岩崎の玉鋼で表面が窒化したままでグラインダーに掛けられていないものがあったけど、ああいうのが保存には良いと思う。黒錆の方は美しいとは思うけど、層が厚くなると内部が錆びてたりもあるから信頼はできないかな。 >>301 実験してみないと結論出ない話なうえに実験も何十年も必要だから難しいね。 米軍は窒素封入のモスボールとか飛行機の墓場のような乾燥地帯で保存をしているらしい。 けど、故人で保存となると真似できないもんね。 真空パックについては正直あまり期待していない。外部からの酸素や水分はある程度遮断してくれそうだから脱酸素剤や乾燥剤と併用すれば効果はある。ただ完全な真空にはならんし、金属表面の吸着水の問題もある。防じん剤と併用して外部との遮断を維持できれば諦めはつくけど、保存方法としては正直不満が残るね。 文化財の刀剣とかも日本での管理体制は微妙っぽいし数百年経てば錆しか残ってなかったりして。 昔オクでみた岩崎の玉鋼で表面が窒化したままでグラインダーに掛けられていないものがあったけど、ああいうのが保存には良いと思う。黒錆の方は美しいとは思うけど、層が厚くなると内部が錆びてたりもあるから信頼はできないかな。 タッパーに使い捨てカイロを入れて、すのこを敷いてその上にお宝を置いて蓋を閉めるってのはどう? >>304 調べたら資料があった。 City of Glasgow College https://www.cityofglasgowcollege.ac.uk › ...PDF Oxygen Depletion in Enclosed Spaces https://toyokeizai.net/articles/-/477935?page=4 密閉空間で鉄の酸化が発生した時内部の圧力がどうなるか気になっていたんだけど、低下すると書いてあった。だからパッキンの強度が十分なら懐炉は結構使えそう。但し逆にコンテナが開かなくなる心配は有るかも。 >>304 調べたら資料があった。 City of Glasgow College https://www.cityofglasgowcollege.ac.uk › ...PDF Oxygen Depletion in Enclosed Spaces https://toyokeizai.net/articles/-/477935?page=4 密閉空間で鉄の酸化が発生した時内部の圧力がどうなるか気になっていたんだけど、低下すると書いてあった。だからパッキンの強度が十分なら懐炉は結構使えそう。但し逆にコンテナが開かなくなる心配は有るかも。 首すじの逆剃りが難しい、右利きで右首すじのヒゲが後ろ向きに生えてるのが多いので前方に向かって動かすのが難しい、T字安全カミソリを使えば簡単なのに悔しくて本レザー一本で頑張りたくなる ゾーリンゲン、スウェーデンの刃の高いの買って試したけど安いゴールドダラーが研ぎ上がり1番切れる、しかしステンじゃないので毎回キレイに乾かさないと錆びるのも悲しい 自分の首すじ周りは生え方と角度的にセルフのレザーでは完全な剃りが出来ないと気付いたので諦めた そういえば昔床屋に通ってた頃はいつも首すじ周りの剃りにすごく時間かかってたなと プロにやってもらってそれなのに自分一人で完璧にはちょっと無理だ 半円状のレザーでもあれば上手く剃れそうだけど、そうなるとキレイに砥げなさそうだしな >>307 片手でハンドルを持ち、もう片方の手で慎重に刃先を持って、自分の両手でT字カミソリのヘッドを作って剃るんだ 首すじ苦労してる人他にもいらっしゃる(嬉) たまに見る湾曲刃のレザーってそういう目的でしたか!でも本当にメンテナンス無理そう。 左手添える動かし方ですか、怖そうですがトライする価値ありそうですね。 時間さえ許せば不可能ではないんですよ首すじの逆剃り、ただ10分以上かかります習熟すれば5分位で終われるのが目標です。 コレは普通というか一般的な腕前のプロの方と思われます。 半円状のレザー? あー、何か中心部分が凹んでる変な癖のある剃刀?あれ首剃り用なんだ。 物臭がポケット砥石で長年研いだ痕跡だと思ってた。 首の逆剃りは首の形状で難易度変わるんかな? 上向いて鏡見ないで徐行運転で剃れば平らだから俺は首は楽。辛いのは尖った顎。 >>0312 動画の動かし方怖すぎ。 暴走族かよ。 プロは人に見られて信用されてナンボ。大惨事が絶対に無い動きが大切。 あと替刃よりマイルドなのは研ぎ方の問題か剃刀がヘボせい。 