朱文金©2ch.net
東京の養殖業者、秋山吉五郎氏(初代)の手で明治時代に作られた日本産の品種。
緋鮒×三色出目金の交雑から取捨選択を重ね、完成。
色は青を基調とし赤や黒も入り、鮒型で長い鰭を持つ体は全長50cm以上に大型化する。
その色合いや風貌は、池で飼育しても錦鯉に引けを取らない。
このように、美しさと野趣を兼ね備えた朱文金の魅力を存分に語ろう。 ・作者
東京の養殖業者、秋山吉五郎氏(初代)が最初に手がけた。
他に、同じ東京の養殖業者である佐々木氏や堀口氏も後に別系統で手がけた。
基本は緋鮒×三色出目金であるが、和金×三色出目金の組み合わせで立てた系統も。
傾向的には、前者のほうが容姿や行動形態も鮒に近くなる。
(体が締まっていて動きが早い・水槽飼育の場合など雄は外へ飛び出しやすい・等)
また、佐々木氏は途中出現した出目性個体を『柳出目金』として固定した。 ・特徴
緋鮒×三色出目金の交雑が土台となっているので、両者の特徴を併せ持つ。
目の形状・鰭の枚数・体型・等は鮒、鰭の長さ・体色は三色出目金が基準。
つまり、『平眼+吹流し尾+雑色の鮒』である。
(『雑色の鰭長鮒』と言ってしまえばそれまでだがw)
もちろん遺伝的には逆の特徴を持つ個体も出現するが、
基準から外れる個体は良しとされず選別段階で外される。
体色は、頭に赤色+体に鮮明な青(浅葱)色を基準として適度に墨(黒)が理想。
(色が入らない部分は、白や銀)
墨については、時代で好適とされる入り具合が異なっている。
かつては墨がやや多めに入り重厚感のある色合いが好まれたが、
現在は墨がやや少なめで軽い色合いが好まれる傾向。
他にも、一部の色だけが入った個体も少数だが流通している。
赤白のみの『桜朱文金』・墨のみの『烏朱文金』・青のみの個体・等。
銀(普通)鱗の比率が高い個体を『金剛朱文金』と称して販売していた例もある。 ・亜種
かつて、日本で作られた朱文金は海外へ輸出された。
中でも英国へ輸出されたものは、後に現地で他の品種(出目蝶尾)と交雑が行なわれた。
その交雑種を取捨選択して作られたものが『ブリストル朱文金』である。
(余談だが、日本の朱文金は現地で『コメット朱文金』と呼ばれている)
『ブリストル(Bristol)』は英国の一都市で、同種が作られた場所?
朱文金とブリストル朱文金の相違点を数点ほど:
体高が少し高い(出目蝶尾の影響?)
鰭の先端が丸みを帯びている(これも出目蝶尾の影響?)
低温に強く、高温で色とびしやすい(現地の気候に慣れた結果?)
退色しやすい(上記両方の影響?)
他に『ロンドン朱文金』と称される品種も存在するが、
これは単に鰭が鮒方向へ先祖がえりした朱文金。
果たして、品種として扱われるべきかどうか…?
(朱文金からも普通に出現するが、日本では認められていない)
ブリストルと違い、ロンドンでは思った事を理想の形にするのが難しいようである。 ・朱文金と鉄魚
雑色性同士の交雑では、当然ながら完全に普通鱗の個体も出現する。
これは『鉄魚』と称され、見た目は鰭の長い鮒(鰭長鮒)そのもの。
基本的には鮒と同じ色だが、中には退色して朱色になる個体も。
以前は流通しない品種だったが、現在では少数だが出回っている。
なお、東北地方に生息する野生の鉄魚との関連性は定かでない。
鉄魚に関しては専用のスレッドもあるので、そちらも見ることをお勧めしたい。 生活費、家賃滞納でお困りの方は
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NPO法人 エスティーエーで検索!! 4つ尾で改良していく方向もありだと思うんだよね。
体長50cm級で4つ尾かつ尻鰭2枚の朱文金が悠々と泳ぐ池…実現してみたいもんだよ。 そうとも言う。
ただ可能ならば、
・体色は赤を完全に排除して青一色(せめて青優勢の白と黒のみ)
・尾鰭は4つ尾
・尻鰭は2枚
・体型は和金準拠でなく鮒準拠の流線型
これで体長50cm級なら格好いいだろうなあと。
今のオーロラは和金系統のもっさり感がある体型…。 尾筒を太くするためにある程度体高は欲しいけどね
朱文金体系で四つ尾は無理がある 兼ね合いが難しいとこなのかな
よく雑誌に掲載されてた初期型?のは比較的鮒に近かった記憶が 出目金スレでちょっとだけ触れた話を。
自分の場合は朱文金×南金やってみたことあったけど、F1で開き尾個体も少し出たなあ。
完全見事な4つ尾とまではいかなかったけど、3つ尾なら数匹。
背鰭も無い個体が数匹ほど。
F2では背鰭無しの4つ尾も出現。
問題は体の寸を詰められなかったことと、やはり青色はが退色してしまうこと。
>>19
青系の色は消えやすいんよね。
以前江戸川から朱文金購入したけど、4歳魚あたりで見事白っぽい色にw うちの羽衣青文は黒が消えて見事な浅葱になったよ
4年目以降にどうなるかは未定...... 朱文金×ナンキンのF1で三つ尾が出たの?
