http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/131004/wor13100420300019-n1.html

軽油に金属片にカエルの死骸。食品への異物混入騒動が次々と起き、食中毒も続発している。
深刻化する食品汚染は、実は日本にも影響を及ぼしているというから穏やかではない。
知られざる韓国毒食品の実態とは−。

ソウル市内などの4つの高校で集団食中毒が発生。安東農協キムチ工場で生産されたキムチなどが
ノロウイルスに汚染されており、出荷された751トンに回収命令が出た。

今年3月には、飲食店で提供された焼酎「チャミスル」から軽油成分が検出され、6〜7月に
実施された飲食店や大型スーパーの食品検査では、冷麺などの食品が大腸菌に汚染されていた
ことが発覚。在韓日本大使館が、ホームページで「食中毒に注意」と異例の注意喚起を行う事態となった。
ほかにも、大手食品の粉ミルクからカエルの死骸が見つかったり、鍋料理などで使われる乾燥麺
から金属片(0・4ミリ)が発見されたり。食の不安が収まらない。

厚生労働省が公表する「輸入届出における代表的な食品衛生法違反事例」をもとに、韓国輸入食品のうち、
禁止されている農薬や食品添加物、病原体に汚染されていたケースをまとめたのが表だ。

大腸菌や麻痺性貝毒は読んで字のごとくだが、「乾燥ワカメ」に多量残存していた二酸化硫黄も毒性が高い。
食糧問題研究家の小倉正行氏は「食料品の見た目をきれいにするために使われる漂白剤に含まれる物質。
基準値を超えて摂取すると、気管支の障害やアレルギー性の異常過敏反応などを引き起こす危険性がある」
と説明する。
「生鮮きゅうり」から検出されたジクロルボスは有機リン系の殺虫剤で「摂取すれば、頭痛や下痢、吐き気をもよおし
最悪死に至ることもある」と小倉氏。

「生鮮マッシュルーム」に入っていたシペルメトリン、「生鮮青とうがらし」のエトプロホスも人体に有害な殺虫剤の一種。
「焼き肉のタレ」に大量に残存していたポリソルベートは、過剰摂取すると免疫系などの異常を引き起こす研究報告があり、
「冷凍豚肉」から出たスルファジミジンは国内で使用禁止の合成抗菌剤…。調べるほどに恐ろしくなる。

>>2に続く