寿司を切る包丁みたいな形状ではなくて中央部が凹んでる剃刀? あるんだ…でもどうやって研ぐの? >>317 棒状の砥石?慣れてないと無理だけど。 彫刻刀と同じく一つの砥石で研いでいると砥石の形状が刃物に合わせて変わるし。 浅型の砥石を物臭が使っても中心だけ凹む。剃刀って慣れているとどう研いでも刃がつくから、マスタッチ歪みとか色々な砥グセがある。 始めたいけどとりあえず練習でアーティストクラブのガード付きから初めたほうがいいかな >>319 アーティストクラブは5000円はするから、まずは両刃替刃が使えるHalf DE Shavetteはどうか ちなみに替刃式は専用スレがある 【ひげそり】替刃式ストレートカミソリ Part3【Shavette】 http://kizuna.5ch.net/test/read.cgi/knife/1640688833/ >>320 すれ違いですまん 実はシャベットももってるし ストレートレザーと和剃刀も買った 買ったばいいけど研ぎに何買えばいいか全然ググってもんからないし 怖くて使えないからまずガードついてるアーティストクラブからはじめようかなって >>321 アーティストクラブSSとプロシールド替刃とかいいかもね 俺も本レザーをまともに砥げたことはほとんどないが、砥ぎの仕上げは12000番の人工砥石か、15000番のスリーエムのラッピングフィルムで、 そこまで番手でスムーズな進行になるように砥石が多い方がより良いようだ そして砥ぎ終わったらストロッピングだな。革砥で砥ぐ?わけだ 研磨剤の青棒を革砥に刷り込んで上手くいかなかったから使ってなかった 西洋剃刀は中華のGold Dollarだけで剃れてたけど不慮の事故で刃が欠けてしまって、モチベーションを失ってそれ以来替刃専門だ 砥ぎに関しては色々調べまくったから、必要があればURLを貼れるよ 砥ぎだしてわからないことあったらここで聞けば俺か誰かが応えてくれるだろう >>0321 包丁とか研ぐ時刃を指で撫でて尖り方を確認する? 刃と直角方向に動かすと圧力をかけない限り切れない。 包丁とか腕の毛を剃って研げてるか確認する? 刃が鈍くても毛が薄いと剃れる。 切るというより皮膚と刃先に挟まった毛が摩擦で擦り切れる感じだけど。 刃物に親しんでないと本レザーは敷居が高いかも。 ガード付きは別物。 替刃は…何か嫌いなんだよな。 フェーザープロフェッショナル替刃とか使った事あるしよく切れて良いけど、高いんだよね。 ケチってDEとかに手を出すと刃が安定しないからキツイのに当たると肌に良くない。 DE替刃をShavetteで使うなら革砥や布砥で整備してからを推奨。 確かに本レザーはラーニングカーブがキツイけど、ランニングコストは低い。 慣れると刃の滑らかさや切れをコントロール出来るし、刃物好きなら満足感が高い。 替刃は研ぐ手間は必要なくて良いけど、コストや手間を考えると両刃で良いという結論に…。 俺は和剃刀とキングの6000番でスタートした。 砥石は剃刀と相性がすごく悪かったけど、最初は鋭く研げなかったから問題なかった。 よーく蒸らすと髭は柔らかくなるから、鈍らでも剃れる。 日本剃刀なら砥石はこういうのでも良い。 亀印 天然合砥石 こっぱミニ 箱入 https://fuchioka.shop-pro.jp/?pid=100195867 天然はヤフオクとかで買うと筋とかで稀に外れがある(彫って対処)。 基本研磨力が低いだけで使えないほどの外れはそう無い。 が、削れんから中砥石で刃が出来てないと無理。 人造ならナニワの超セラミックとか純白が評価高い。 ハズレの石を引いたかなとか疑問の余地が無いのが人造の良さ。 砥石で剃れる刃を作るのは最初は無理だからラッピングフィルムか厚紙と研磨剤で仕上げる。 最後は革砥とか布砥で刃を滑らかにする。 横からでごめん でも砥石の天然と人造のとこはシェービングブラシに通じるとこあるなあ ストレートやってみようかな >>326 趣味なら良いけど…電動シェーバー>一般四枚刃T字>DE>shavette>本レザー >ナイフ>斧>石器って感じで電動最強だよ。 慣れると手間も掛からないし楽だけど、日常生活で刃物使わないなら自己投資としては微妙。 大工、革加工、木工、こういうのをする人なら剃刀は自分で研ぐべきだけどね。 