うちでは1匹たりとも出たこと無いな
全て吹流し尾だね
毎年採ってるけど、いまだに無い
ただ開き尾はフナ尾と混泳させると泳ぐスピードが違いすぎて餌食えなくて、成長出来なくて結局死んでる可能性はある
F2では分けて飼育して残してるけど、分離の法則に反して半数も出ないよね開き尾 >>21
あの空色が維持できたら最高なんだけどね…。
水質や飼育環境の明るさで調節が一般的。
遺伝的に解決するのがもちろん最善だけど、これが難しくてね。
経験では、どうしても途中で退色してしまうんよ。
>>22
あれは基本、運次第だからねえ。
朱文金で開き尾の因子を持ってる当たり個体を引くしかないけど、外見では判別が…。
それでも、F2以降では出現の可能性も出てくると思うよ。
実際、自分とこではF2以降で開き尾の出現率がかなり上がったんで。
これも確実性があるとは言えないけど、最初の種親は4つ尾で尻鰭2枚のを選ぶといいかも。 朱文金で開き尾の因子を持ってる当たり個体なんかいる???
コメットの開き尾は池袋西武で1匹だけ見たことあるけど >>24
自分でも試す前はまさか開き尾が出るとは思ってなくてね。
多分F1は全部吹き流し尾になると思ってたんよ。
開き尾の因子は、元々の交配元である三色出目金由来のが運良く入っていたのかも。
開き尾の朱文金は、某ネットショップで1点ものとして売り出されていた画像を1度だけ見たことが。
コメットの3つ尾は、地元の店で直接見たことが1回。 作出当時の遺伝子なんか残ってないけど、いくらでも突然変異するからね金魚は
本にも写真あるよ、四つの朱文金
かつて話題になった桜天女は三つ尾コメットが元だもんね 桜天女て初めて聞いたけど、どんなの?
画像あったら見てみたい ↑検索してみた?
桜天女って、いい写真ないよね
http://petippai.com/goldfish/catalog/099.html
何でこの写真? 本にもこの写真が出てるし
もっとちゃんと撮れば良いのに
何度か入荷もしてたみたいだけど、この程度
固定出来なかったのか、売れなかったのか???
消えたね
http://aucview.aucfan.com/yahoo/h173768358/ >>28
何気にちょっと肉瘤出てる?
色合いは、桜錦に代表される透明系の更紗なのね。 言われて思い出した<川原金魚の天女
あれオーロラ派生だったっけ ミューズ三兄弟みたいなのがいるんじゃない
モザイク透明鱗はいろいろ出るから てことは透明性の黄色か白色?
肉瘤が出てるのは納得。
土佐金×東錦だけに。 庄内は作る過程で獅子頭掛け合わせたって話を見たことが まあ例えば琉金同士からでも出るっちゃ出るね。
いくつもの因子が合わないと出にくい気がするけど。 いくつもの因子ってどんな因子?
肉瘤因子なんかあるの? あるように思えてる。
あまり優性ではないような。
覆い隠す性質の遺伝子が何かありそう。
東錦×蘭鋳で江戸錦を作る時も肉瘤で苦労したという話があるし。 掛け戻しすると、今度は体色の問題があったのかもね。
例えば蘭鋳や獅子頭を使うと、形は良くなりやすいものの今度は青や黒がとびやすくなったりと。 浅葱を出すには黒が重要だからね
最近朱文金も浅葱がきれいな個体が増えたよね
つい欲しくなってしまう >>46
杭田さんとこの墨朱文とはなつかしいなあ。
その性質ならやり方次第でほぼ墨一色が出来るのかも。
ただ下地に赤は入りやすいと思うけど。
>>47
青が強いのいいよね。
同時に赤を外して退色封じも重要なのだけど、中々うまいこといかない…。 墨朱文って普通鱗じゃないの?
黒も赤もない浅葱だけの青錦ならいるけど
もっと青くなれば良いけど、黒まで抜くと浅葱は弱まるね >墨朱文って普通鱗じゃないの?
