前漢の武帝
武帝自身が最盛期を築き上げたと言うよりは、
最盛期に皇帝をやっていた、と言う方が正しい。 この人の人生の最初の方は、やたらと女がしゃしゃり出て来るな。
皇帝になるきっかけからして、
女の意向があれこれ働いているし。 漢の初期頃まで、庶民層にはまだ母系社会の名残が濃く残っていた。
漢の創業者劉邦は庶民出身なので、
漢朝も前期はその母系社会の影響を引きずっていたと言える。 >>5
漢王朝で皇帝の母が強い力を持つのは秦から引き継いでいると思うんだが 武帝の母親の王皇太后って元々は人妻だったんだよな。 武帝は育った環境的には始皇帝と似たところがあるね。 >>9
その後の行動も似てるね。何か心理学的にあるんだろうか ガキのうちに皇帝となって在位期間が長いと言えば、
康熙帝とも共通しているんだな。 >>13
武帝の場合は、呉楚七国の乱をオヤジが処理してくれたので、楽できたな。 当時の16はガキともいえない
康熙帝はリアルでガキだったし 姉の平陽公主と仲がよかったらしいが、他にもいた姉たちとはどうだったんだろう?
南宮公主に林慮公主だっけ? 下の方は旦那が罪を犯したので云々という記録が残ってるね。
異父姉の修成君も武帝が探し出してきたって言うからそれなりに面倒は見てたと思う。
武帝には異母兄姉が沢山いたと思うがそっちとの関係はどうだったのかね。 平陽公主は衛子夫を紹介して、更に衛青と結婚して、
と何かと存在感が突出しているからな。 奴隷出身で卑屈な性格とはいえ衛青のような天才将軍のイケメンマッチョと付き合えるのは羨ましいな。
ただ衛夫人の末路は泣ける。
親父の景帝といい、文帝の血を引いてるとは思えない。
殺すような女を妻にするな、妻にしたなら殺すなと言いたい。 >>13
むしろ乾隆帝の方が近い
雍正帝抜きで、康熙帝から乾隆帝へ受け継がれたみたいな感じかな 陳舜臣も書いているね。間接的にだけど「太陽王」…とかなんとか。大概、王朝や幕府の前半の中間位で出てくる。藤原基経、徳川綱吉、足利義満、玄宗・李隆基… 中国史上最高の名君らしいね
レンタルドラマのDVDのパッケージ裏に書いてあった 度重なる遠征のせいで財政はガタガタだし、
晩年は江充なんて奸臣を寵愛して皇太子を殺すし、
全然名君じゃない。 >>24
最盛期と同時に衰退期なのも玄宗、ルイ14世界に似てるな。 霍光や宣帝がいなかったら亡国の皇帝扱いだっただろうな 東ローマのユスティニアヌスと似てる。
領土は拡大させたけど、国力は衰退させた。 >>26
だいたい名君として名が残っている君主の晩年はそうゆうもんだ!