本レザーのヘンケルスとか番号があるじゃない472とか42とか、数字が小さい方が大きい感じ1/2が付くと先が丸いとか判ったけどどの位の種類あんのかわからない手持ちの72と472は472の方が刃の背に刻みが付いてるけど刃の大きさ形はほぼ一緒42は刃の幅が狭い誰かまとめサイトなり解説出来る方いらしたら教えて欲しいっす >>328 https://www.badgerandblade.com/forum/threads/j-a-henckels.547556/ 数字が小さくても小型のものもある。17は大刃だけど。 検索してもヒット無し。 72辺りが通常サイズで17が特大。他は少し小さめと考えて良いのではと思う。スカルプは形状で検討をつけて。 >>328 ヘンケルスは文句なしに良いけど多少高いように思える。これから更に上がるんだろうけど。 個人的には谷藤福太郎が狙い目なきがする。国産のレザーも錆びるけど物は良い。お気に入りは…泰平とか林ダイヤモンド、FM、星トンボ。 替刃式で首筋をさっくりいってしまった ストレートで血が出るのは何年ぶりだろう やっちまったなぁ、油断すると切るねだから安全カミソリがあるんだろうけど parker capeっていうビンテージストレートレーザーはmade in japan ってあるけど、インドのparkerとは違うものなんですか? 詳しい方がいらっしゃると想い質問させていただきました。 >>335 詳しくないけど、日本はストレート生産が盛んだったから、インドで作るより日本で作って日本で売るほうが問題が発生しにくかったんだと思うよ。 capeというと https://seiyoukamisoridaizen.blog.ss-blog.jp/2015-06-23-2 鋼材はスエーデンとかシルバースチール?OEMは珍しくなかったから同じ名前の物が複数の会社から販売されてるとか普通にある。なおインド産のカミソリは見たこと無い気がするな。Bengalとかインドっぽいけどshefieldだし。 >>335 詳しくないけど、日本はストレート生産が盛んだったから、インドで作るより日本で作って日本で売るほうが問題が発生しにくかったんだと思うよ。 capeというと https://seiyoukamisoridaizen.blog.ss-blog.jp/2015-06-23-2 鋼材はスエーデンとかシルバースチール?OEMは珍しくなかったから同じ名前の物が複数の会社から販売されてるとか普通にある。なおインド産のカミソリは見たこと無い気がするな。Bengalとかインドっぽいけどshefieldだし。 >>336 レスありがとうございます。 インドのPARKERというのは、shavetteのSRXなどを作っている会社の事でした。 ストレートの古い日本製は別の会社のようですね。 替刃式はParkerSRXとフェザーアーティストクラブだけあればいい >>338 良く知らんのに返信してすまんかった。俺もParkerはインドの会社の日本支店だと思ってた。 Parker Shaving is a family-owned Indian company established in 1973 by Jagdish Grover and managed by the same family for 47 years. https://www.razorus.com/parker-razors 年代的にはストレート扱っていても変では無いけど、最近まで大きな商売はやってなかったよう。 ヘンケルスのカミソリ刃物鋼のフリオドールって組成調べてもヒットしないね、どなたかご存知? 知りたいのは炭素量や硬度なんですが。 研いでるとそんなに硬くない、しかし刃持ちも悪く無い、剃り味はヌメーってしてるけどちゃんと剃れてる不思議な鋼材。そして経年劣化が殆ど無い素晴らしさ 「Half DE Shavetteはストレートに使うためのものじゃない両刃替刃を半分に折って使うから、 替刃の両端が尖っていて、そこがストレートとして使うと痛い」とよく聞くが、本当なのだろうか 自己レス、フリオデュアって読むんね、いい加減なページ読むから間違えるんだな反省。 鋼材名でなく熱処理のやり方だった、特殊処理後マイマス70℃で処理する方法の事とヘンケルスのページに書いてあった >>342 両刃替刃ホルダーの話で悪いが、ポピュラーや33Cにあるような、 それを止めるでっぱりがないオープンコームホルダーだと、 替刃の刃の両端をうっかり突き刺してしまうことは最初の頃よくあった。 