試しに、その個体を普通鱗性個体と掛け合わせてF1とってみると分かるんじゃないかな。
透明鱗系の青色は、正体が黒色素なんよね。
だから、墨を無くすと同時に弱まりやすいのかも。
ところで青錦って品種名?だけど、熊本では江戸錦の青一色個体をそう称して売ってるのを見たことあるよ。 そうでもない
っつーか墨とか言われる黒はむしろ透明鱗に乗ってるような気がする 普通鱗だと、墨系の黒にはならないと思うよ。経験上。
普通鱗の黒と言われるのはいわゆる鉄錆(いわゆる鮒色)系で、飼育環境いかんで色を暗くできたりも。 虹色素胞がない透明鱗の黒が墨だと言われてる
黒出目の黒は艶消しの黒なんだよね、粉吹いているみたい
朱文金の黒はフナ色由来だから、透明鱗に乗ると黒く見えるんだろう
黒出目の黒を乗せた朱文金を見たい >黒出目の黒を乗せた朱文金
やっぱそれだよねえ。
琉金あたりと比べたら実現の可能性は高そうな気がしてるんだけど、
それでも完全に実現しきった個体を見たことないんだわこれが。
昔はそれらしき個体も出たらしいことが堀口手記に記されてたけど、
価値なしとして全部弾いちゃったとかなんとか。もったいない。 黒出目とかけてもF1は黒系はフナ色しか出ないよね
今年F2とB1を同時に取る予定
何か黒が出るだろうねと期待 >>56
そうなんだよねえ。
特に普通鱗は例外なく。
透明系なら墨の比率が多い個体には期待できるかも。
しかし面白そうだなあ。 網透明鱗xアルビノ
レモンxアルビノ
F1はどっちも見た目同じ... そもそもレモン系(コメット)の作出由来が分からんのよね・・・
どっから立ち上げたのやら? 元々レモンコメットは中国産じゃなかったか?
今は国産が主流だと思うけど 日本オランダやランチュウにレモン系統はいるから、交雑させたか、コメットにも出たんじゃない? レモンコメットって、柳出目金のような出目タイプもいるんだね ちょっと前に墨朱文で盛り上がってたが、
某和金系のブログに大量に墨の濃い朱文アップされてたぞ。
もしかして、ここで盛り上がってた本人かな?
俺は墨朱文金よりも一緒にアップされてた墨の少なめな朱文金のが抜群に良いが。 和金系ブログって鮒尾和金しか知らないけど、あそこはもう金魚辞めてるからな..... >>66
それ
ブログ復活してた あの墨は凄いわw 確認。
見ごたえあるね。
青水飼育っていう環境も大きそう。 俺、洗面器に入った大量の墨朱文金って初めて見たなw
5〜6匹ならまだわかるが
そもそも墨朱文金だけ増やそうとしてもあそこまで墨ゴリゴリのが大量に出ないだろ⁉︎どうなっとんねんw いい資質の金魚だなあ。
烏朱文がわしゃわしゃ泳いでる池とか見ごたえありそう。 うちの朱文金はどんどん真っ黒になってしまったけど、それからどんどん墨が抜けてヒレ以外は赤白になったわ それよくあるんだよなあ<退色
普通鱗の金魚でも退色前の一時期に墨が濃くなることがあるけど、あれと同じ現象? 黒出目金も黒が褪色して赤くなるからな
黒出目も最初はフナ色なのかな?
もし二度褪色するなら、黒は特殊かも 普通鱗の金魚なら最初はみんなフナ色でしょ
鉄尾長のように退色しないでフナ色のまんまっていうのもいるね 茶金は最初アルビノみたいって書いてあるね
日焼けでメラニンが出来るとか..... フナ色から褪色しての黒?
その黒が褪色して赤?
巨大化じゃないけど二段変身か 墨朱文は人気出そうなのに生産されとらんのよな
偶発的に出たのを上手く固定してそこから増やしていくしか 固定とかより朱文金から出るのを偶発的にプレミア付けて販売する方が効率は良いんだろうね しっかりした墨の個体を狙うなら鮒尾和金の人が放出するのを待つのみ。ただあの人今はメインには墨朱文金しか居ないはずだから放出確率は限りなくゼロ。もし放出したとしてもカハ◯での販売となるはずだから高くなる。よってあまり市場には出回らない。 >>88
朱文金に限らず、墨系は中々固定が難しいから困る。
例えば琉金系だと、固定前に血が濃くなって系統消滅・・・ 東錦の場合、墨が多いのは五色東錦として売られてるな 黒出目金がいるのに?
黒和金とか黒コメットも見たことないね
黒オランダも黒じゃないしね
たしかに真っ黒ランチュウは人気あるよね カ◯ラって、前出の鮒尾和金氏もそうだし、長物の豊◯氏、琉金の古◯氏や抗全鮒金他有名愛好家モノを一通り牛耳ってるけど
なんかカラクリがあるのか?
逆に何故他の金魚店は扱わないのかが不思議…
市場に出回るのより愛好家モノの方が良魚の場合も多いし、何より売れるのでは? 普通の金魚屋は愛好家なんか相手にしたくないよ
素人相手にしたっていろいろ面倒くさいだけだし
相手は所詮趣味、なんかあっても責任取らんしな もう輸入できないって聞いたけど
でかくなるから邪魔だね
コイ混ぜないと出来ないのか黒コメは? だね
まあしょせんコイフナの類だったけど
ヒゲがあったりで その後全く聞かないね
廃業したって話は聞いたけど.....
誰か維持してるのかな?
ハイブリッドなのに繁殖したとかしなかったとか 中野養魚場だっけ?<小金錦
ヒゲは無いのもいたみたい。
しかし社長永眠でやめちゃったのかな?