三国志の曹操・孫権・劉備もそうだった。明の洪武帝も
特に武帝の晩年は孫権・洪武帝と似ている。 前漢の武帝は晩年の失策さえなければ名君と言ってもいいんだけどね >>39
あれは例外中の例外。
武帝とだぶるのは乾隆帝だな。 確かに乾隆も軍事行動をやたらとして自ら十全老人と豪語したけど、晩年は和シンと一緒に呪文唱えてホンダガホンダガホガビダフン!な毎日だったもんなあ…。
武帝も方士を集めて不老不死求めて建物建てるわ、祈祷三昧だわ、その辺はそっくり。 衛青の起用ってマグレ中のマグレだったよな
彼ほど国に尽くした武官の外戚も珍しい 実は文景の貯蓄を浪費し、宣が上手く尻拭いしてくれただけ だよなあ。
「中華最強!」って思い込みにとらわれて際限ない戦争吹っかけて国を傾かせたダメ人間としか思えん 霍光を主人公にした小説が読みたい
塚本は相変わらずゴミだったから他のマトモな作家で >>46
運がよくて武帝自身がろくなもんじゃないのはそうだけど
対匈奴戦争は高祖以来の課題。誰かがやるべきもんだから思い込みも何もない。 大苑を倒したあたりでちょうどよく病死してたらまさに武帝という名にふさわしいいい皇帝だったかもしれない ★前漢の第6代皇帝は? 名古屋大学が出題ミス
2014年3月1日11時06分
名古屋大が2月25日に実施した入学試験(前期日程)の世界史で出題ミスがあった。
解答に諸説ある問題だったため、受験した143人全員に、この設問の配点を加点する。
前漢の第6代皇帝の名前を記述する問題で、名大は正解を「武帝」としていた。
だが、武帝を7代とする教科書もあり、今回の措置を取った。試験後、大手予備校から指摘があった。
名大の担当者は「全体の文脈を読めば(解答は)武帝と分かるが、混乱を避けるための措置」と説明している。
http://www.asahi.com/articles/ASG2X5G7WG2XOIPE02D.html
1.高祖(劉邦、在位紀元前206年 - 紀元前195年)
2.恵帝(劉盈、在位紀元前195年 - 紀元前188年)高祖の子
3.少帝恭(劉恭、在位紀元前188年 - 紀元前184年)恵帝の子
4.少帝弘(劉弘、在位紀元前184年 - 紀元前180年)恵帝の子、少帝恭の弟
5.文帝(劉恒、廟号は太宗、在位紀元前180年 - 紀元前157年)高祖の子、少帝弘の叔父
6.景帝(劉啓、在位紀元前157年 - 紀元前141年)文帝の子
7.武帝(劉徹、廟号は世宗、在位紀元前141年 - 紀元前87年)景帝の子
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%8D%E6%BC%A2 匈奴を倒した衛青と霍去病は有名だけど
南越を征服した路博徳は全然有名じゃないよなあ
初代伏波将軍なのに >>53
漢の歴史として見たら、対匈奴戦争が一番の重大事だったから仕方ないんじゃなかろうか。 匈奴…衛青・霍去病
南越…路博徳・楊僕
大宛…李広利
衛氏朝鮮…荀?・楊僕
がそれぞれ活躍した武将でいいのかな >>52
小帝二人は数えない!
みたいのはもう昔の話なの? 持ち上げられっぷりの割に武帝個人が優秀だ、立派だと思わせてくれるようなエピソードに欠けるように思う >武帝個人が優秀だ、立派だと思わせてくれるようなエピソード
@衛青、霍去病の登用
(李広利のせいでまぐれの疑惑も。ただ、衛青の場合は郎中出身だから充分に審査した可能性あり)
A桑弘用の登用(身分の低い商人出身を登用。弊害も大きいが前漢の経済をもたせる)
B張騫の派遣による西域との交渉成功
C郡県制の確立
D酷吏の登用による皇帝権力の拡大(最後はアレだが)
E儒教の奨励
F後継者の昭帝の母を殺し、外戚の害を減らす。昭帝はそれなりに名君と伝わる
うーん・・・微妙w
優秀・立派というより、果断さで世界を広げたことが認められたって感じ
後、不老不死の薬がないということを証明とか、巫蠱の弊害を知らしめたこととか
結果的な貢献もあるけどw 器が小さく感じちゃうエピソードが目に付くんだよなぁ…
始皇帝みたいな徹底した人間不信タイプでもないから余計に よく例えられるけど、やはりミニ始皇帝かな
ともに多大な国力を受け継ぎ国を伸張させたが、
始皇帝は死去後すぐに国が滅び、滅亡の責任は始皇帝に半分以上帰せられた
武帝は国を傾けたが、後継者は国を滅ぼさず、一度盛り返し、武帝の名誉は守られた
偉業と過失ともに、始皇帝>武帝でプラマイゼロの判定で武帝は始皇帝はある意味同列になったというところか
まあ、始皇帝の偉業は万人が認め、過失はかなり不運な要素があるとも考えられるのに、
武帝の偉業は幸運の可能性が高くて、過失はほぼ自己責任なので、
現代視点では、始皇帝とは同列にはとても思えないね
皇帝政治は同一人物の長期統治が好ましいから、50年以上統治を続けて王朝の象徴になったのが
歴史評価に影響しているって感じ >>62始皇帝も武帝も、優秀な先代の遺産が大きかったと思うわ
秦は孝公、恵文王、昭襄王
漢は高祖、文帝、景帝
などの活躍で国が飛躍し、それぞれ始皇帝・武帝で大きな花が咲いた >>51で半年前に書いたけど、絶頂期にボロが出る前に病死してたら中国史に残る名君と呼ばれてたに違いない >>64晋の武帝も梁の武帝も同タイプの君主だな
漢も晋も梁も武帝は晩節を汚してる スカパーの「賢后 衛子夫」(中国版--水戸黄門)を、
録画して何度も見てしまった。
ストーリーの飛躍が多かったが、後宮の権謀術数は面白かった。
衛子夫可愛い! >>64
今でも世界史の教科書とかだと中国史上屈指の名君扱いなのがなぁ
こいつの姿勢で評価できるのって、衛青・霍去病を抜擢して
積年の宿敵を打ち破ったことくらいで、内政は滅茶苦茶、しまいには
誣告の常習犯を重用して皇太子に反乱起こされる体たらくだったのに 吉川幸次郎先生の『漢の武帝』は名著だったな。
もう手に入らないだろうけど… >>61
せいぜい武王だろ?