アーティストクラブの替刃だと突き刺さらないように丸めてある。 ゴールデンダラー(買ったが使う勇気がない)の初期状態でも同様。 >>341 最後の世代は品質低下したそうだから変更があったのかも。 ただfriodurの歴史は結構古いというか、スレンレスレザーとしては最古参だから440cの様な古い鋼材かなと思う。成分分析した人は知らない。 friodurより前の世代も普通によく切れる。 現在は炭素鋼オンリーで生産再開してると聞くよ。 >>346 情報サンクス参考になりました。フリオデュアの発明?が第二次大戦前頃という事らしいのでそれより前って事は凄いですねフリオデュアがサブゼロの先祖っぽいですし、後年クリオデュアってもっと低温処理があり現在の包丁等で使われていると書いてありました。 最近のレザーも非常に興味ありますね探して見たいと思います。 ゾーリンゲンの他や鋼のレザーの研ぎの方が気合入れてるのですがヘンケルスのフリオデュアが一番肌に優しいので気に入ってます。 http://www.thuringianhones.de/epages/80014041.mobile/en_US/?ObjectPath=/Shops/80014041/Categories/Category2/Zwilling_JA_Henckels&Locale=en_US The company was also one of the first to produce cutlery on a larger scale from stainless steel - Inox. In 1939, the development of a special hardening process for just this stainless steel, the so-called ice hardening, whose name is still known today under the well-known term „Friodur";, was a pioneering step in this direction. https://knifesteelnerds.com/2018/07/16/first-stainless-steel-for-knives/ Development of other Early Stainless Steelsのセクションに440系の開発時期がある。440aと同じ構成が1935年の論文で出てて、1940年に440cとほぼ同等品の特許申請アメリカ。440cの名前は1944年から。 この時期ドイツは工業中心の国でsoligenは製鋼で有名だった。当然鋼材研究も盛んだったから最初期は440Aの派生かもと思うが、調達の関係で440cの様なメジャーな鋼材に何処かに切り換わっている筈。soligenでの製鉄も船窓で設備が破壊された筈だし。 本格的に生産再開されて剃刀が量産されたのは1950年代付近と思うからその時により良い鋼材が有れば切り替えてるかも。 >>348 おお、素晴らしいリンクサンクスです。 HRC56~57なんですね、柔らかくて砥ぎ易く刃こぼれしづらいなんですね納得です。 経年劣化が殆ど無いのが素晴らしいですね。 最近やっとそれなりに研げるようになってきたのですが、皆さん研ぐのはどの位の頻度なのでしょう? 昔の床屋さんは数人に使って毎日軽く研いでいたのでしょうか? どなたか、ご教示いただければ助かります。 >>350 沢山持ってるから良くわからない。鋼によっても違うし、刃の付け方でも違う。 一番大きいのは革砥の使い方かな。西洋剃刀のホロウグラインドだと半年とか数年なんて話も聞くし、岩崎なんかも似たようなスパン持つ筈。 剃刀の中には革砥(研磨剤付き)で研がれ過ぎて砥石に当てても刃先が当たらない物も偶に有る。それでも普通に剃れる。 >>351 ご教示いただき、ありがとうございました。 革砥の事も気になっていたので、少しわかってきた感じです。 今まで模索していたのでとても参考になります。 普段はshavetteを使っているのですが、まだ、研ぎは両刃カミソリには及ばないです。 地道にがんばります。 馬鹿肌だから、フェザーアーティストクラブのSSとSRの違いがよく分からん 替刃の差はビンビン感じるんだが SSしか使ったことはないが、刃先だけ当ててるなら替刃の違いしかわからないのではなないかな。 