そもそも、小麦粉などのコモディティは先物取引で価格変動を無効にできる。
大手食品企業はそれにも関わらず値上げしているのだから、最高益更新を連発できて当然。


例えば、毎月1トンの小麦粉を使う企業は、先物取引市場で1kg価格が100円のときに36トン分のロングポジションを建てておけば、
その後、小麦粉の相場が10倍になろうと100倍になろうと、36カ月は1kg100円相当で小麦粉を買うことができる(小麦粉購入量分を同時に売り決済すれば、差額分の先物取引の利益を得られる)。
限月が来たら、終わりギリギリで全て売り決済し、限月が新しくなったらすぐに再度買い建てれば(手動でロールオーバーすれば)、何年分でもヘッジ可能。

資金が必要なので零細企業には厳しいが(強制ロスカットされないようにレバレッジ1倍が基本なので、巨額の資金が必要)、大手企業はやっていて当然。