皇居にいる陛下を倒すか禅譲してもらわないと帝位にはつけない 泥沼戦争とか皇太子死なせたり無茶もやったけど、最後にちゃんと反省してるから印象は良いというか
長生きしたおかげで得してる ∧,,,∧
(´・ω・`) < 近い将来、欧米で株式市場が破綻すれば、マイト レーヤは直ちに出て来られるでしょう。
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し--J
最初になくなるのは世界の株式市場でしょう。
差し迫る株式市場の暴落は、他の人々が飢えている間にお金を儲けることの結果です。かれらは自分の財産を隠し、犯罪的雰囲気さえも創出しています。
彼らはただ座って待っているだけです。世界を餌にして生きており、何も還元しません。 来るべき株式市場の崩壊は必然的に多くの失業者を出すでしょう。
日本から始まる世界的株式市場の大暴落
ウォールストリートの大暴落(1997年)につながったプロセスが、いま日本におけるプロセスの中に写し出されており、再び株式市場の暴落につながるでしょう。
終いには政府にも支えることができなくなり、どん底に落ちていきます。日本がアメリカ国債の25%を引き出すと世界経済が破綻し、マイト レーヤは出現するでしょう。
マイト レーヤは何百万の人々に話しかけることのできるようなやり方で、まずアメリカに現れるのです。それから日本です。
彼は日本人ではありませんが、日本語で話すでしょう。彼は、非常に物静かなやり方で話します。彼の最初の控えめな態度に混乱してはなりません。
非常に間もなくマイト レーヤを、テレビで見るでしょう。マイト レーヤは毎日テレビに現れ、質問に答えるでしょう。彼は「匿名」で働いております。
マイト レーヤが公に現れるにつれてUFOが、とてつもない数で姿を表すでしょう。
矢追純一 「宇宙人側からの申し入れは、核の利用と戦争をやめ宇宙人の存在を公表しなさい。ロシアという大国の首相がね、2回も言ってるんだからね。」
竹下雅敏 「どうも日本人のレベルの低さというのは、ドイツはUFOテクノロジーを完成させていたのに、日本は戦艦大和で喜んでいたという感じなのです。」 ローマ帝国と漢が戦ったらどっちが勝つか気になる
時代が違うけど前者はトラヤヌス、後者は武帝の治世(お互いの全盛期)
そしてフィールドは大平原と仮定して >>62
秦始皇帝の跡は趙高が国を滅ぼした
前漢武帝の跡は霍光が国を守った
後継問題でいけば優秀な配下に後事を託した前漢武帝の圧倒的勝利
本人無能でも国を存続させるのが一番 >>本人無能でも国を存続させるのが一番
ごもっともなんだが武帝の場合何故かそういうタイプじゃなくて本人が有能タイプかのように語られる事が多いように感じるのがちょっと… ひとりで三職全てを歴するほどの権勢を誇った者は少なくないんですけど、しかしそれでもその権力や官職を子孫へと継がせることは難しいんですね。