SSだとホルダー先端のふくらみをガイドに安全に剃れるけど、SRではそれは無理。 >>356 そうなのか。よく分からないな 前はスーパーブレイドで傷だらけだったのが血も出なくなったし 床屋なんて20代以来行っていないが、確かヒリヒリなんて全然しなかった記憶がある 俺は自分のヒゲを剃るのにヒリヒリしないことないなあ >>358 今日はあえて床屋で剃ってもらった。 剃りぐあいもほどほどでした。 自分でやるとツルツルをめざして追いこむから肌に負担がかかると思う。 >>359 そうだね、プロは追い込まないもんね 確か一人のお客さんに20分くらいかけてツルッツルに仕上げる床屋さんの動画があったけど、 多分宣伝だよな 俺が行く床屋は2日位ヒゲ伸ばして行くと剃り残しな仕上げ、前日自分で綺麗に剃った後行くと頑張って剃ってくれる。客の好みに合わせてるんかな? でも頑張って剃ってる時は俺が自分でやるより時間かけて上手にやってくれるよ。 多分替刃式ストレートなんだろうけど切れ味も俺の研いだ本レザーより抵抗少なく剃ってるな、、、悔しい プロはアーティストクラブがほとんどだろうね。 安全に負担なく良く剃れると思う。 ストレートの研ぎは、それに追いつくには相当な技術と砥石が必要なんだろうな。 西洋剃刀使ってみたくてヤフオクでスウェーデン製の奴買ってみたけど研ぎとかやったことないや とりあえず人造砥石の8000と青棒と皮砥で研いでみたらいいかな? >>365 理想は12000番らしい 青砥は使わない人もいる >>366 1000番→3000番→8000番の砥石と10000番と15000番のラッピングフィルム使ったらそれなりに剃れるようになった 合ってるのかわからないけどこれでいいや >>367 そのまま30000→60000~80000→90000~100000→200000までやると肌に吸い付くような感じになる けど200000は切れ過ぎるのと1~2回の使用しか維持しないのでほとんど意味が無い >>369 200000なんてあるんだ ダイヤモンドペースト? >>371 アメリカのメーカーだったかな 単価高いけどAmazon辺りでも売ってると思う >>367 というか人力で工場製造の替刃に勝てるほどはシャープに出来ないので 頑張ってもそれなりと感じるはず >>375 本レザーの方が鋼材は上等だし、使う研磨剤も上等。仕上げは替刃も本レザーも革砥。 替刃より鋭く仕上げても使い難いだけだけどね。ただ日本剃刀の場合は角度的に新しい物は鈍いね。 今は替刃式専門だけど、結局日本剃刀はとうとう一度もまともに髭が剃れないまま売ってしまったよ…… >>377 普段から研ぎ慣れていればそこまででは無いけど鎬が軟鉄だからね。鎬は砥石に当てない気持ちで研がないと刃が丸くなる。 YouTubeでは鉋研ぎで日本剃刀研いでるのを見るけど、アレは添手が難しい。ナイフ研ぎのほうが個人的にはまだましと思う。 所で大工さんの研ぎは不思議に思うことが多い。砥石に当てないで泥で研いでるよね?荒砥で肉抜きをしていると自然と刃先が研げていくあの現象使って研いでる。でも効率悪いし仕上げ砥石はあのやり方で使えるのだろうか?剃刀でも同じ事する時はあるけど、石も選ぶし鎬を強く当てたら寿命縮んじゃうよ。 最終的な刃を付ける時は力をなるべくかけないようにして砥石の上で緩くこする程度で研ぐのが良い結果出やすいね、大工さんも研いで最終的にはカエリが自然に消えてる研ぎ方が1番切れて長持ちする刃が出来るって言ってたな。 そうなると結構時間かかるし荒砥から中砥そして合わせ砥まできれいに平面出て同じ角度で研げないと難しい。 普段shavette使いですが、このスレに影響されて眠っていたストレートを研ぎなおしてみました。 8000番の日本製砥石と革砥でなんとかなりました。が、shark の切れ味を確認したのと自分の研ぎの甘さを実感しました。研ぎはまだまだ修行が必要なようです。今回の情報はとても参考になりました。 >>380 手軽に安くっていうと、10000番と15000番のラッピングフィルムってフィルムがいいらしい 一般的な砥石は12000番までだからね ラッピングフィルムを平らなとこに置いて砥ぐらしい。水はあってもなくてもいい read.cgi ver 07.5.5 2024/06/08 Walang Kapalit ★ | Donguri System Team 5ちゃんねる