ワムフは販売政策上、重要な車両と考えられる。
ペアとして考えられるのは言うまでもなく 9600 北海道型。珊瑚なき現在、
少なくとも真鍮製のそれは 16番での発売は絶望か。プラにしても既に
北海道型はほぼ市場から消えていると見られる。16番プラ蒸機で再販を3回
やった機種はこれまで皆無で、同型式の販売は少なくとも10年単位を
待たなければなるまい。そのころには鉄道模型市場も様変わりしている
可能性も高く、16番の各蒸機も息絶える可能性も小さくないだろう。
キューロク北海道型、何両かの2軸貨車、原木山積のチキ、そしてワムフ。
いまや 12mm の専売特許と言っても過言ではないであろうこの編成。
その旅情に浸りたい方、決断はお早めに。